エプソン溶剤インクジェットプリンターSC-S80650 再整備プログラムとリファービッシュ品(認定整備済み製品)まとめ

看板通販サインシティです。
今回は溶剤プリンター(エコソルベントインク搭載プリンター)を紹介します。
屋外看板での使用を主とする溶剤インクを搭載したプリンターは、看板製作会社にとっては今では必須の設備であり、目新しさを感じない方もみえるかもしれません。
そんな溶剤プリンターではありますが、今回ご紹介するのは美しい画質や生産性などの目新しい機能のご紹介ではなく、持続可能な社会の実現にむけたエプソンの新たな取り組みについてご紹介します。

エプソンSC-S80650 再整備プログラム

エプソンは、2050年をゴールとした「環境ビジョン2050」を掲げており、脱炭素と資源循環という社会課題に達成目標を設定し取り組みをおこなっており、その一環として現在SC-S80650を保有されているユーザー向けに新たなサービスを展開しています。
SC-S80650を使用しているユーザーが購入後から5年保守の満了を迎えた際に、プリンターメーカーであるエプソンが商品であるプリンターの状態を確認し、メンテナンスに必要な部品交換と再整備をすることで、購入から最長で10年間保守サービスが利用できる状態にするプログラムです。
お客様のプリンター設置場所にてサービスエンジニアが作業を実施するため、搬出・運搬のコストや再整備の期間短縮につながります。

再整備プログラム
再整備期間目安

一般的には溶剤プリンターの保守期間は5年間であり、保守の延長が可能なプリンターでも1~2年程度延長が可能になるレベルです。
製品のサイクルを長期化することでCO2の削減にも貢献でき、保守延長せずに新たなプリ
ンターに買い替えする場合と比較して、原材料調達・生産・輸送といったプリンター製造、販売の過程で発生するCO2の削減効果が期待できるようです。

再整備プログラム価格表
再整備済みシール

エプソンSC-S80650 リファービッシュ品(認定整備済み製品)

SC-S80650の使用を終えたお客様からメーカーであるエプソンがプリンターを回収し、点検の上、必要な部品交換などのリフレッシュを行うことで通常品同等の品質へと生まれ変わらせた商品を中古プリンターとしてお値打ちに販売する仕組みです。

2023年春頃の販売開始が予定されていますが、現段階では販売は開始されていません。

余談ですが、ビジネス目的で中古品を販売するには古物商許可という許可が必要であり、警察を窓口に申請する必要があるようです。

エプソンSC-S80650 環境活動への貢献

使用環境や個々の製品の状態によって異なりもあるようですが、エプソンの再整備プログラムを活用することで通常品を購入した場合と比較して約91%のCO2排出量の削減、リファービッシュ品販売の活用で約79%のCO2排出量の削減効果があると試算されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は溶剤インクジェットプリンターエプソンSC-S80650の再整備プログラムとリファービッシュ品について紹介させていただきました。
サインシティではエプソンの溶剤インクジェットプリンター、水性インクジェットプリンターをNET通販しております。その他にも、ミマキエンジニアリング、ローランドディージーなど各種大判プリンターメーカーを取り扱いしていますので是非、チェックしてみてください。

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