看板デザインでも重要な『画像解像度』とは?

看板デザインでも重要な『画像解像度』とは?

看板通販サイト『サインシティ』です。
今回の看板ブログは『画像解像度』について取り上げてみたいと思います。

サインシティでは看板の通販だけでなく、
看板のデザイン制作からご対応をしております。

その為、日々多くのお客様より看板へご使用されたいお写真などをいただいております。
その際、いただく画像によっては

『解像度が低くて看板には使えない・・』

といった場合がございます。

こちらは看板に限らず、
・チラシ制作
・ポスター制作
・Webサイト制作
などをご依頼されたことがある方は、

『解像度が高い写真をいただけますでしょうか?』

といったことを制作会社様よりお願いをされたことがある方も多いかと思います。

…ということで、
そんな画像の解像度についてどのようなものか?
といった部分をまとめてみたいと思います^^

また、看板のデザイン制作やチラシ制作など、それぞれに推奨されております解像度もまとめてみました。
宜しければぜひご覧くださいませ!

そもそも画像(写真)の解像度とは?

画像や写真で使われる言葉『解像度』
こちらは密度を表す言葉として使用されております。

『画像に密度があるの?』

と思われるかもしれません。

こちらは昔のブラウン管のテレビなどをイメージしますとわかりやすいです。
離れて見る分にはあまり感じませんが、
近づいてみますとドットで表現されているのがわかります。

画像や写真もそういったドットが集まってデータが作られております。

例えば、
『足裏マッサージの看板をこの写真で作りたい!』
といった場合、
こちらの写真も下記の画像のように、
それぞれの色などはドットで形成されております。

足裏マッサージの看板

このドットが、1インチ=2.54cmの中でいくつ並んでいるのか?
といったものがdpiという単位で表現され、
このdpiの数字が、
『大きなものが解像度が高い画像(写真)』
『小さいものが解像度が高い画像(写真)』
とされております。

10dpiと20dpiを比較

少し雑ではありますが、
イメージで言いますと下記のような違いがございます。

1インチあたり10ドットの10dpi

10dpiの解像度サンプル

1インチあたり20ドットの20dpi

20dpiの解像度サンプル

比較しますと、
上記のように20dpiの方がドットが細かい為、よりきめ細かい円を表現できます。
それに対し、ドットが少ない低解像度の10dpiの場合は、ドットが大きくギザギザ感が目立ちます。

この低解像度だと、
ギザギザ感や画像がガビガビした感じで汚く見えてしまう為、看板デザインやチラシデザイン、ポスターなど人にみていただく為の広告物にはそれぞれに合った解像度の写真や画像を使用する必要がございます。

看板やチラシ・Webサイトなどで推奨される解像度

最後に看板やチラシなど、
各種印刷物やWebサイトなどで推奨されております解像度をまとめてみたいと思います^^

デザイン入稿をされる際にはぜひご参考くださいませ。

看板デザインに推奨される写真などの解像度

サインシティで看板デザインをする際に、
推奨しております写真や画像の解像度は、
100~150dpi以上とさせていただいております。

この解像度は高いのか?
と言いますと例えば写真のプリントなどの場合に推奨される解像度は、300~350 dpiとされており、それに比べますと看板の場合は高い数字ではございません。

これは主に看板が離れた場所から見られる広告という点がございます。

下記のようなお店の顔となる看板をファサード看板やプレート看板と呼ばれます↓
こうした看板はじっと目を近づけてみるような看板ではありませんので、多少直近で見た際にガビガビしていたとしましても、実際のお客様が見る距離ではそう気にはなりません。

プレート看板画像
■プレート看板のご注文・詳細はこちら


また、サインシティでは看板へご使用可能な写真・画像かどうかはもちろんお問い合わせいただきましたらお答えしておりますので、ぜひお気軽にご使用されたいお写真などお送りいただきましたらと思います^^

チラシやポスター制作に推奨される画像解像度

こちらはフルカラー印刷の場合で300~350 dpiが推奨されております。

看板とは違い、特にチラシは近い距離で見る広告物となりますので、高い解像度が求められます。

また、ポスターは看板と同じように下記のようなイーゼルとポスターフレームを組み合わせた形で使用するケースも非常に多いです。

そうした場合に、A3などのある程度の大きさのポスターであれば、150~200 dpi程度の解像度でも良いとされております。

イーゼル看板

Webで使用する写真・画像の解像度

最後にWebサイトやSNSなどで使用する画像や写真の解像度。
こちらは72 dpiとされております。

仮にチラシなどで使用するような高い解像度の写真を使用した場合でも、Web上では72 dpiの写真と見た目は変わりません。

その為、より画像サイズが小さい72 dpiへ画像圧縮をして使用される場合が多いです。
あまり重い写真を使用しますと、画面表示のスピードにも影響が出てしまい、SEOにもマイナスとされておりますので、Webで使用する場合は72 dpi一択と覚えておくと良いかと思います^^

まとめ

今回の看板ブログは看板デザインやチラシデザインなどをご依頼される際に、よく使われます

『画像の解像度』

について少しまとめてみました。

実際に画像の解像度をチェックする方法はPhotoshopであれば『イメージ』の中に『画像解像度』という項目がございますので、そちらをクリックすればすぐに見ることができます。

また、illustratorの場合は画像を選択することで、コントロールパネル上へ画像解像度は表示されます。

サインシティでは、お客様のお写真が看板デザインに使用できるかどうかもお答えいたしますし、仮にご使用できない場合は、有料素材サイトも契約しておりますので、そうした写真素材のご提供も可能です^^

『エステの看板でエステのキレイなイメージ写真を使って欲しい!』
『焼肉の看板で美味しそうな焼肉写真を使って欲しい!』
『ヨガのイメージ写真を使って看板をデザインして欲しい!』

などご要望いただきましたらご提案もさせていただきますので、ぜひ看板がご入用の際にはお気軽にご相談をいただきましたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

サインシティ

私たちは、看板・サイン資材のネット販売から、オリジナル看板製作・現場での取付施工まで自社で行っています。
看板のことならサインシティに、是非ともお任せ下さい!