カッティングシートを通販で買うときは、色の前に「屋外の看板か、車か、窓か、室内か」を決めてください。見た目が同じ色でも、屋外用と屋内用では持ちが違います。
この記事は、文字を切って貼るシートを買う人向けです。貼り方の手順は書きません。商品はカッティングシートの一覧です。

先に選ぶ分類
| 貼る場所 | 一覧で開く分類 | 取り違えやすいもの |
|---|---|---|
| 屋外の看板、看板の文字 | 屋外用カッティングシート | 屋内用、短期の装飾用 |
| 店の中、イベントの短期 | 屋内用 | 屋外用を買うと、性能は足りても値段が上がることがある |
| 電飾看板の中の文字 | 電飾用 | 普通の屋外用。光の通り方が違う |
| 夜間に光を返す表示 | 反射シート | 蛍光シート。蛍光は自らは光を返さない |
| 車のボディ | 車に使えると書かれた屋外用。カーラッピング用フィルムとは別 | 看板用を、車の曲面全体のラッピングだと思って買う |
| テント、のぼり生地 | テント用シート | 塩ビの看板用。生地に乗らないことがある |
サインシティでは、3M、ダイナカル、中川ケミカル、タックペイント、モウカルなどを用途別に分けています。ロール売りだけでなく、必要な長さの切売り、小型プロッタ向けの幅が狭い規格もあります。貼るためのアプリケーションシート、スキージ、大判のカッターマットも同じ一覧にあります。
「カッティングシート」は、装飾用シートメーカー中川ケミカルの商品名です。同じように切って貼るシート全体を、現場ではその名前で呼ぶことが多いです。発注書には、呼び方ではなく品番を書いてください。

看板屋が注文前に見る点
- 色番号。同じ赤でもメーカーが違うと色が違います。リピートの仕事は、前回の品番を残す。
- 幅。920mm前後の幅と、それより狭い幅では、取れる文字の大きさが変わります。大きい文字を一文字で切りたいときは、幅が足りるか先に見ます。
- 屋外で何年貼るか。商品の耐候の記載を、現場の約束より短いもので見ない。
- 下地。アルミ複合板、ガラス、塗装面、テント生地では、選ぶシートが変わります。
- 光沢か、マットか。同じ色番号でも、ツヤの違いで看板の印象が変わります。
ホームセンターに無い色を探すときの話は、色と種類の通販の記事にもあります。車に貼る手順は車への貼り方、看板用とカーラッピングフィルムの違いは違いの記事を見てください。
窓に貼る場合
文字を切って貼るだけなら屋外用やウィンドウ用を見ます。写真を窓いっぱいに出すなら、カッティングシートではなく印刷のウィンドウサインです。目隠しと店名を1枚のシートに詰め込むと、店名が読めなくなることがあります。
外から貼るか、室内から貼るかで、文字の左右が反転します。内貼りで外から読ませる文字は、データの時点で反転が要ります。切ってから気づくと、シートを無駄にします。
切売りとロール
現場で一色だけ足すなら、切売り対応の商品から長さを指定します。同じ色を月に何度も使うなら、ロールの方が単価は下がりやすいです。どちらが得かは、月の使用量で変わります。一覧の「切売り対応商品」から入って、対応かどうかは商品ごとに確認してください。
幅の狭い規格は、小型のプロッタや、小さい文字向きです。看板の大きい一文字には、幅が足りないことがあります。機械の送る幅と、シートの幅を揃えてください。
発注メモの例
次の5行が揃うと、色と用途の取り違えが減ります。
- 貼る場所。屋外の看板、車、窓の外、窓の内、テントのどれか。
- 品番。無ければメーカー名と色の名前。画面のスクリーンショットだけは、色がずれます。
- 幅と長さ。切売りならメートル数。ロールなら本数。
- 下地。アルミ複合板、ガラス、塗装面、テント生地。
- リピートなら、前回の注文日か品番。
「赤いシートを1本」だけだと、屋外用か屋内用か、どの赤かが決まりません。届いてから貼れない、が起きやすい頼み方です。
よくある質問
1mだけ買えますか
切売り対応の商品なら、ロールを買わずに長さを指定できます。対応かどうかは商品ごとに違います。一覧の「切売り対応商品」から入ってください。
自分で切れますか
カッターでも切れます。同じ文字を何枚も切る、小さい文字を揃える、という仕事はプロッタ向きです。データ入稿でのカット外注は、カッティングシート加工の外注の案内があります。
ダイノックシートと同じ棚ですか
違います。ダイノックやリアテックは化粧シートです。看板の文字を切る用途は、カッティングシートの屋外用から選んでください。比較はダイノックとカッティングシートの記事にあります。
屋外用を室内に使ってはいけませんか
使えなくなる、という意味ではありません。屋外用は外の条件に合わせて作られているので、室内の短期なら性能は余ります。その分、値段が上がることがあります。室内のイベントだけなら、屋内用から見た方が無駄が少ないです。


