より色鮮やかに!マーキングフィルムを複数色使った看板の作り方とは!?

より色鮮やかに!マーキングフィルムを複数色使った看板の作り方とは!?

看板通販サイト『サインシティ』です。
今回は、

『マーキングフィルムで看板を作ってもらったら色鮮やかでとても綺麗だった!』
『もっと色々なデザインをマーキングフィルムで作りたいけど出来るのかな?』

とお考えの方へ、
マーキングフィルムを複数色使ってサインを作る方法を紹介したいと思います。
ぜひご覧くださいませ^^

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1.複数色のマーキングフィルムを使って作る
メリットデメリット

マーキングフィルムを使うこと自体のメリットとかぶるところがありますが、印刷と比べて色がくっきり出るため色と色の境目やシートと背景の境目が綺麗に見え、高級感が出ます。

また印刷では出せないような鮮やかな色や金銀などメタリックカラーなどの特殊な色で幅の広い表現が可能です。

ただし使う色数が増えれば増えるほど、
それぞれの合わせる手間や難易度が上がることと、
1色毎の色合いが綺麗なことがメリットなので色が増えすぎてしまうと、そのメリットが薄れてしまうため3色程度に納めておくことを薦めます。

2.非電飾シートを使う場合

板物の看板をマーキングフィルムで製作したいときや壁面に貼りたい場合はシートの裏側が白く、透けないシートを使います。
この場合は構造としてはシンプルに背景の色に1色ずつ重ねて作ります。

施工方法としては

・予めシート同士を貼り合わせたものを用意する方法
・それぞれの色のシートを1色ずつ用意したものを現地で1枚ずつ貼る方法

の2種類があります。

予め貼り合わせたシートを作成する場合、
データによって作り方が何パターンかあります。

例1:背景は無いが文字ごとに色が違う場合

この場合は使用量が一番多い色をベースに他の色を転写します。

この場合、それぞれをリタックを使って転写すると文字の並びが微妙に狂ってしまう可能性が出てきて難易度が高くなってしまうので、予めベースのシートに他の色の文字も刃を入れておき、あえてその文字を抜くことで別の色をそこに当て込み、ぴったりの位置に合わせることができるようになります。

例2:背景1色+文字1色

こちらは位置合わせ用の枠に刃を入れるところまでは通常通りで、色事にそれぞれ用意します。

次に一番下のシート以外は予め枠の位置でシートをカットします。
そして一番下のシートの枠に合わせて並べます。

全て並べ終わったらずれないようにマスキングテープなどで仮止めをした後にリタックをかけます。

リタックをかけたら普通の切り文字を作る時と同じように枠をカットします。

この段階で上に重ねたシートの部分を裏返してから離型紙を剥がし、
一緒に転写されている仮止め用のマスキングなども剥がした後、下のシートに貼り付けます。

この時一度シート同士がつくと取り返しが付かなくなるので慎重に戻します。

一枚ずつ貼る場合、1色のシートと同じような方法で製作し、施工します。
一枚ずつ貼るので水貼りで施工する場合は重ねが有る箇所はその度に乾かす必要があります。
こちらのメリットとしては、一枚一枚貼るのでシートの厚みが均一なので力の入れ加減による貼りの難易度が低いこと、全て水貼りができるので、ドライ貼りで貼らざるを得ない予め貼り合わせておく方法より綺麗に仕上げやすいです。

3.電飾シートを使う場合

窓に貼りたい、
電飾看板に貼りたい、
透明なアクリルプレートに貼りたい
と言った場合は電飾用の両面同じ色で透明のりのマーキングフィルムを選びます。

この場合、非電飾のシートと同じように重ねてしまうと、下の色を拾ってしまう上に二枚重なることで光を透過しにくくなるので表側も裏側も暗くなってしまいます。

そうならないように背景側のシートを上にはるシートに合わせて切り抜いてから合わせる必要があります。

ここで重要なのが、
全く重ならないぴったりサイズのデータで作ると薄ら隙間ができてしまい光が漏れてくるのが目立ったり、経年劣化で隙間がどんどん大きくなる可能性が出てきます。

そのため重ねない方がいいとは言えども数ミリ重なる部分はどうしても必要になるのである程度重ねができるようにデータを作ります。
何ミリ重なる部分を作るかと言った細かい数字はシートや文字の大きさで変わってくるので断言できないのですが、おおよそ1〜5mm程度が目安になります。

また重ねを考慮したデータを作るときに気をつけたいのが、背景のシートの文字抜きはサイズそのままでカットし、上から重ねる文字のシートは重ねたい幅分太らせたデータを作り、カットしましょう。

先ほど書いた通り重なった部分は黒っぽくなってしまうため逆に背景の文字抜きを調整して貼るとその分文字が小さく見えてしまうため、特別な事情が無い限りこの方法になります。

データが出来たら各シートに刃を入れ、カスとりまでできたら貼り合わせていきます。

この場合もシートを予め1枚物にしてしまう方法と現場で1枚ずつ貼る方法があります。
1枚物に予めまとめる場合、基本的にドライ貼りになります。
水貼りをしようとすると乾燥に時間がかかる事、離型紙がふやけてしまうためシートが浮いてしまいがち、シート同士の接地面積が少ないので貼る時に滑る、等の理由からあまりお勧めできないです。

貼り合わせていくとき、ただシートを机に広げて作業をすることもできますが、ここで用意しておくと作業が捗るアイテムがあります。
それがトレース台、これの上に置いて後ろから光を照らしながらシートを貼り合わせると、シート同士を近づけたときに重なる部分が暗くなり、大体の位置が分かるようになります。

これを利用しながら1文字ずつ貼り合わせていきます。
勿論シートを丸ごと転写するのが時間効率がいいのですが、
シートが大きいほど貼る位置の制度がシビアになってしまい、下のシートと上のシートの位置がずれてしまうと重なりがない隙間が出来てしまい、そこだけ光が漏れてしまうと見栄えが悪くなってしまうのでズレがでない様になるべく細かくばらしてから1枚ずつ貼るのが無難です。

逆に現地で貼り合わせる場合はすべて水貼りで合わせる方がお勧めです。
シートをのせてから細かい位置調整もできますし、電飾用のシートはノリムラが目立つのでそれを回避し綺麗に貼る必要がでてくるからです。
2枚以上貼る為に1枚貼ったら乾かしてからリタックをはがして、次を貼っていく為、段取りを組む段階で乾き待ちの時間を考慮して効率よく進めて行きます。

まとめ

今回は2色以上のマーキングフィルムを使ったサインの作り方を紹介しました。
色にこだわりたい方、一風変わった綺麗なサインが欲しい方は検討してみてはいかがでしょうか?
サインシティではデザインから製作までプロが作る事が出来るため、気になった方は是非お問い合わせください!
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サインシティ

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