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ガラス面の看板(窓に貼る看板)の種類12例|シール型・すりガラス調・店頭幕の見え方と値段、決まりと頼み方

ガラス面の看板は、ガラスに貼るものと、ガラスの内側や前に掲げるものに分かれます。貼るものは、文字の形に切ってシールのように貼るカッティングシート、写真やロゴを印刷したインクジェットシート、ガラスを曇らせるすりガラス調シート(フォグラスシート)、外から絵が見えて中から外が見える穴あきシートの4つが中心です。たとえば美容室のガラス扉に店名と営業時間を白い文字で入れるならカッティングシート、整体院の窓を腰から目の高さまで目隠しして院名を入れるなら、すりガラス調シートと切り文字の組み合わせになります。貼らないものには、窓の内側に吊るす布のタペストリーやポスター、ガラス戸の前に下げる店頭幕があります。

値段の目安は、1m角の印刷シートが8,800円、1m角以内のすりガラス調シート(内貼り・直線カット)が3,300円です(サインシティ、税込・送料別、2026年10月27日時点)。自分で貼れば材料と送料だけで済み、職人に頼むと施工費33,000円〜と諸経費が加わります。窓の内側に貼るものは大阪市では屋外広告物の許可の対象外ですが、御堂筋などの重点届出区域では景観の届出が要り、3階以上で赤い三角の印がある窓(消防隊が入る窓)はふさがないようにします。CUVIC大阪は、シートの製作だけでも、デザインから全国での貼り付けまでも受けています。

探している看板 名前と値段
シール型の文字
店名・営業時間
カッティングシート(切り文字・文字ステッカー)。1色で幅900×高さ900mm以内なら7,700円が目安
カラーの写真
ガラスいっぱいに
インクジェットシート(印刷したシート)。1m角で8,800円が目安
夜も光らせる
店の明かりで
光をやわらかく通すバックライトシート。1m角で9,900円
目隠ししたい
明るさは残す
すりガラス調シート(フォグラスシート)。内貼り・1m角以内で3,300円、自分で切って貼るなら幅1,010mmで1m 2,200円
外から見えにくく
中から外は見える
細かな穴の空いた穴あきシート(ワンウェイビジョン)
貼らずに掲げる
窓の内側に
吸盤で付ける窓用のポスターホルダー(A3 3,520円〜)、布のタペストリー(3,410円〜)
ガラスの前に
布を下げる
店頭幕(日よけ幕)。オリジナルの防炎ターポリン幕で7,040円〜

※サインシティの表示価格(2026年10月27日確認、税込、送料別)。シートの価格はIllustrator形式の完全データで入稿した場合の目安で、デザインと貼り付けは別です。貼り付けを頼むと、施工費33,000円〜と諸経費5,500円〜(税込)が加わります。

ガラス面の看板の例12点:窓・ガラス扉・ガラスの前

店の前を歩いていて見かけるガラスの看板を、貼り方と置き方で12通りに分けました。「これに近いものを」と番号で伝えてもらえれば、見積もりの話が早く進みます。

カフェの入口のガラス扉の上部に、白い切り文字で店名とロゴマークが貼られ、ガラス越しに明るい店内が見えている様子

1. 店名とロゴを、文字の形に切って貼る

カッティングシート(切り文字)|ガラス扉・ガラスの上の帯

白・黒・金などの1〜2色で、文字の形だけをガラスに残します。文字のすき間から店の中が見えるので、ガラスの明るさを生かせます。

切り文字の看板を相談する ›

美容室のガラス扉の目の高さに、白い小さな文字で営業時間と定休日、電話番号、SNSのアイコンが貼られている様子(文字はぼかす)

2. 営業時間・電話番号・SNSの案内

カッティングシート(文字ステッカー)|扉の目の高さ

近くで読む情報は小さな文字で足ります。透明のリタックシートに付いた状態で届くので、自分で貼る店も多い看板です。

店舗カッティングシートを見る ›

ラーメン店の大きな窓ガラス一面に、料理の写真とメニューを印刷したシートが外側から貼られている様子

3. 窓いっぱいに、写真やメニューを見せる

インクジェットシート(外貼り)|飲食店・不動産・ジムの窓

写真やグラデーションは切り文字では出せないので、印刷したシートを貼ります。光を通しにくいシートなら目隠しも兼ねます。

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雑居ビルの2階の窓に、学習塾の名前と電話番号を大きく印刷したシートが内側から貼られている様子を道路から見上げたところ

4. 2階・3階の窓を、看板にする

インクジェットシート(内貼り)|空中店舗・塾・事務所

部屋の中から貼る内貼りなら、高所作業車が要りません。看板を出せないビルの上の階の店が、通りへ知らせる手段になります。

高い窓のシートを相談する ›

夜の通りで、店の窓に貼った乳白色の印刷シートが店内の照明で内側から明るく光り、店名とイラストが浮かび上がっている様子

5. 夜、店の明かりで光らせる

バックライトシート(乳半)|塾・クリニック・夜の飲食店

店の照明の光をやわらかく通す乳白色のシートです。昼は印刷の色、夜は内側からの明かりで絵柄が浮かび上がります。

光を通すシートを相談する ›

整体院のガラス面の腰から目の高さまでがすりガラス調のシートで覆われ、その上に白い切り文字で院名が入っている様子

6. 中を見せずに明るさは残す、目隠しの帯

すりガラス調シート+切り文字|整体・クリニック・サロン

内側にすりガラス調のシート、外側に院名の切り文字を貼る組み合わせです。座ったお客さんの姿は隠れ、店の中は暗くなりません。

目隠しと文字の組み合わせを相談する ›

オフィスの会議室のガラス壁に、すりガラス調のシートが貼られ、会社のロゴの形だけ透明に抜かれている様子

7. ロゴの形を抜いた、すりガラス調

すりガラス調シート(フォグラスシート)|オフィス・会議室・受付

ロゴや模様の形を切り抜いて、その部分だけ透明に残します。印刷はできないので、色を入れたいときは別のシートと組み合わせます。

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オフィスビルの窓に、外から見ると大きな写真の広告に見え、近づくと細かな穴が並んでいるのが分かるシートが貼られている様子

8. 外からは絵、中からは外が見える

穴あきシート(ワンウェイビジョン)|事務所の窓・大きなガラス面

細かな穴がたくさん空いた印刷シートで、外からは絵、中からは点の向こうに外の景色が見えます。窓の外側に貼るシートです。

穴あきシートを相談する ›

雑貨店のガラス窓に、赤い切り文字で「SALE」の文字と季節の模様が貼られている様子

9. セールや季節の案内を、替えて使う

カッティングシート・印刷シート|物販・アパレル・雑貨

期間が終わればはがす前提の看板です。何度も替えるなら、ガラスに貼って使える吸着ターポリンのような素材も相談できます。

吸着ターポリンを見る ›

喫茶店の窓の内側に、吸盤で付ける透明のポスターホルダーが取り付けられ、ランチメニューのポスターが外に向けて入っている様子

10. 窓の内側に、ポスターを両面で掲げる

窓用のポスターホルダー(吸盤)|昼と夜でメニューを替える店

吸盤でガラスに付ける透明のケースにポスターを入れます。両面なので中からも読め、入れ替えも数秒で済みます。

窓用のポスターホルダーを見る ›

和菓子店のショーウィンドウの内側に、季節の商品を印刷した縦長の布のタペストリーが吊るされている様子

11. 窓の内側に、布のタペストリーを吊るす

タペストリー|季節の商品・イベントの告知

ガラスに何も貼らないので、ガラスを傷めず、季節ごとの掛け替えも簡単です。飲食店や物販店では防炎の生地を選びます。

オリジナルタペストリーを見る ›

居酒屋の入口のガラス戸の前に、店名を染めた紺色の店頭幕が軒先から下がっている様子

12. ガラス戸の前に、布の店頭幕を下げる

店頭幕(日よけ幕)|飲食店・居酒屋・和の店

ガラスの外、軒先から布を下げる看板です。店名を大きく見せながら、日よけと目隠しも兼ねます。

店頭幕の製作を見る ›

※画像はイメージです。店名・絵柄は架空のものです。

ガラス面の看板の種類:外から・中からの見え方で選ぶ

ガラスの看板は、通りから見たときだけでなく、店の中から見たときの見え方も選ぶ基準になります。外からの見栄えを優先するか、中から外が見えることや店の明るさを優先するかで、合うシートが変わります。

1カッティングシートOPENOPEN外から中から2インクジェットシート外から中から3すりガラス調シートOPENOPEN外から中から4穴あきシート外から中から5透明シート外から中から6タペストリー外から中から
ガラス面の看板の見え方(左が通りから、右が店の中から見たところ。番号は下の表に対応。色や絵柄はイメージ)
種類 外から・中からの見え方
1 カッティング
シート
外から:色の文字やロゴがくっきり見え、文字のすき間から中も見える。中から:文字が裏返しに見える。1〜2色の店名・営業時間・ロゴ向き
2 インクジェット
シート
外から:写真やグラデーションまでフルカラー。中から:光を通しにくいシートは裏が白く、外は見えない。光を通すバックライトシートもある
3 すりガラス調
シート
外から・中から:どちらもぼんやり曇り、人影と明るさだけが通る。ロゴの形を透明に抜ける。印刷はできない
4 穴あきシート 外から:印刷した絵柄。中から:細かな点の向こうに外が見える。3Mの製品は開口率約50%で、窓の外側に貼る
5 透明シート 外から:絵柄のまわりは透明で、ガラスらしさが残る。中から:絵柄が裏から透けて見える
6 タペストリー 外から:ガラスの奥に布の看板。中から:布の裏側。ガラスに貼らないので、掛け替えが楽

カッティングシート:シールのように貼る店名・営業時間

色の付いたシートを文字やロゴの形に切り抜き、まわりを取り除いて文字だけをガラスに残します。看板の業界では文字ステッカーや切り文字とも呼ばれ、1色か2色で表すものに向きます。写真やグラデーションは表せないので、その場合は印刷したシートにします。サインシティの目安は、幅900×高さ900mm以内の1色で7,700円(税込)。切った文字は透明のリタックシートに貼った状態で届くので、文字がばらばらにならず、そのまま位置を決めて貼れます。耐候年数は3〜5年程度が目安です。

ガラスの内側に貼って外から読ませるなら、文字を左右反転(鏡文字)で切ります。何年も貼り替えたくない店名には、3Mのスコッチカル XL(約8年の耐候性)のような長持ちするシートもあります。シートの選び方はカッティングシートの選び方、自分で貼る手順はカッティングシートの貼り方にまとめました。

インクジェットシート:写真やロゴをフルカラーで

大判のプリンターで印刷したシートで、写真、イラスト、グラデーションまで表せます。サインシティの目安では、外貼りは裏が白い塩ビにUVカットのラミネートを重ねたもの、内貼りは透明の塩ビに印刷して裏白の塩ビを重ねたもので、どちらも1m角で8,800円(税込)、耐候年数は3〜5年程度です。どちらも光を通しにくく、ガラスいっぱいに貼れば目隠しにもなります。

夜も見せたいなら、乳白色のバックライトシートを選びます。店の照明の光をやわらかく通すので、夜は内側からの明かりで絵柄が浮かび上がり、店の中が明るい雰囲気も外に伝わります。1m角で9,900円(税込)が目安です。

すりガラス調シート(フォグラスシート):中を見せず、明るさは残す

透明なガラスに貼ると、すりガラスのように曇らせるシートです。光と人影だけが通るので、目隠しをしても店の中が暗くなりません。定番は中川ケミカルの「フォグラス」で、CUVIC大阪やサインシティでは「フォグラスシート」「すりガラスシート」とも呼んでいます。整体院・クリニック・サロンの窓や、事務所の会議室のガラスによく使われます。

すりガラス調シートには印刷ができません。院名や色を入れたいときは、内側にすりガラス調、外側に切り文字や印刷したシートを貼る組み合わせにします。ロゴや模様の形に切り抜いて、その部分だけ透明に残すこともできます。サインシティの目安は、フォグラス C-16 サンドの内貼りで1m角以内が3,300円(直線に切った場合、税込)。自分で寸法に切るなら、幅1,010mmの切り売りが1mで2,200円です。外側に貼れるのは C-16G など一部の品番だけなので、外貼りにしたいときは品番を確かめます。くわしい種類はフォグラスシートの紹介にもあります。

穴あきシート:外からは絵、中からは外が見える

細かな穴がたくさん空いた印刷シートで、バスの窓の広告でもおなじみです。3Mの「ワンウェイビジョン 8170-P50」の資料では、開口率は約50%、店舗のウインドウやバスの窓の外側に貼るもので、外からは印刷した絵が、中からは外の景色が見えます。穴の分だけ色が薄く見えやすいので、データは濃いめに作ります。屋外の耐候性は専用のラミネートと組み合わせて約1年が目安で、下地用のフィルムを使う場合を除いて水を使って貼ることはできず、結露しやすい場所ではのりが付きにくくなります。

穴あきシートは、暗い側から明るい側が見える仕組みです。夜に店の中が明るく外が暗いと、昼とは逆に、外から中の様子が見えやすくなります。夜の目隠しまで求めるなら、すりガラス調シートと比べて決めます。穴あきシートで作れるか、大きさや貼る場所に合うかは、見積もりのときにご相談ください。

貼らずに掲げる:窓の内側のポスター・タペストリー

ガラスに何も貼りたくないときは、窓の内側に掲げます。吸盤でガラスに付ける透明のポスターホルダーなら、昼はランチ、夜はディナーのポスターと入れ替えられ、両面なので店の中からも読めます。サインシティでは屋内用のWPH-10がA3で3,520円、A1で3,960円(税込)です。布のタペストリーを窓の内側に吊るす方法もあり、オリジナルのタペストリー(トロマット)は3,410円〜(税込)です。季節の商品やイベントの告知のように、ひと月ごとに替えるものに向きます。使い方の例は展示会・店舗のタペストリー作成で紹介しました。

ガラスの前に下げる:店頭幕(日よけ幕)

ガラス戸の前、軒先から布を下げる看板です。外に出すので遠くから目に入り、店名を大きく見せながら、日よけと目隠しも兼ねます。CUVIC大阪の店頭幕の製作では、軒先に吊るす標準のW1000×H2200mm、横長のW1800×H600mm、小さな店の窓幕にW900×H600mmといった大きさの例を挙げていて、製作だけの注文もできます。サインシティでは、オリジナルの防炎ターポリン幕が7,040円〜、規格品の店頭幕(W870×H2400mm)が11,330円〜です(税込)。サイズの測り方や取り付け方は日除け幕・布の看板の選び方に書きました。

どこに、どれくらい貼るか:1階のガラスと2階の窓

HINATA CAFE1m2m3m12345
1階の店の正面のガラスに貼るものの例(番号は下の表に対応。左の目盛りは床からの高さ、人の身長は170cm。店名・絵柄はイメージ)
場所 貼るものと理由
1 ガラスの上の帯
欄間
店名とロゴ。床から2m以上の高さなら、人や商品に隠れず、少し離れた所からも見える
2 扉の目の高さ 営業時間・定休日・電話番号・QRコード。扉の前で読む情報なので、小さな文字で足りる
3 腰から目の高さの帯 すりガラス調シートの目隠し。中に座ったお客さんの頭が外から見えない高さまで覆い、上と下は透明に残すと店の中が暗くならない
4 ガラス扉の目印 透明なガラス扉は、ぶつからないよう目の高さに目印を付けるのが望ましい。ドットや帯の切り文字で、デザインと兼ねられる
5 ガラスいっぱい 写真やメニューの印刷シート。外から中が見えなくなるので、入口の扉は避けて固定のガラスに貼る

ガラスを全部ふさぐと、外から店の明るさや人の気配が伝わらなくなります。飲食店や物販店なら、入口の扉は中が見えるように残し、店名はガラスの上の帯、写真は固定のガラス、と役割を分けると、看板と入りやすさを両方取れます。透明なガラス扉の目印については、大阪府の福祉のまちづくり条例のガイドラインが、無色透明のガラス扉は目の高さに横桟を入れるか、色や模様で見分けられるようにするのが望ましいとしています。ドットや細い帯の切り文字を目の高さに入れれば、デザインと目印を兼ねられます。

文字の大きさは、見る人までの距離で決める

1階のガラス2階の窓文字の高さ20mm以上約60mm以上車道4m15m
1階のガラスは店の前から、2階の窓は道の向こうから見られる(横から見た図。人の身長は170cm。文字の大きさの目安は下の表)
見る距離 文字の高さ(和文)
1〜2m
扉の前で読む
9mm以上
4〜5m
店の前の歩道
20mm以上
10m
道の向こう側
40mm以上
20m
離れた所・上の階
80mm以上
30m 120mm以上

※国土交通省「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン(旅客施設編)」(令和7年9月)の、和文の文字の高さの目安(最低限の目安)。図の15mの約60mmは、10m・20mの数字から比例で求めた値。読める最低限の大きさなので、遠くから気づいてほしい店名はこれより大きくします。

1階のガラスは店の前の数mから、2階の窓は道の向こうから見られます。同じ電話番号でも、扉の前で読ませるなら1cm以上、2階の窓に入れて道の向こう(約10m)から読ませるなら4cm以上、広い道で15mほど離れるなら6cm以上が要ります。看板を出せないビルの上の階の店では、窓が通りへ向けた唯一の看板になることもあり、内側から貼れば高所作業車も要りません。店の場所ごとの看板の組み合わせは店舗看板の種類と選び方、デザインの決め方は看板デザインの作り方で取り上げました。

外貼りと内貼り:どちらに貼るか

貼り方 特徴
外貼り
ガラスの外側
色が直接見えて鮮やか。雨・日差し・窓ふきを直接受けるので、屋外用のシートとUVカットのラミネートで作る。2階以上は高所作業車や足場が要り、費用が上がる
内貼り
ガラスの内側
ガラスの反射で外貼りより少し見えにくいが、雨や人の手が当たらず、透明度の高いガラスなら長持ちしやすい。部屋の中から貼れるので高い窓に向く。文字は鏡文字、印刷は反転して作る

サインシティの説明では、内貼りはガラスの反射があるぶん外貼りより見えにくくなるものの、高い所への取り付けに向きます。CUVIC大阪のウィンドウサインのページも、外貼りは鮮明に見える一方、2〜3階の窓では高所作業車が要って費用が上がり、透明度の高いガラスなら内貼りのほうが長くきれいに保てるとしています。1階の手が届くガラスで色をはっきり見せたいなら外貼り、上の階の窓や長く貼っておきたいものは内貼り、が目安です。比べ方はウィンドウサインの内貼り・外貼りの記事にもあります。

店のガラス扉の内側から、作業者が切り文字のシートをスキージーで押さえて貼っている手元
ガラスの内側から切り文字を貼るイメージ

ガラス面の看板の値段と、頼み方

商品 値段の目安
光を通しにくいシート
外貼り・W1000×H1000
8,800円
裏白の塩ビ+UVカットラミネート。耐候3〜5年程度
光を通しにくいシート
内貼り・W1000×H1000
8,800円
透明の塩ビ+裏白の塩ビ
バックライトシート
外貼り・W1000×H1000
9,900円
乳半の塩ビ+UVカットラミネート
すりガラスシート
内貼り・W1000×H1000以内
3,300円
フォグラス C-16 サンド。直線カットの場合(型抜きは変わる)
文字ステッカー
W900×H900以内・1色
7,700円
カッティングシート。デザインの細かさで変わる
すりガラス+文字
内貼り+外貼り
見積もり
フォグラス C-16 サンド
幅1,010mm・1m切売
2,200円
自分で寸法に切って貼る
窓用ポスターホルダー
屋内用・両面・吸盤
A3 3,520円・A1 3,960円
オリジナルタペストリー トロマット 3,410円〜・屋外用ターポリン 4,180円〜
店頭幕 オリジナル防炎ターポリン幕 7,040円〜
規格品 W870×H2400 11,330円〜
貼り付けを頼む
職人1名の場合
施工費 33,000円〜+諸経費 5,500円〜
高所作業車は別。現地調査費が別にかかることがある

※サインシティの表示価格(2026年10月27日確認、税込、送料別)。シートはIllustrator形式の完全データで入稿した場合の目安で、デザインを頼むと別にかかります。グループのCUVICの料金の目安では、内貼りのインクジェットシートを窓2か所(W4,110×H1,220mmとW4,670×H1,200mm)に貼る例が、製作60,500円〜・施工55,000円〜(税の表記なし、デザイン・諸経費・作業車は別)です。

小さなシートを数枚貼るだけなら、自分で貼ったほうが安く済みます。1m角の印刷シート1枚なら、自分で貼ればシート代8,800円と送料ですが、職人に頼むとシート代に施工費33,000円〜と諸経費5,500円〜が加わり、合わせて47,300円〜(税込、送料別)になります。一方で、数mの大きな面や2階以上の外貼り、すりガラス調と文字を重ねる貼り方は、気泡や位置のずれが目立ちやすく、貼り直しもしにくいので、職人に任せたほうが仕上がりがそろいます。

頼み方 向く場合
シートを買って
自分で貼る
1m角くらいまでの大きさで、1階の手が届くガラスに。文字ステッカーは透明のリタックシートに付いた状態で届き、位置を決めて貼れる
貼り付けまで
頼む
数mの大きな面、2階以上の外貼り、すりガラス調と文字の組み合わせ、夜間や休日の工事。CUVIC大阪は全国で貼り付けを受けている
デザインから
頼む
窓全体の写真と、入れたい内容(屋号・電話番号・ロゴ・画像)の手書きのラフで頼める。デザインを頼むと出荷は2〜3営業日ほど延びる
地域・業種 内容と制作料金の目安
東京・クリニック すりガラス調の帯と、切り文字のロゴ。〜20万円
東京・サロン 店の内側にすりガラス調、外側に文字。〜10万円
東京・学習塾 大きなガラス面を、上部に明かりを残して内側から貼った(内貼りなので足場代がかからない)。〜10万円
東京・企業 ビルの6階(地上約20m)の窓に、乳半のバックライトシートを内貼りで11サイズ・計17枚。〜20万円
神奈川 自動ドア2面(W875×H1,820mmとW875×H1,760mm)。〜20万円

※グループのCUVICの施工事例の「制作料金の目安」(施工費は別)。地域は事例ページの記載のとおり。

ガラス面の看板の決まりと、貼る前の注意

場面 決まり・注意
窓の内側
大阪市・大阪府
屋外広告物の許可の対象外。大阪市のQ&Aは、建物のガラスの内側から貼るものを「屋内に設置しているもの」としている
窓の外側
大阪市
内側の扱いには当たらない。自分の店名や事業の内容を自分の店に出すものは、1物件7㎡以内なら許可は要らない
重点届出区域
大阪市の7地区
御堂筋・堺筋・四つ橋筋・なにわ筋・国道2号・土佐堀通・中之島の地区では、7㎡以下の自家用の看板やガラスの内側に貼るものも景観の届出の対象。ガラス面に出せるのは建物の高さ10m以下の部分で、外観と一体的にデザインしたもの
京都市 窓の内側の表示も「特定屋内広告物」として扱う。開口部に表示できるのは1階50%以下・2階以上30%以下(ガラスの内外を問わない)。1つの面で合計5㎡を超えると届出
3階以上の窓
非常用の進入口
消防隊が外から入る非常用の進入口には赤い一辺20cmの三角の印が付く。代わりの窓にも印を求める消防本部がある。印のある窓や代わりの窓をシートや看板でふさがない
窓を広く覆う
無窓階
消防の判定で窓が開口部として数えられなくなると、消防の設備が増えることがある。所轄の消防署で確かめる
網入り・
色付きのガラス
熱割れしやすい。日の当たるガラスに広く濃い色を貼るときは、事前に相談する
ガラス扉 目の高さに目印を付け、ガラスがあると分かるようにするのが望ましい
窓の内側の布
飲食店・物販店
タペストリーやのれんは、建物の用途と、布の下げ方・大きさによって防炎が要ることがある
賃貸の店 退去のときははがして元に戻す。外側に貼るのを禁じるビルもあるので、貼る前に管理会社に確かめる
店頭幕・のぼり 歩道を含む道路に出さない。店の敷地の中に収める

※大阪市「屋外広告物申請 Q&A」・屋外広告物条例第7条第1項第3号・同施行規則第7条第1項、大阪府「屋外広告物のてびき」(令和8年7月)、大阪市景観読本(Ver.5.0)、京都市屋外広告物等に関する条例とガイドライン、建築基準法施行令第126条の6・第126条の7と昭和45年建設省告示第1831号、消防法施行規則第5条の5、日本サッシ協会「ガラスの熱割れ」、大阪府福祉のまちづくり条例ガイドライン、民法第599条・第621条・第622条などから。代わりの窓の印は各消防本部の基準によります。ほかの市町村は、それぞれの窓口で確かめてください。

屋外広告物:内側は対象外、外側と京都市は別

大阪市の「屋外広告物申請 Q&A」は、建物のガラスの内側から貼って外に見せるものを、屋内に設置しているものとして屋外広告物の許可の対象外としていて、大阪府の「屋外広告物のてびき」も、建物の窓ガラスの内側から貼られたものを屋外広告物に当たらないものに挙げています。ガラスの外側に貼ったものは、この扱いに当たりません。自分の店の店名や事業の内容を表すものなら、大阪市では1物件あたりの表示面積が7㎡以内なら許可は要りません(条例第7条第1項第3号、施行規則第7条第1項)。阪神高速道路の沿道や大川沿いの一部など、市が禁止区域としている場所にかかるときや、大きく貼るときは、市の窓口で確かめます。

御堂筋・堺筋・中之島などの重点届出区域では、7㎡以下の自家用の看板や、ガラスの内側に貼るものも、都市景観条例の届出の対象です(大阪市景観読本)。京都市はさらに細かく、窓の内側の表示も「特定屋内広告物」として扱い、開口部に表示できる割合を1階は50%以下、2階以上は30%以下とし、ガラスの内外を問わず同じ規制だとしています。ほかの市町村で店を出すなら、窓に貼る前にその市の窓口で確かめます。

3階以上の窓と、消防の決まり

建物の高さ31m以下の部分にある3階以上の階には、火事のときに消防隊が外から入るための非常用の進入口か、その代わりになる窓があります(建築基準法施行令第126条の6・第126条の7)。非常用の進入口には赤色灯と、赤い反射塗料による一辺20cmの正三角形の印を付けます(昭和45年建設省告示第1831号)。代わりの窓は、直径1m以上の円が入るか、幅75cm以上・高さ1.2m以上で、格子など外から入るのを妨げるものがなく、壁の長さ10m以内ごとに設けます。大分市や福岡市の消防局のように、この窓にも赤い三角の印を付けるよう求める消防本部があります。印のある窓や、まわりの窓をシートや看板でふさぐと、進入口として使えなくなるおそれがあるので、3階以上の窓に貼るときは所轄の消防署に相談します。

ビルの3階の窓に赤い三角のマークが付いていて、その窓は何も貼らずに透明のまま、離れた別の窓にだけ印刷したシートが貼られている様子
赤い三角の印がある窓はふさがない(イメージ)

1階・2階でも、窓を広く覆うと、消防の判定で開口部として数えられず「無窓階」とされ、消防の設備が増えることがあります(消防法施行規則第5条の5)。尼崎市消防局の基準のように、基材の厚さ100μm以下のPET(ポリエステル)製か、400μm以下の塩ビ製の窓用フィルムを貼ったガラスは、割って入れるかどうかをもとのガラスの種類で判定できる、としている例もありますが、扱いは消防本部ごとに違います。窓の大部分を不透明なシートで覆うときは、事前に所轄の消防署に確かめます。

熱割れ・防炎・賃貸の店

ガラスに色の濃いシートを広く貼ると、日の当たる部分と、サッシに隠れて日の当たらない端との温度の差で割れることがあります(熱割れ)。日本サッシ協会は、網入りガラスはふつうの板ガラスより熱割れが起きやすいとしていて、3Mも、日差しが直接当たる網入りガラスや熱線吸収ガラスには、貼る前に物件ごとに熱割れの計算をするよう求めています。サインシティの案内にも、色付きのガラスや網入りのガラスでは熱割れのおそれがある、という注意書きがあります。網入りや色付きのガラスに広く貼りたいときは、見積もりのときに伝えます。

窓の内側に布を下げる場合、飲食店や物販店などの防炎防火対象物では、防炎の決まりがかかることがあります。東京消防庁の基準は、壁に沿って下げられる室内装飾の布や、下げ丈がおおむね1m以上ののれん・装飾幕を、防炎対象物品に含めています(予防事務審査・検査基準)。窓の内側に大きなタペストリーを吊るすなら防炎の生地を選び、扱いは所轄の消防署で確かめます。

賃貸の店や事務所では、民法で、借りた物に付けた物は退去のときに取り除き(第622条で準用する第599条第1項)、借りた後に生じた損傷は元に戻す(第621条。通常の使用による損耗や経年変化は除く)ことになっています。シートは退去のときにはがすものと考え、ビルによっては外側に貼ることを禁じている場合もあるので、貼る前に貸主か管理会社の承諾を取ります。のぼりや置き看板は、大阪市が、歩道を含む道路に出すことは条例や道路法などに違反するとしています。軒先から下げる店頭幕も、道路の上に出るときは道路占用の許可が要るので、店の敷地の中に収めます。

長持ちと貼り替え、はがし方

印刷したシートもカッティングシートも、耐候年数は3〜5年程度が目安で、南や西を向いた日当たりのよいガラスでは早く色あせます。直射日光が当たると早まることがある、というのがCUVIC大阪のウィンドウサインのページの説明です。色あせた看板は、古いシートのはがしから新しいシートの製作・貼り付けまでまとめて頼めます。何年も貼り替えたくない店名なら、印刷したシートより色あせに強いカッティングシートや、長持ちするグレードのシートにする方法もあります。

はがすときは、ガラスを傷つけないようカッターで軽く切り込みを入れ、洗浄液を吹きかけて端からゆっくりはがし、ガラスならスクレーパーを使います(サインシティの手順)。何年も外にあったシートは硬くなっていて、のりも残りやすいので、ドライヤーで温めながらはがし、残ったのりは糊落としの液で拭き取ります。くわしくはカッティングシートの貼り方の剥がし方の節にあります。

頼む前に用意するもの:ガラスの測り方と写真

① 幅② 高さ345網入り扉
ガラスの測り方(番号は下の表に対応。測るのはサッシの内側の、ガラスが見えている部分)
測るもの 中身
1 幅 サッシ(枠)の内側の、ガラスが見えている部分の横の長さ
2 高さ 同じく縦の長さ。同じ大きさに見えるガラスも、1枚ずつ測る
3 扉か、固定か 開け閉めする扉は、取っ手の位置、自動ドアなら上のセンサーと、開いたときに引き込まれる部分も
4 ガラスの種類 網入り、色付き(熱線吸収)、すりガラスや型板ガラス(凹凸)は、貼れるシートが限られる
5 今貼ってあるもの 防犯会社のステッカーや古いシート。よけるか、はがしてから貼るかを決める

3Mのガラス面の施工の資料は、シートの端と、ガラスのまわりのシーリング(コーキング。すき間を埋めるゴム状の材料)の間に2〜3mmのすき間をあけるよう求めています。ガラスいっぱいに貼るシートは、測った寸法より少し小さく作るのがふつうで、貼り付けまで頼むなら寸法はおおよそでも、現地で測ってから正式な見積もりを出します。

