上の画像のような「バナースタンド」、皆さんも多く目にしていると思います。
イベントや展示会、店舗での商品・サービスをPRしたりとバナースタンドは様々な場面で活躍しています。
バナースタンドの大きな特徴として収納をコンパクトに行えることであったり
大きく表示を見せることが出来ること、本体は軽く持ち運びが容易なことなどが挙げられます。
しかし、一口に『バナースタンド』と言ってもたくさんの種類がありますので、ここではどのような商品があるのか、どんな特徴があるのか、何を選んだらいいのかを初心者の方にも分かりやすいように説明したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
収納楽々!巻き取り(ロールアップ)式バナースタンド
まず、最近の一番人気、収納が簡単な『巻き取り(ロールアップ)式』をご紹介します。
巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドはその名の通りバナー本体の中に表示面を巻き取ってコンパクトに収納することのできるタイプです。
巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドのメリット
巻取り(ロールアップ)式バナースタンドはコンパクトに収納、持ち運びが容易なことが売りのバナースタンドなので、どの商品にもしっかりとしたケースが付属しています。イベント等で使用する際に非常に重宝します。
また、表示面をほぼ垂直に引き出して使用できるので、ハトメ式等と比べると奥行をとらずスマートに設置することが可能です。
巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドの注意点
スマートな巻き取り(ロールアップ)式バナーですが注意しなければならないこともあります。
まず、収納時の巻取りについてです。
簡単に収納できるとはいっても、真っ直ぐ、左右にぶれないように巻き取らないと表示面の両端がバナー本体の中でしわになってしまう事が考えられます。
一度こうなってしまうとしわを取り除くことは不可能で、次回組み立てた時もしわが目立ち、非常にみっともないです。
続いて衝撃に弱い事です。
バナー本体に強い衝撃が与えられると、内部のバネが外れてしまったりパーツが折れてしまう事があります。こうなってしまうとバナーの巻取り機能が動作せずバナーとしても使用できなくなってしまいます。商品によっては分解できないものもあるので注意が必要です。
また、巻き取り(ロールアップ)式バナーの中には表示面の交換ができない仕様となっているものがあります。表示面を本体にテープでしっかりと貼り付けてしまうものは、弊社でも表示面交換は行えませんので注意してください。
■巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドのおすすめ
【左】i-LooK 90(アイルック90)
弊社製作実績No.1! スクリーンの変更や補修部材のみの購入も可能で、長期使用できます。
【右】バナースタンドLOCK&ROLL 85 巻取り式
巻取り装置のバネ(スプリング)修復ができる優れものです!
取付簡単!ハトメ式バナースタンド
続いて、バナースタンドの中でもポピュラーな『ハトメ式』を説明します。
ハトメ式バナースタンドの本体は骨組みだけで、表示面を別で用意して取り付けます。取り付けは非常に簡単で、表示面の四つ角に付けてある金属の輪『ハトメ』にバナースタンド本体のフックを引っ掛けるだけというシンプルなものなので誰でも簡単に使用することができます!
ハトメ式バナースタンドのメリット
ハトメ式バナースタンドのメリット・利点として、先程の説明にもあったように本体と表示面が別であることが挙げられます。
本体に表示面が組み込まれているタイプのものは、表示面の変更に手間がかかってしまったり、物によっては表示面の変更が一切できないものもあります。
しかし、ハトメ式は表示面さえ用意すればいつでもすぐに付け替えることができるので非常に便利です。
ハトメ式バナースタンドの注意点
それでは、逆にハトメ式バナーのデメリット・注意点はどのようなものが挙げられるでしょうか。
まず、先程メリットとして挙げた本体と表示面が別であることですが、収納する際、本体とは別に表示面の管理も必要になります。
次に表示面を広げた際、他のタイプより広く場所をとってしまう点です。
ハトメ式バナーは本体の骨組みを前方に広げて表示面を取り付けるので、設置場所の幅だけでなく『奥行』まで考えておく必要があります。
■ハトメ式バナースタンドのおすすめ
【左】Xバナースタンド GRANDE W1200×H2000
大型バナーで注目度満点! 使わない時はコンパクトに収納できます。
【右】バナースタンド QSB-Y
脚部分に水タンクが付いており屋外使用OK! もちろん屋内でも活躍します。
表示面をダイナミックに!上下展張式バナースタンド
バナースタンドの上下にレールパーツが付いており、表示面を取り付け支柱をジョイントするだけというシンプルな構造のものを『上下展張式』と言います。
設置にもそこまで手間はかかりませんし、女性でも簡単に扱えます。
上下展張式バナースタンドのメリット
上下展張式バナースタンドの一番の売りは表示面だけを大きく見せることができる点です。
バナー上下のバーは表から見た際に目立ちにくいデザインのものが多く、正面から見たとき、上から下まで大きく表示面を魅せることができます。
また、上下展張式のバナースタンドは非常に軽く、細かくパーツを分けて収納することができるため持ち運びがとても楽です。
本体は軽く、設置も簡単ということから女性に非常に人気のバナーとなっています。
上下展張式バナースタンドの注意点
パーツ数が多いため、組み立ては簡単とはいえ管理をしっかりしておく必要があります。
また、ハトメ式バナースタンドと同様に表示面を取り外しての保管になりますが、ハトメ式と違い、表示面の上下にバーが付いた状態なので、梱包時に誤って表面をキズ付けてしまわないよう注意が必要です。
また、ハトメ式ほどではないですがそれなりに奥行を取りますので、設置場所を確認してから置くようにしてください。
■上下展張式バナースタンドのおすすめ
【左】I-BannerII920
定番! とにかく迷ったらコレ! 吊下げ金具付きでタペストリーとしても使えます。
【右】ブルーバナーDS90(ストレート両面タイプ)
パーテーションにも使用できる両面タイプ。スペースの有効活用に!
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では各種バナースタンドの良い所・注意する所をお伝えしました。
ハトメ式バナースタンドは、バナースタンドの中でもポピュラーな形で、表示面の取り付けや交換が非常に簡単です。本体と表示面を別に保管する必要があること、設置の際は他のタイプより「奥行」を多くとることに注意してください。
巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドは、コンパクトに収納ができて持ち運びが容易なことが一番のメリットです。また、表示面を上に引き出して設置するので、奥行きを取らずスマートに設置できます。修理や表示面の交換ができない仕様のものもあるため、取扱いは丁寧に行うようにしましょう。
上下展張式のバナースタンドは、上下のバーや脚の部分が目立ちにくく、表示面だけを大きく見せることができる点がポイントです。また非常に軽く、細かくパーツを分けて収納することができるため持ち運びがとても楽です。つまり、パーツ数が多くなりますので、管理をしっかりしておきましょう。
使用用途や場所の条件などによって必要になるバナースタンドは変わってきます。自分は何を重視してバナースタンドを選べばよいか、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
次の記事では、それぞれのバナースタンドに適した使用シーンについて紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください。