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展示会ブースデザインの基本|1小間で目立つレイアウト・配色・文字サイズと実例

プレビュー|展示会ブースデザインの基本|1小間で目立つレイアウト・配色・文字サイズと実例

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展示会ブースデザインの基本|1小間で目立つレイアウト・配色・文字サイズと実例

1小間(3m×3m)の展示会ブースデザインの正解例。白・紺・オレンジの3色でバックパネル、バナースタンド、テーブルカバー、椅子カバー、ポスターフレームを統一したIT企業のブースのイメージ

※AIで生成したイメージです。社名は架空のものです。

展示会に1小間で出展すると決まったものの、「3m四方の小さなブースで、どうすれば素通りされないのか」「何を、どこに、どんなデザインで置けばいいのか」と悩む担当者は少なくありません。

1小間のブースデザインには、押さえるべき「正解の型」があります。高さごとに伝える内容を分け、通路側をあけ、色と文字を絞る。これだけで、限られたスペースでも来場者の足を止めるブースになります。

この記事では、1小間のブースデザインの基本を、高さのゾーニング、レイアウト、配色、文字サイズの順に図解で整理し、バックパネルやバナースタンドなどアイテムごとのデザインのポイント、NG例とOK例、業種別のデザイン例まで紹介します。

30秒でわかる結論

1小間の展示会ブースデザインは、「数秒で通り過ぎる来場者に、ひと目で何の会社かを伝える」ことを最優先に、高さ・レイアウト・色・文字を絞り込むのが正解です。

  • 高さで分ける:2m以上に社名・ロゴ、140〜160cmにキャッチコピー1つ、80〜120cmに詳しい情報。
  • 通路側をあける:テーブルは片側に寄せるか斜めに置き、間口の7割以上をあけて来場者が入れるようにします。
  • 色は3色まで:ベース70%・メイン25%・アクセント5%が目安。すべてのアイテムを同じ配色にそろえます。
  • 文字は大きく、少なく:読ませる距離1mにつき文字の高さ8〜10mmが目安。キャッチコピーは短く1つに絞ります。
  • バックパネル・バナースタンド・テーブルカバー・椅子カバーなどを同じデザインで一括製作すると、1小間でも統一感のある「絵になる」ブースになります。

※数値は記事末尾の参考情報にもとづく目安です。小間の大きさや規定は展示会ごとに異なります。

1小間のブースデザインは「数秒で伝わるか」が勝負

1小間は、多くの展示会で間口・奥行きとも約3mのスペースです。展示会業界では「来場者がブースの前を通り過ぎるのは約3秒」とよく言われます。調査データにもとづく数字ではありませんが、計算してみるとおおむね妥当です。人が歩く速さを時速4km(秒速約1.1m)とすると、間口約3mの前を通り過ぎるのにかかる時間は約2.7秒です。

つまり1小間のブースは、3秒足らずで「何の会社で、自分に関係があるか」を伝えられるかどうかで、立ち寄ってもらえるかが決まります。デザインで大切なのは、情報を増やすことではなく、伝えることを絞り込むことです。

高さで伝える内容を分ける3つのゾーン

1小間の展示会ブースで高さごとに伝える内容を分けるゾーニングの図解。2m以上に社名・ロゴ、140〜160cmにキャッチコピー、80〜120cmに詳しい情報

ゾーン(高さ) 役割 入れる情報 主なアイテム
2m以上 通路の先から見つけてもらう 社名・ロゴ、ひと目でわかる業種 バックパネルの上部、バナースタンドの上端、社名板
140〜160cm 歩いている人の目線で足を止める キャッチコピー1つ(誰の・何の悩みを解決するか) バックパネルの中段、バナースタンド、タペストリー
80〜120cm 立ち止まった人に詳しく伝える 製品の特長、価格、導入事例、QRコード テーブルカバーの前面、ポスターフレーム、パンフレット

出典:EventHubの展示会ブースのレイアウトに関する解説などをもとに作成

よくある失敗は、いちばん目立つバックパネルの中央に、細かい説明文を詰め込んでしまうことです。遠くからは社名、目線にはひと言、近くで詳細という順番を守るだけで、ブースの伝わり方は大きく変わります。

1小間の基本レイアウト3つ

1小間(約3m×3m)の展示会ブースの基本レイアウト3つを上から見た図。背面壁型、L字型、斜め配置型

1小間のレイアウトで最も大切なのは、通路側(間口)の7割以上をあけて、来場者がブースに一歩入れる床を残すことです。通路際にテーブルを横一列に並べると、受付のような壁ができ、来場者は入りにくくなります。

  • 背面壁型:背面にバックパネルを置き、テーブルは左右どちらかに寄せます。最も基本的で、どの業種にも使えます。
  • L字型:背面と側面の壁を使って、タペストリーやポスターを配置します。中央を広く空けられるので、製品の実演や試食に向いています。
  • 斜め配置型:テーブルを通路に向けて斜めに置き、スタッフが通路の人と自然に向き合えるようにします。商談につなげたいブースに向いています。

スタッフは通路をふさがないように、ブースの内側で通路に対して斜めに立つのが基本です。段ボールや私物が見えないよう、テーブルカバーの内側などに収納スペースを確保しておきましょう。

配色は3色まで、文字は距離に合わせて大きく

展示会ブースの配色の目安70対25対5と、読ませる距離ごとの文字の高さの目安。1mで8〜10mm、3mで24〜30mm、5mで40〜50mm、10mで80〜100mm

配色:ベース70%・メイン25%・アクセント5%

  • ベース(70%):白や薄いグレーなど、余白になる色です。
  • メイン(25%):ブランドカラー1色です。バックパネル、テーブルカバー、椅子カバーをこの色でそろえます。
  • アクセント(5%):「無料」「新製品」など、目立たせたい部分だけに使います。

色数が増えるほど、ブースは雑多に見えます。また、周りのブースに白や淡い色が多い展示会では、濃い色を選ぶだけで目立ちやすくなります。出展する展示会の過去の写真を見て、周囲とかぶらない色を選ぶのも有効です。

文字:読ませる距離1mにつき8〜10mm

文字の高さは、読ませたい距離1mにつき8〜10mmが目安です。通路から3m離れて読ませたいなら24〜30mm以上、向かいの通路から5mで読ませたいなら40〜50mm以上になります。社名やキャッチコピーはこれよりさらに大きくし、説明文はテーブル上のパンフレットやポスターに任せましょう。キャッチコピーは、7〜15文字程度の短いひと言にすると、歩きながらでも読み取れます。

アイテム別|デザインの正解とサイズ

ゾーニング・配色・文字のルールを、1小間でよく使うアイテムに当てはめると、次のようになります。

アイテム サイズの例(サインシティ) デザインの正解 よくあるNG
バックパネル らくらくバックパネル 3×3:W2265×H2265mm(55,330円〜)/3×4:W3005×H2265mm(70,290円〜) 上部に社名・ロゴを大きく、中段にキャッチコピー1つ、下部は製品写真か余白 全面に説明文、下部はテーブルで隠れて読めない
バナースタンド くるりん2 W850:W870×H2110mm(8,800円〜)/i-LooK 90:W910×H900〜2160mm(26,070円〜) 通路際に置き、上端にロゴ、目線に「無料トライアル」など行動につながるひと言 ブースの奥に置いて隠れる、文字が小さい
テーブルカバー 前掛け・フラット・ボックスの3タイプ、サイズオーダー可 前面中央にロゴと社名。ボックスタイプなら内側に荷物を隠せる 無地の白いクロス、下から段ボールが見える
椅子カバー 簡易タイプ 2,860円〜/スタンダードショート 3,520円〜 メインカラーで統一し、小さくロゴを入れる パイプ椅子がむき出しで生活感が出る
タペストリー オリジナルタペストリー(トロマット)3,410円〜 側面の壁やビームから吊るし、製品写真や特長を1つずつ 何枚も並べて情報が分散する
ポスターフレーム A1(594×841mm)3,575円〜 80〜150cmの高さに、導入事例や比較表など「近くで読む情報」 高すぎる・低すぎる位置に掲示する
のぼり旗 オリジナルのぼり旗(ポール・立て台も販売) 「試食実施中」「デモ実施中」など、今やっていることを短く ブースの配色と違う既製品を使う

※価格はサインシティの商品一覧などの表示価格(税込、2026年10月確認)で、「〜」は仕様による最低価格です。

バックパネルの高さは2265mmなので、高さ2.7m前後の基礎小間の壁にも収まります。バナースタンドのデザイン例はバナースタンド「i-LooK 90」デザイン例、パネルのサイズの考え方は展示パネルの最適なサイズとは?でも紹介しています。

1小間のブースデザインを決める5つの手順

  1. 伝えるひと言を決める:「誰の、どんな悩みを解決するのか」を、7〜15文字程度のキャッチコピーにします。
  2. 高さごとに情報を割り振る:社名・ロゴは2m以上、キャッチコピーは目線、詳しい情報は80〜120cmに配置します。
  3. レイアウトを決める:出展者マニュアルで小間の大きさと壁の有無を確認し、背面壁型・L字型・斜め配置型から選びます。
  4. 配色と書体をそろえる:3色以内の配色と書体を決め、すべてのアイテムで共通にします。
  5. アイテムに落とし込んで一括で製作する:バックパネル、バナースタンド、テーブルカバーなどを同じデザインルールで作ります。防炎の要否も、この段階で確認します。

NG例とOK例を比べてみる

同じ1小間・同じ会社のブースでも、デザインのルールを守るかどうかで印象は大きく変わります。

NG例:色がばらばらで、壁は小さな文字の掲示物だらけ。テーブルが通路際をふさぎ、段ボールも見えています。

1小間の展示会ブースデザインのNG例。色がばらばらで文字が詰め込まれたポスター、通路をふさぐテーブル、見えている段ボール

OK例:3色に絞り、社名は上、キャッチコピーは目線、詳細は近くに。テーブルは片側に寄せて、間口を広くあけています。

1小間の展示会ブースデザインのOK例。白・紺・オレンジの3色で統一し、上部に社名、目線にキャッチコピー、テーブルを片側に寄せて間口をあけたブース

※NG例・OK例とも、AIで生成したイメージです。社名は架空のものです。

チェック項目 NG例 OK例
色 5色以上でばらばら 3色に統一
情報量 壁一面に小さな文字 キャッチコピー1つ+余白
レイアウト テーブルが通路際をふさぐ テーブルを片側に寄せ、間口をあける
明るさ 周りのブースより暗い スポットライトで明るい
生活感 段ボール・私物・むき出しの椅子 テーブルカバーと椅子カバーで隠す

業種別|1小間のブースデザイン例

同じアイテムの組み合わせでも、業種に合わせて色と見せ方を変えると、ブースの印象は大きく変わります。

食品メーカー:試食で足を止める

食品メーカーの1小間展示会ブースのデザイン例。オレンジと黄色で統一したバックパネル、のぼり旗、タペストリー、テーブルカバーで試食を行うブース

オレンジや黄色などの暖色で、シズル感のある写真をバックパネルに大きく使います。のぼり旗で「試食」を知らせ、テーブルは前掛けタイプのカバーで正面にロゴを見せます。中央を空けるL字型のレイアウトにすると、試食の列ができても通路をふさぎにくくなります。

製造業・部品メーカー:数字と実物で技術力を見せる

製造業・部品メーカーの1小間展示会ブースのデザイン例。濃紺と緑で統一し、精度の数字を大きく見せたバックパネルと、部品を展示したテーブル

濃紺に緑のアクセントで、信頼感と技術力を表現します。バックパネルには「±0.005mm」のように、強みを示す数字を大きく入れます。部品の実物はテーブルの上に置き、加工事例はポスターフレームで近くから読める高さに掲示します。

美容・化粧品:余白で世界観をつくる

美容・化粧品ブランドの1小間展示会ブースのデザイン例。淡いピンクと白で統一したバックパネル、左右のタペストリー、テーブルカバーと椅子カバー

淡いピンクと白を中心に、余白を広くとって上品な世界観をつくります。左右の壁にタペストリーを吊るすと、ブース全体がブランドの色に包まれます。テーブルカバーと椅子カバーまで同じ色にそろえるのがポイントです。

※業種別のデザイン例は、AIで生成したイメージです。社名・商品名はすべて架空です。

デザインから製作まで、サインシティにまとめて依頼する

1小間のブースデザインで最も差が出るのは、すべてのアイテムのデザインがそろっているかどうかです。バックパネルは印刷会社、テーブルクロスは別の通販、のぼりはまた別の業者と分けて注文すると、色味やロゴの位置がずれやすくなります。

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1小間のブースアイテムを、統一感のあるデザインで一括製作します

  • デザインから依頼できる:看板デザインに特化した自社デザイナーが、ラフや要望からデザインを作成します(例:テーブルクロスのデータ作成費 5,500円〜)
  • まとめて発注も、単品購入も可能:バックパネルから椅子カバーまで、一括注文をスタッフがサポートします
  • ネット最安販売へ挑戦中:あらゆる看板をネット通販最安値帯でご提供しています
  • データ入稿にも対応:自社でデザインを作る場合も、各アイテムに合わせて製作します

お電話でのご相談

052-265-7603

受付 平日9:00〜17:00

デザインの参考には、看板デザイン集や、配色の考え方をまとめたオリジナルのぼり旗の配色講座もご覧ください。

1小間のブースデザインに関するよくある質問

Q. 1小間の展示会ブースは、どんなデザインにすればいいですか?

A. 来場者が数秒で通り過ぎることを前提に、2m以上に社名・ロゴ、140〜160cmにキャッチコピー1つ、80〜120cmに詳しい情報を配置します。色は3色以内に絞り、すべてのアイテムのデザインをそろえると、1小間でも目立つブースになります。

Q. 1小間のレイアウトはどうすればいいですか?

A. 通路側(間口)の7割以上をあけ、来場者がブースに入れる床を残すのが基本です。背面にバックパネルを置き、テーブルは片側に寄せるか、通路に向けて斜めに置きます。通路際にテーブルを横一列に並べるのは避けましょう。

Q. ブースの配色は何色がいいですか?

A. 3色以内がおすすめです。ベース(白など)70%、メイン(ブランドカラー)25%、アクセント5%が目安です。周りのブースとかぶらない色を選ぶと、さらに目立ちやすくなります。

Q. 展示会ブースの文字の大きさはどのくらい必要ですか?

A. 読ませたい距離1mにつき、文字の高さ8〜10mmが目安です。通路から3mで読ませるなら24〜30mm以上、5mなら40〜50mm以上になります。社名やキャッチコピーはさらに大きくしましょう。

Q. 1小間に必要なアイテムは何ですか?

A. バックパネル、バナースタンド、テーブルカバー、椅子カバーが基本です。壁を使えるならタペストリーやポスターフレーム、実演や試食をするならのぼり旗もあると効果的です。基礎小間に含まれるものは展示会ごとに違うため、出展者マニュアルで確認しましょう。

Q. ブースのデザインを依頼できますか?

A. はい。サインシティでは自社デザイナーがラフや要望からデザインを作成し、バックパネルから椅子カバーまで同じデザインで一括製作できます。デザインデータの入稿にも対応しています。

参考にした情報

※各情報は2026年10月時点で確認したものです。数値はデザインの一般的な目安です。

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