NET通販サインシティです。今回は金物(かなもの)をご紹介します。
金物とは建築や看板など様々な製品において、部材同士を接合、補強したり、機能や装飾を加えたりするために使用される金属製の部品の総称です。釘やボルト、かすがい、プレートなど多くの種類があります。特に建築分野では、安全性や耐震性を確保する上で不可欠な役割を担っており、適切な金物を選ぶことが重要になります。
金物とは
金物とは、金属で作られた器具や部品を指し、建築分野においては特に、建築材の接合部分の強化や結合、あるいは建具などの機能部品として取り付けられる金属製品全般を指します。これには、構造を支えるためのボルトやプレート、梁受け金物といったものから、ドアや窓に使われる蝶番やドアチェーン、さらには装飾的な要素を持つものまで幅広く含まれます。金物は建物の強度や耐久性を高める上で欠かせない存在であり、現代建築においては安全基準を満たすためにその適切な使用が法律で定められている場合もあります。




建築における金物の役割
建築における金物の役割は多岐にわたります。最も重要な役割の一つとして、構造材同士の接合部を強固に連結し、建物の構造的な強度を高める点が挙げられます。特に木造建築では、地震や台風などの外力に対して木材の組み方だけでは不十分な場合があり、金物による補強が不可欠です。また、金物は建具や扉、窓などの開閉をスムーズに行うための機能部品としても重要な役割を果たします。ドアノブや蝶番、レールなどがこれにあたります。さらに、手すりや階段の滑り止め、装飾的な部材など、安全性やデザイン性を向上させるための役割も担っています。建築金物は、建物の見えない部分で構造を支える「縁の下の力持ち」として、また見える部分で機能性やデザイン性を高める要素として、建築物全体の品質と安全性に大きく貢献しています。また、看板や標識などを柱やパイプに取り付けるためのUバンド、角バンド、平リブもアルミ金物として使用されています。



アルミ金物の特徴
アルミ金物には、その素材であるアルミニウムならではの優れた特徴が数多くあります。まず挙げられるのは、その軽量性です。アルミニウムは鉄の約3分の1という軽い比重を持ち、建築物の軽量化に大きく貢献します。これは、特に高層建築や大規模な構造物において、建物の自重を減らし構造への負担を軽減する上で非常に有利です。また、軽量であることは運搬や施工の容易さにもつながり、作業効率の向上に貢献します。次に、耐食性の高さです。アルミニウムは空気中に触れると表面に強固な酸化被膜を自然に形成し、これが内部の腐食を防ぐバリアとなります。この特性により、アルミ金物は屋外や湿度の高い環境でも錆びにくく、長期間にわたってその性能を維持できます。加工性の良さもアルミ金物の大きな特徴です。比較的柔らかい素材であるため、切断、曲げ、穴あけなどの加工が容易で、様々な形状に成形しやすいという利点があります。これにより、複雑なデザインや多様なニーズに対応した金物の製造が可能です。さらに、アルミニウムはリサイクル性が高く、環境負荷の低減に貢献するサステナブルな素材としても注目されています。ただし、鉄と比較すると強度が劣る場合があるため、用途に応じた適切な合金や設計が必要となります。
アルミ製アングルについて
アルミ製アングルは、建築分野をはじめ様々な用途で活用されるL字形の建築材料です。軽量でありながら一定の強度を持ち、耐食性にも優れているため、建築構造物の補強やフレーム材、装飾材など幅広く使用されています。アングルはその形状を活かして、構造材の補助や見切り材、あるいはDIYなどでも多目的に利用されます。
アングルの形状と用途
アルミ製アングルは、L字形の断面を持つ棒状の形状をしています。この形状によって、様々な建築や構造における用途に対応できます。主に、L字の二辺の長さが等しい「等辺アングル」と、長さが異なる「不等辺アングル」があります。この形状は、部材のエッジ部分の保護材や見切り材として使用されるほか、他の部材との接合を強化する補強材としても効果的です。例えば、建築構造物のフレームや骨組みの補強、家具のフレーム、ディスプレイラックの部材などに用いられます。また、DIYにおいても切断や加工が容易なため、様々なアイデアを形にするための素材として人気があります。太陽光発電パネルのサポート構造や、工業製品のフレーム構造にもアルミアングルはその軽量性と強度、耐候性を活かして利用されています。
アングルの製品仕様
アルミ製アングルの製品仕様は、使用する環境や目的に応じて様々なサイズや厚みで製造されています。一般的に、厚み(肉厚)は0.8mmから12mm程度まであり、一辺の長さも9mmから125mmまでと幅広いバリエーションが存在します。これらのサイズは、用途に必要な強度や取り付け箇所の条件に合わせて選ばれます。材質としては、建築用アルミ形材として広く使用されているA6063や、中程度の強度を持つA6061などのアルミニウム合金が主に用いられます。これらの合金は、押出加工性に優れており、複雑な断面形状の製品を効率よく製造できる特徴があります。また、表面処理としてアルマイト処理が施されることが多く、これにより耐食性が向上し、シルバーやブロンズなどのカラーバリエーションも提供されています。用途によっては、必要な長さにカットして販売される「切り売り」に対応している製品もあります。

アルミ建材について
アルミ建材とは、アルミニウムやアルミニウム合金を素材として製造された建築材料全般を指します。アルミニウムは、その軽い比重が大きな特徴であり、ステンレスの約3分の1の軽さで、建物全体の軽量化に寄与します。これは特に高層建築や大規模構造物において有利に働きます。また、アルミニウムは優れた耐食性を持つ金属です。空気中で自然に形成される酸化皮膜が内部の金属を保護し、錆びや腐食の進行を防ぎます。さらに、アルミニウムは加工性が高く、切断や曲げ、穴あけなどの機械加工が容易であり、様々な形状の建材に成形することが可能です。アルミ建材の種類には、窓枠やドアサッシに多く用いられる押出形材(アングル、チャンネル、パイプなど)や、外壁や内装に使用されるアルミパネルや複合板などがあります。これらのアルミ建材は、軽量性、加工性、耐食性といったアルミニウムの特性を活かし、建築物の様々な箇所で使用され、機能性とデザイン性の両面で重要な役割を果たしています。
アルミ金物の主な種類
アルミ金物には多様な種類があり、それぞれの用途や機能に応じて様々な形状や仕上げが施されています。代表的なものとしては、建物の構造を補強するために使用されるアングルやチャンネル、パイプといった構造金物があります。これらの金物は、軽量性を活かして建築現場での作業効率を高め、耐食性によって屋外でも長期間使用できます。また、ドアや窓などの開閉部分に使用される丁番や取手、レールなどの機能金物もアルミ製が多くあります。これらの金物はスムーズな動きや耐久性が求められます。さらに、床材の端部を処理する床金物もアルミ製が一般的で、見切り材や押さえとして使用されます。床金物には様々な形状があり、段差の解消やデザイン性の向上に貢献します。アルミ金物の表面仕上げには、耐食性を高めるアルマイト処理、様々な色付けが可能な塗装などがあります。これらの仕上げによって、金物の見た目や耐久性が向上し、建築デザインに合わせた選択肢が広がります。製品によっては、ガラスを固定するためのコの字型チャンネルなど、特定の厚みの材料に合わせて内寸が調整されたものもあります。アルミニウムは身近で加工しやすい金属であり、様々なアルミ金物として私たちの生活や建築を支えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は金物を紹介しました。
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