看板通販サイト『サインシティ』です。
今回の看板ブログは『ラミネート加工』についてご紹介させて頂きたいと思います^^
看板製作において欠かせない「ラミネート」
今回、看板ブログを担当させて頂きました私は看板業界に入ってまだ約半年の者なのですが、
日々看板製作に関わっていく中で、覚えてきましたラミネート加工について簡単にご紹介できたらと思います。
まだまだ日々発見や気づきのある最中ですが、
普段行っているラミネート加工の流れ、注意していること、失敗談などを交えてお話させていただきます。
看板のラミネート加工や、フィルムについてのお話は、以前にも先輩方がご紹介しました下記の看板ブログ記事をご覧いただけたらと思います。
また、ラミネーター、関連製品などご不明点やお探しの商品がございましたら是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
●看板のラミネート加工|看板を傷や劣化から守る加工方法について
ラミネートフィルムとは?看板業界の「ラミネート」の役割と素材の種類について説明します。
●https://www.trade-sign.com/magazine/248/
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目次
ラミネート加工工程
それではラミネート加工を順を追ってご紹介させていただきます。
【ラミネート加工工程.1】
メディアを選びます。
まずはラミネートを行うメディアを選びます。
数mの長さがあれば、大量の出力したメディアを流すこともあり、数十mの長さを加工するケースもございます。
ロールがたけのこ状になっている場合、できるだけ側面を揃えて、ラミネート時のズレを予防します。長ければ長いほど細かいズレが大きくなってしまうためです。
加えて、メディアのロールの向きにも注意します。表裏を間違えないように。反対側に加工してしまっては意味がありませんね。
そして、ロールの紙管に長いシャフト(棒状)を通すため、周りに人や物がないか、ぶつけたりしないか十分に注意します。
各種メディアとラミネートフィルムの相性に関しては今後勉強していく中で覚えていきたいと思っております!
【ラミネート加工工程.2】
ラミネートフィルムをセットする。
IJ出力したメディアそれぞれにラミネートフィルムの種類が指定されています。
効率化の為、ラミネートフィルムの種類に分別してメディアを出力しているので、複数のデータをまとめてラミネートしていきます。
ラミネートは筒状になっており、その穴にシャフトを挿し込みます。次に本体にセットした際、落ちないようにストッパーのピンを挿すことを忘れないように注意が必要です。
私はこれをつけ忘れてしまって、ラミネートフィルムをセットする途中、足元に落下させて
しまったことがあります…。
故障やケガの元になる可能性もありますので十分お気をつけください…。
ついつい忘れがちな為、気をつけていきたいと思います!
セットしてから、フィルムにしわが入っていないか試しに動かして流してみます。
このシワに気づかずにメディアを流し、加工していくとそのままシワが残ってしまうリスクが高まります。表示面が汚くなってしまうと看板として使うことはできません。
また、機械自体が正常に作動しているかのチェックを行うこともできます。
シワなく奇麗に流れていることを確認したら、メディアをテーブルの上へセットしていきます。
テーブル上に目盛りが表記されているので、左右均等になるようにテーブル中央へメディアの位置を調節します。この際、メディアガイドと呼ばれるパーツをセットします。メディアに張力を掛けて平らにし、フィルムとメディアの位置を合わせるために使用します。
【ラミネート加工工程.3】
ラミネート加工スタート!
機体右側のキャビネットに電源などの操作を行う操作パネルがあります。
こちらのモーターを始動させるボタンを押したり、ゴムローラーを回転させるスピードを調整してラミネート加工のスタートです。
私はいまだにスタートする時にドキドキしてしまいます。スタートが肝心です。
始めはゆっくり目のスピードで。
私のようにラミネーターの機械自体に触れて日が浅い方は、ゴムローラーの回転スピードは遅めから始めることをオススメします。
初めから速いスピードで動かすとメディアが折れてしまい、加工されたシートがシャフトに絡まってしまう恐れがあります。
かといって、いつまでも最低スピードで流していると時間がかかってしまい非効率となるので、安定してメディアが流れてきたら、少しずつスピードを速めることも必要です。
ラミネートフィルムとアンダーフィルムの残量に注意を払う。
フィルムは当然ながら1本の量が限られています。ラミネート加工するメディアの長さと、ラミネートフィルムの長さをあらかじめ頭に入れておくことが必要です。残量によっては、メディアを途中でカットし、ラミネートを中断させる判断が必要です。
また、アンダーフィルムもラミネートフィルムほど使い切る頻度は多くありませんが、気づいた時にはギリギリまで減ってしまっていることもあります。私は、アンダーフィルムの残量に気を取られ、ラミネートフィルムの残量が少なくなっていることを忘れてしまい
途中で切れてしまいました…。
まさに油断大敵ですね、、
しかし、一番の大敵はホコリなどのゴミ!
ラミネーターには少なからず、静電気が発生し、空気中の小さな埃がメディアについてしまうことが頻繁にあります。
メディアに付着した上にラミネート加工を行うと、思いの外そのゴミは目立ってしまいます。
表示面の汚れ、凹凸、気泡が入る原因ともなります。メディアを扱う際に十分注意が必要ですが、加工中にも埃を除去する専用モップを使うなどして対策を実施しています。
モップもきれいなものを使い、定期的に交換しておかないと、埃を増やしてしまう要因にもなり得ます。
加工されたシートにも気を配る。
ゴムローラーを通過し、加工されたシートはそのまま床、フロアへ垂れていきます。この時に床へついたシートが不自然に曲がる可能性もあり、折れ目がつかないように注意を払うことも大切です。
また、ロール状態だったメディア自体には癖が残っており、その強さによってはまっすぐ垂れずにゴムローラーやシャフトへ逆流してしまう恐れもあります。
これから流すメディアの埃の除去、まっすぐ流すための位置調整、メディアの残量に注意、そして加工されたシートの行方も確認するなど、チェックすべき項目は多くあります。
【ラミネート加工工程.4】
ラミネート加工終了!
・無事にメディアを流し終えたら、カットした後、筒状にまとめてラミネート加工の完了です。
この際、ラミネートフィルムの種類によっては固い素材のものもあります。私は、ホワイトボードを製作する際のラミネートで手指を切ってしまったことがあります。これがなかなか痛いので取り扱いには注意です。急いでいる時こそ切りがちです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身、初心者目線でのご紹介となりましたので、看板製作に携わり始めた方やラミネート加工について調べていた方の目に留まってくだされば嬉しい限りです^^
しかしながら、ラミネート一つにおいても、操作する方によって手順や工夫も様々かと思います。
今回ご紹介しました流れは、あくまでも一つの方法としてご参考いただければ幸いです。
まだまだ効率的にも、技術的にも覚えることやレベルアップは必要ですので、上達した際にはまた改めてご紹介できたらいいな、と思っております。
それでは、今回のサインシティ看板ブログお読みいただき誠にありがとうございました^^
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