看板材料・看板通販サインシティです。
今回は発泡パネル・発泡ボードについて紹介をさせて頂きます。
100均でも販売しており工作や模型、写真パネルの自作などで利用されている一般的な発泡パネルであるスチレンボードから、あまり馴染みはないけどDIYなどで便利な業務用ボード材までをご紹介します。
【スチレンボード】

原料はポリスチレンの発泡によってつくられています。
「ハレパネ」「のりパネ」「ウッドラック」
など様々なブランドがありますが、基本的にはのり付きのパネルとのり無しのパネルがありますので、工作、模型製作にはのり無し、写真パネル製作などで写真、ポスターを貼りつける場合にはのり付きのパネルを使用しま
す。
ポリスチレンの発泡倍率が高く、密度が低いのでカッターナイフなどで簡単に加工することもできるパネル材料です。強度はないですが、スチレンボード用のフレームをつけるこ
とで高級感、しっかり感を増すことができます。
また、スチレンボードは非常に軽いので天井から吊るすPOPに使用しても安心です。
サイズは厚みが5ミリ、7ミリが一般的ですが、1ミリ、2ミリ、3ミリ、10ミリ、25ミリの厚さのものもあります。
大きさはB5サイズから大きなものは4×8(シハチ)サイズの1212mm×2424mmまであるので用途に応じて大きさを選ぶことができます。
等身大パネルなど、複雑な形状の機械加工サービスもありますので参考にしてください。
■アルミ複合板・スチレンボードNCルーターカット加工サービス
【低発泡塩ビ板】

軽くて加工がし易く、スチレンボードよりもしっかり感のある塩ビ発泡パネル。
短期間の屋外イベントなどでも使用が可能です。
スチレンボードとは違い、のり付きのものはないので表面に何かを貼りつける場合は、のり付きの印刷物を貼る必要がありますが、表面の平滑性はあまり高くない発泡ボードとな
ります。
サイズは厚みが1ミリから15ミリまであり、大きさは4×8サイズの1220mm×2440mmまであります。
加工のし易さからサイン・ディスプレイ用途以外でも利用されていますが、ロボットのベースに使用しているおもしろい一例をみつけましたので紹介させていただきます。
低発泡塩ビ板の特徴は、水に浮くほど軽く、丈夫で燃えにくいなど様々ありますが、僕が皆さんにお勧めする理由は何といっても加工がしやすいことです。この加工について今回は語っていきたいと思います。
通常、ロボットを作るとなるとアルミ、ステンレス、アクリル板などが多く使われ、ボール盤やフライス盤、その他さまざまな工作機械が必要になります。自分の趣味や思い付きでちょっとしたロボットを作ろうというのはかなりハードルが高いものになってしまいます。しかし、低発泡塩ビ板は、カッターと金属製の定規とドリルのたった3つの道具で加工することができます。低発泡塩ビ板は柔らかいので安いドリルでも簡単に穴をあけることが可能です。このため、家庭でも簡単に簡易的なロボットや試作機などを作ることができます。
引用元:低発泡塩ビ板のすゝめ
【アルミ複合板】

屋外でも長期間使用できる便利な看板材料であるアルミ複合板は、原料となるポリエチレンの発泡によってつくられている発泡パネルです。
看板の下地材をはじめ、DIY、キッチンカー、浴室パネルなどの建材・リフォーム用途など様々な分野で使用されています。
アルミ箔でポリエチレンの発泡材をサンドイッチしているので強度、耐候性、平滑性もあり、様々な場面で活躍している材料です。
スチレンボードとは違い、のり付きのものはないので表面に何かを貼りつける場合は、のり付きの印刷物を貼る必要があります。
強度がある反面、スチレンボードのような加工性はありませんが、DIYが得意な方であれば軽量で屋外でも使用ができ、ビスを利かせることもできる腐らない便利な発泡パネルです。
サイズは厚みが1ミリから5ミリまでありますが、コストメリットの面から3ミリの厚さのものが人気です。
大きさは業務利用が多いため3×6(サブロク)サイズ以上となりますが、機械加工によるカットサービスにてお好きなサイズにてご提供することも可能です。
■アルミ複合板カット(穴あけ/角R)販売・加工サービスはこちら
【スチール複合板】

アルミ複合板のアルミ箔部分をスチールに変更した発泡パネルです。
スチールにするメリットとしては、アルミ複合板では利用ができないマグネットを付けることが可能となる点です。
さらに表面をホワイトボードコーティングした材料もあり、壁一面をホワイトボード化、マグネットの脱着が可能な下地材にすることができます。
サイズは厚みが2ミリと3ミリがあり、大きさは3×6サイズ以上となります。
【コーヨーソフトボード】

コーヨーソフトボードは独立気泡構造を持ち無機物とポリオレフィン系樹脂からなる、化学架橋された発泡ボードです。
緩衝性、断熱性にすぐれており、建材としてフローリングクッション材、畳の芯材、工業用部材・日曜雑貨、重量物のクッション材として利用されています。
看板・ディスプレイ関係ではカルプ文字の芯材としても使用されています。
サイズは厚みが2ミリから50ミリまであり、大きさは3×6サイズとなります。
まとめ
いかがでしたか、今回は発泡パネル・発泡ボードの種類を紹介させて頂きました。
用途に応じて最適なボード材を見つけて頂けると幸いです。
サインシティでは、様々なメーカーの発泡パネルやボード材を扱っております。
100均、文具店、画材店、ホームセンターでは取り扱いのないボード材、大判サイズや加工サービスも豊富に取り揃えておりますので是非、参考にしてみてください。
(3×6サイズや4×8といった業務量サイズも豊富に通販しております!)