看板通販サイト『サインシティ』です。
今回は看板業界では珍しい保証プログラムのご案内をさせて頂きます。
現状の看板業界において一般的な平面の看板としては、業務用の大型インクジェットプリンターでインクジェットメディアにプリントをし、その出力物に対してオーバーラミネートフィルムを施し、出来上がったグラフィックフィルムをアルミ複合板等に貼り付けることで提供しています。
この工程の段階で製作をする会社によって、使用プリンタ(メーカー:インク)、使用材料(メーカー:グレード(耐候性):インクジェットメディア、ラミネートフィルム)に違いが生じます。
さらに、成果物の製作方法、製造工程の違いもあるため、品質の管理体制も異なることになります。つまり、見た目には同じ看板に見えたとしても、内容は同一の条件ではないために単純な比較対象にはなり得ないということです。
また、看板は設置場所、設置条件なども千差万別のために、実際に不具合が生じた際も材料の品質不良なのか、製造工程での原因なのか、設置条件の問題なのかを究明することが非常に難しいのが現実です。
画期的な保証プログラム
看板も「永久的」、「一生もの」の商品ではありません。
お客様が必要とされる耐用年数、製品仕様、施工場所などの条件に応じて、保証対象となる製品が変わってきます。
前述の通り、
長期耐候性やメディア特性、プリンタ特性を活かしたグラフィックスの実現には、フィルムやインクだけでなく、加工技術も重要な要素となります。そのため、3Mが求める品質管理体制を持った加工店の方々に、3M™ MCS™ 保証プログラム認定店としてご協力を頂く制度を設けています。
というかたちで、前述の製造工程、品質管理体制を含む加工技術においても、3M社の厳格な審査の上で認定店となることが可能となるために、万が一問題が起こった際にも不明な要因を一つ減らすことに繋がるのではないでしょうか。
リスクを減らすための仕組み
ではなぜ、この仕組みが必要なのでしょうか?
一言で表すならば「リスクの軽減」です。
材料販売をしているサインシティでは3M社以外のメーカーの材料も販売をしています。
当然ながら他メーカーの商材でも信頼のおける良い商品はいくつもあります。
但し、【3M™ MCS™ 保証プログラム】のようにプリンタ、インク、フィルム、加工技術の条件を基にして出力加工品の耐用年数を保証するプログラムは他にはありません。
あくまで材料としての耐候年数の目安となっています。
つまり、未来において何事もなければ
【3M™ MCS™ 保証プログラム】
を選択する必要もありませんし、
希望の耐用年数まで出力物が維持できない場合でも仕方がないと納得できるのであれば必要はないと思います。
ただ、保険と同じような考え方が分かり易いかと思いますが、
「何かあったら? 万が一!」
という不安要素を取り除き、
安心を得る意味では良い仕組みではないかと考えます。
看板の金額とは?
看板には様々な種類がありますが、看板本体(製作物)だけでは完結せず、どこかに取り付ける場合が大半です。
その場合は看板本体(製作物)の金額だけではなく、取付け費用が必要となります。
又、高所に設置する場合には足場、高所作業車等の費用が別途必要となります。その他にも状況によっては、道路使用許可の申請、警備員の配置等の費用も必要になることが想定されます。
つまり、看板は看板本体(製作物)以外の費用が諸々必要となるために、看板本体の金額を少々コストダウンしたとしても、グラフィックが本来求めていた耐用年数まで維持できなくなった場合には、結果的に高い買い物になってしまう恐れがあるということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
【3M™ MCS™ 保証プログラム】
は画期的な仕組みであり、出力加工品の耐用年数を保証するプログラムです。
万が一の事態に備えて安心を得るための保険的な活用をおすすめします。