スチール製の白い板って?ホワイトボード用途でも使える「スチール複合板」になります♪

スチール製の白い板ってなんのこと?ホワイトボードになります♪

こんにちは、看板のサインシティです^^
先日サインシティのお客様より
「スチール製の白い板はありますか?」
とお問合せをいただくことがありました。

問い合わせをいただいた直後は
「スチール製の白い板…」
と正直悩みました。

私は放送事故にならない程度に少し悩み…
「見た目が白いとのことですので、スチール複合板のことでしょうか?」
とスチール複合板について、
お客様にご紹介させていただくと
「そう、それです!」
「あー良かった( ゚Д゚)」
と内心ホッとしました。

私は転職してサインシティに入社させていただいたのですが、
入社するまでは「スチール複合板」という言葉は知りませんでした。

「マグネットが使用できる板」
「マーカーで書き消しできる板」
「ホワイトボード用途で活用できる板」

とお問い合わせをいただくと、
たいていが「スチール複合板」で合致します。

「スチール複合板」という言葉は未だメジャーではないと思いますので、今回の看板ブログで少しご紹介させていただきます!

※但し【 スチール製の白い板 = スチール複合板 】で無い場合もありますので、詳細に間違いがないかの確認ご注意ください。

スチール複合板
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スチール複合板とは?

スチール複合板の説明画像

「スチール複合板」とは、簡単に言えば、薄いスチール板2枚で発泡ポリエチレン樹脂をサンドイッチした製品(複合板)を指しています。

スチール複合板は、スチールが使用されているから重いのではないか?
とイメージされる方がいらっしゃいますが、スチール単体のスチール板と比較しますと非常に軽い板材となります。

試しに「1000mm×1000mm 3mm厚」の板で比較してみましょう。
重量は下記の数式で計算することができます。

【 幅(m)×高さ(m)×厚み(mm)×比重=重量(kg) 】

この数式を利用すると、
スチール(鉄)の比重は、「約7.85」であるため、

1(m)×1(m)×3(mm)×7.85=23.55(㎏)

スチール複合板(CKホワイトボードLITE-S 両面ホワイト CK-3LS-WW 3mm)の比重は、「約1.03」であるため、

1(m)×1(m)×3(mm)×1.03=3.09(㎏)

なんと同サイズで比較するとスチール板はスチール複合板より、約7.6倍も重いということになります。

これは非常に大きな差ですね^^

なぜこんなにも重量に違いが出るのかといいますと、先程も説明したと通り、スチール複合板は芯材に発泡ポリエチレンが使用されております。

そのため軽量で、厚いスチールよりもカットがしやすく施工性に優れています。
またスチールの性質上、マグネットを脱着させることが可能であるため、掲示板として使用されることがあります。

さらにはスチールの表面に白色のホワイトボード塗料が塗られているため、マーカーでの描き消しが可能であり、オフィスや会議室、学校でよく目にするホワイトボードとしての活用が可能です!

ただスチール複合板にはスチールが使用されており、錆びやすい性質があるため、屋内で水濡れしない場面でしか使用することができません。

スチール複合板のご使用の際にはこの点はご注意が必要となります。

スチール複合板
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スチール複合板の使用場面とは?

スチール複合板の構造はある程度、ご理解いただけたかと思います。

それではスチール複合板の使用場面はどこでしょうか?

サインシティでは、大変有難いことに月間100枚以上スチール複合板のご注文をいただいております。
そこでご購入頂けましたお客様へヒアリングがさせて頂きました、ご活用シーンをご紹介させていただきます。

オリジナルホワイトボード製作

先にもご紹介させていただいた通り、スチール複合板にはマグネットの脱着が可能となっております。

また表面には白いホワイトボード塗料が塗られているため、マーカーでの描き消しが可能です。

お客様によっては、板をカット無しの原反(規格サイズ)のままでご購入いただき、そのまま壁面へビス止めして使用している方も多くいらっしゃいます。

スチール複合板を壁面に取り付ける際は、スチール板と比較すると軽量ではありますが重量はあるため、両面テープや接着剤だけでは落下する恐れがあります。

ビス止めや金具を使用して取り付け、壁掛けしていただくことをおススメしております。
スチール複合板を活用したオリジナルのホワイトボードについては、サインシティのオフィスでも活用しております。

オリジナルホワイトボード画像

「サインシティオリジナル ホワイトボード」の製作方法としては、下記の通りです。
① スチール複合板を必要なサイズにカットします
② デザインしたインクジェットメディアシートを出力します
③ ②に対してホワイトボード用ラミネートを加工します
④ ①に③を貼り合せをします
⑤ ④にアルミ枠を取り付けて完成!
言葉にすると簡単に思いますが、スチール複合板をカットするのに鉄をカットできる大型の機械が必要であったり、シートを出力する大型の機械が必要であったり、もちろん貼り合せる技術が必要となります。

よく目にする無地のホワイトボードももちろん使い勝手が良いです!


「ホワイトボード規格品」商品一覧はこちら→

ただデザインされたオリジナルの逸品がフロアにあることで、フロアが華やかになったり、注目されやすかったりと非常に愛着がわいてきます!

また全体をデザインするのではなく、予定表やシフト表に使用できるようレーザーでの罫引きの対応も可能です。
ぜひ一度、オリジナルホワイトボードについて、お問い合わせくださいませ。


※横幅が2メートル越えなどオリジナルサイズでの製作も可能です。
メールもしくはお電話にて、お気軽にお問い合わせくださいませ。

オリジナルスチール複合板プレート看板

サインシティではプレート看板の製作を行っております。
プレート看板の活用シーンでは、店舗の出入り口に掲げる店舗名を入れたプレート看板や駐車場の注意案内看板、工場内の標識看板などがあります。

そういった場面で使用するプレート看板を製作する場合には、たいていの場合にはアルミ複合板と呼ばれる板を使用しています。
この理由としては、アルミ複合板は軽量であり、比較的安価な材料となります。
またアルミは錆びにくい素材であるため、屋外での使用に適しております。

ただ、お客様によっては、プレート看板にマグネットを貼りつけて使用したいと要望されることがあります。

その際にはアルミ複合板でなく、スチール複合板を使用してプレート看板を製作しております。
スチール複合板製のプレート看板の活用場所としては、ショーウインドウや窓越しの看板として設置し、「SALE開催中」「営業中・商い中」「本日は〇〇時までオープン!」などのマグネットを期間限定で貼り替えて使用するとのことです。

アルミ複合板製よりも高価とはなってしまいますが、長期的に使用することができ、表示面をマグネットシートを使用して貼り替え・マーカーでの書き替えることがメリットしてあります。

但し、スチールは錆びる可能性がありますので、屋外の使用はお控えください。

さいごに

いかがでしょうか。
多くの方は「スチール複合板」という製品の名前はご存じないかと思います。
おそらくホームセンターでも取り扱いしている店舗が少ないかと思います。

ただ実は、生活している中では必ずと言っていいほど、知らない間に一度は見たことがありますし、活用できるシーンは多くイメージできるかと思います。

サインシティでは原反(910×1820mm、1210×2420mmなど)での販売はもちろんのこと、お客様ご希望のサイズにカットすることが可能です。

『病院のこの壁に合うサイズのホワイトボードを作りたい!』
『営業マン全員分25名分の行動予定表をホワイトボードで作りたい!』

など、サイズもボード面のデザインや罫線も自由に入れられます^^

ご質問、不明点がありましたら、専門スタッフが対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

スチール複合板
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サインシティ

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