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サインシティです^^
今回はSDGs目標15(陸の豊かさも守ろう)や目標8(働きがいも経済成長も)の達成につながる意味でも注目を集めております
『FSC®認証マーク』
についてご紹介させていただきます!
企業のPRとしてもメリットのある点となるかと思いますので、ぜひチェックくださいませ!
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目次
FSC®認証マークとは?森を守る仕組みを解説!
私たちが普段目にする紙製品や木製品の中には、「FSC®認証マーク」の付いたものを見かけることがあります。
環境に配慮している取り組みのひとつとして最近よく話題にあがるこのマークですが、そもそもどのような仕組みで成り立っているのか、ご存じでしょうか?
世界規模での森林破壊が叫ばれる中、「資源の持続的な利用」がキーワードになっています。
FSC®認証マークが生まれた背景と役割、さらにそこに込められた森を守るための仕組みについて詳しくご紹介します!
FSC®認証マークとは?
FSC®は「Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)」の略称で、持続可能な森林管理を推進する国際的な非営利組織を指します。
ここで言う「持続可能」という言葉には、森林の環境保全だけでなく、そこに暮らす人々の生活や地域社会への貢献、経済的な安定といった多面的な側面が含まれています。こうした厳しい基準をクリアした木材や紙製品にだけ添付を許されるのが「FSC®認証マーク」です。
身近なところでも、
お菓子などの箱などがFSC認証の紙で製作されていたり、下記のようなスタバのカップもFSC認証の紙カップに変更されたりと色々とFSC®認証のマークを目にする機会が増えております。
自然破壊が叫ばれる中で、自然を守るための運動も広がりを見せております。
自然を守るためには木を育てればいいというだけではなく、
森林は動植物の生態系や水資源の保護、地域住民の生活基盤など、多くの働きを担っています。
そのため、森林が適切に管理されているかを第三者がチェックする仕組みが求められるのです。
FSC®認証マークを持つ製品は、森林破壊につながらないようにした上で生産された木材や紙からつくられており、環境や社会へ配慮した形で消費者に届けられます。
FSC®が設立された背景
1980年代後半から顕在化したアマゾンの熱帯雨林破壊や森林伐採の問題は、世界中の人々の心を揺るがしました。
そこで、環境保護団体や林業、木材・紙製品の企業などが協力して「どうすれば森林を持続的に利用できるか」を話し合い、1993年にFSC®が設立されました。
国際的な組織であるFSC®は、世界中の森林の保全と利用の両立を目指し、独自の認証制度をとおして森林管理を監督しています。
3つのFSC®認証の仕組み
FSC®認証には、森林そのものを管理するための認証と、そこから採れた木材がきちんと分別されているかをチェックするための認証があります。
ここでは、代表的な3つの認証を簡単にご紹介します。
■FM認証(Forest Management)
森林を対象とする認証で、森林自体が持続的に管理されているかを審査します。
違法伐採が行われていないかや、地域住民や労働者の権利が尊重されているかなど、環境保護から社会的配慮まで細かくチェックされるのが特徴です。
■CoC認証(Chain of Custody)
伐採した木材が加工・流通されて製品になるまでの過程を追跡する認証です。
製品のパッケージやラベルの段階に至るまで「FSC®材」がしっかりと分別管理されているかを証明し、消費者が安心して選ぶことができるようにします。
■CW認証(Controlled Wood)
FSC®基準を満たさない木材が混ざらないように管理する認証で、FM材ほど厳密ではないものの、紛争地域の木材や違法伐採材などを避けるための仕組みを整えています。
製品に使用される木材の一部をFSC®材と組み合わせる際に、問題のある木材を排除する役割を果たしています。
FSC®認証マークを取得するメリットとは?
森林を守る取り組みに携わる企業にとって、FSC®認証の取得は自然環境への配慮だけでなく、ブランドイメージの向上にも深く関わってきます。
製品にFSC®のマークがついていると、「この木材は責任ある森林管理のもとで生産されたものだ」と消費者に伝えられます。
現代の消費者は環境や社会的課題への取り組みを重視しながら商品を選ぶ傾向が強まっており、このマークがあるだけで購買意欲を後押しすることも少なくありません。
また、従業員や地域社会にとってもメリットがあります。FSC®認証取得のプロセスでは、森林や労働者の安全管理を重視することが求められるため、働く環境が整備されているかどうかもチェック対象になります。
適切な労働条件が保証され、地域住民には伝統的な森林利用が尊重されることで、森と人との健全な関係を維持していけるのです。
森林の保全は地球温暖化対策にも大いに寄与し、結果として企業活動の社会的価値を高めることにもつながります。
FSC®認証マークを見かけたら
もしスーパーや文房具店でFSC®認証マーク付きの製品を見つけたら、「この商品は地球環境や地域社会に配慮して作られているんだ」という視点で選んでみるのもよいでしょう。
たった一人の小さな選択でも、それが積み重なれば地球の森林を守る大きな力になっていきます。近年はトイレットペーパーやティッシュなどの日用品にもFSC®認証製品が増えてきました。ぜひ日常の中でマークをチェックしてみてください。
また、企業側にとっては、FSC®認証は一時的な景気対策ではなく、長期的な経営戦略として注目されています。
持続可能な森づくりに参加することはブランドの価値となり、環境意識の高い顧客との信頼関係を築くカギにもなるのです。
まとめ:森を守る小さな一歩にFSC®認証を
森林資源は地球上の生命を支える重要な基盤であり、私たち人間を含む多くの生き物にとって不可欠な存在です。しかし、近年の森林減少や違法伐採などによって、未来への持続的な資源確保が危ぶまれています。
FSC®認証マークは、そうした危機的状況から森を守るための一つの具体的なアクションといえます。
商品のパッケージに描かれたFSC®マークを手掛かりに、
「これはどこから来た木材なのだろう」
「どのように育まれた森からやってきたのだろう」
と思いを巡らせてみると、日々の買い物も新鮮な視点が加わるなと個人的に思いました^^
FSC®認証マークを見つけた際には、その背景にある森を守る取り組みに思いを馳せ、私たちができる小さな一歩を積み重ねていきたいと思います!