店の正面のガラスを、メジャーでサッシの内側の幅を測っている手元と、ガラス全体をスマートフォンで撮っている様子
サッシの内側の幅と高さを測るイメージ
  • 窓全体の写真(正面と、少し離れた所から)と、貼りたい場所
  • ガラスの寸法(サッシの内側の幅×高さ)と枚数、何階か
  • 外貼りか内貼りか、目隠しにしたいか、夜も見せたいか
  • 入れたい内容(店名・ロゴ・営業時間・電話番号・写真)。手書きのラフでよい
  • ロゴのデータ(Illustrator形式)か、できるだけ大きな画像
  • 自分で貼るか、貼り付けまで頼むか(頼むなら住所と希望の日、夜間・休日か)
  • 賃貸なら、貸主・管理会社の承諾とビルの決まり
  1. 見積もりを頼むシートの大きさ、種類、枚数、内貼りか外貼りか、データがあるか、貼り付けも頼むかを伝えます。
  2. 返事と見積もりサインシティでは、1〜2営業日以内にメールで返事が来ます。貼り付けを頼むなら、場所や高さを見て正式な見積もりになります。
  3. デザインの確認データを入稿するか、写真と手書きのラフからデザインを作ってもらい、窓の写真に合わせて大きさを確かめます。
  4. 製作と出荷データを入稿した場合は、実働5〜7日ほどで出荷。デザインから頼むと2〜3営業日ほど加わります。
  5. 貼る自分で貼るか、職人が貼ります。貼り付けは夜間や休日にも対応します。

ガラス面の看板についてよくある質問

自動ドアのガラスにも貼れますか?

貼れます。グループのCUVICには、神奈川で自動ドア2面(W875×H1,820mmとW875×H1,760mm)に貼った事例があります(制作料金の目安〜20万円、施工費は別)。ドアの上のセンサーの位置と、開いたときにドアが引き込まれる部分は、見積もりの前に写真で伝えます。

冬や雨の日でも貼れますか?

寒い日や結露しているガラスは、のりが付きにくくなります(3Mの穴あきシートの資料も、結露しやすい所では十分に付かないことがあるとしています)。3Mのガラス用フィルムの施工の資料は、貼るときの温度を12〜38℃、冬でも5℃以上とし、水を使って貼った場合は、日陰や気温が低いと乾くまでに日数がかかり、室内の空調や送風で乾きが早まるとしています。外側に貼るなら、雨の日は避けて、ガラスが乾いている日に貼ります。

ガラスに直接ペンキで描いてもよいですか?

日本サッシ協会は、熱割れを防ぐために、ガラス面にポスターなどの紙や熱反射フィルムを貼ったり、ペンキを塗ったりしないよう呼びかけています。とくに網入りガラスは熱割れが起きやすいので、絵柄を入れたいときは、色と面積を選んで貼るシートで相談します。

ガラスに貼った看板は、経費でどう扱いますか?

国税庁の耐用年数表では、看板は「看板、ネオンサイン、気球」で3年です。取得価額が10万円未満なら、損金経理をすればその年に全額を損金にでき、20万円未満なら3年で均等に償却する方法も選べます。中小企業者等の特例は、2026年4月1日以後の取得から40万円未満に上がりました(年300万円まで、従業員400人超の法人は対象外)。どの科目で処理するかは、税理士に確かめます。

社名を出さずに、お客様の店へ直接送れますか?

送れます。サインシティでは、デザイン事務所や印刷会社からの注文で、納品書を入れずに商品だけをお客様の住所へ届けることができ、複数の届け先への分納もできます。CUVIC大阪のウィンドウサインも、社名を伏せた納品に対応します(ページのよくある質問)。

ガラスの看板と、のぼりや店頭幕を同じデザインでそろえられますか?

そろえられます。CUVIC大阪は、ガラス面のシートのほか、のぼり・店頭幕・壁の看板まで、店の看板一式を統一感のあるデザインでデザインから作れます。店名のロゴのデータがあれば、それを元に全部の看板をそろえます。

ガラス面の看板は、製作だけでも、貼り付けまででも

カッティングシートの店名、写真を印刷したシート、すりガラス調シート(フォグラスシート)の目隠し、窓の内側のタペストリーや店頭幕まで、ガラスまわりの看板をまとめてご相談いただけます。窓の写真とおおよその寸法、入れたい内容が分かれば見積もりを出します。デザインから作ることも、データを入稿して製作だけ頼むことも、全国での貼り付けを頼むこともできます。

0120-944-599受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝休み)

参考資料

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