トヨタで生まれた進捗管理術『カンバンボード』とは?

トヨタで生まれた進捗管理術『カンバンボード』とは?

看板通販サイト『サインシティ』です^^
今回は進捗管理方法・アイテムとして有名な

『カンバンボード』

をご紹介させていただきます。

宜しければぜひチェックくださいませ!

トヨタ発『カンバンボード』とは?

『カンバンボード』とはチームで作業をする際に、それぞれの作業を可視化し、効率化を高めるための管理ツール(手法)を指す言葉として活用されております。

元々はトヨタが自動車工場の現場にて、自動車の生産チームや材料管理チームなどがお互いの意思疎通・稼働状況を共有できるようにするため、書き込みができるような看板を設置した事例が発祥とされております。

はじめは看板(大きな板)へ書き込みをしていたものが、次第に大きなホワイトボードが利用されるようになり、書き方も

・最優先
・進行中
・保留
・完了

といった形でホワイトボード上にエリア分けをし、タスクが書かれた付箋をそれぞれの状況にあるエリアへ貼っていく。
….といった手法へなっていきました。

現在でもこのホワイトボードを活用し、進捗管理を共有するカンバンボードの手法は多くの現場で活用されております。

また、ホワイトボードを利用しない、PC上で書き込みができる進捗管理ツールなども多数登場するようになってきました。

カンバンボードを導入する目的

カンバンボード(進捗管理ツール)を導入する大きな目的としては、スタッフ間での進捗状況の共有ができる点です。

自らの担当部署以外の進捗状況も、カンバンボードを見ることで全体の状況が把握できることで、遅れが生じている部分が可視化できるようになります。

カンバンボードのメリット

上記のように、
全体の進捗状況がカンバンボードを見ることで、即座にわかるという点は大きなメリットかと思います。

部署間で情報交換をする際に、それぞれ独自のルールで進捗状況を管理してしまいますとわかりづらくなってしまいますが、カンバンボードさえみれば誰でも現在それぞれの案件が『進行中』なのかどの案件が『最優先』なのかがわかるシンプルな方法での共有は、部署間を超えて簡単に情報共有ができるメリットがございます。

また、部署間を超えてチーム全体が情報共有できる為、チームとしての一体感が生まれやすいというメリットもあげることができると思います。

遅れが出ている部署の存在も可視化できる為、チームとして助け合う形も生まレやすいメリットもカンバンボードにはございます。

カンバンボードのデメリット

デメリットとしては、
カンバンボードは全体の進捗管理をチームで共有するためのものとなり、一つ一つのタスクの詳細という部分までは知ることができません。

最優先のエリアに付箋が貼られていれば、その案件が最優先なのはわかるとしても、実際にどのような案件で、どのような課題があるか〜
などの詳細は個々で情報交換をする必要がございます。

また、全体の進捗状況をチーム全体が知ることができることにより、遅れが出ている部署の存在が可視化されてしまう点はメリットでもあり、人によっては焦りの原因ともなってしまいデメリットとなる場合もあるかと思います。

最後にカンバンボードの大きなデメリットとしてあげれるものが、コスト管理ができない点です。

カンバンボードは最優先や保留等のエリア分けをして、付箋を貼っていく形のため、予算についての項目がありません。

案件全体が無事に完遂したとしても、結果膨大なコストがかかってしまっていた・・
といったことはカンバンボードでは管理することができないため、別途予算管理は行わなれければなりません。

カンバンボードを作るには

カンバンボードは色々な形の運用方法がありますが、最もシンプルな形は

・作業中
・進行中
・完了

の3つのエリアへホワイボード上を分け、
それぞれのエリアへ該当する案件の付箋を貼っていくという運用方法となります。

この3つのエリアも

・最優先
・進行中
・保留
・完了

と分けたり、
付箋の色で分けたりなど様々な運用方法があり、アイデア次第でその組織に合ったカンバンボードを作る形となります。

ホワイトボードは手書きで3つのエリアに線で区切る!
などでも問題はありませんが、
サインシティではオリジナルのホワイトボードを制作しておりまして、お客様よりカンバンボードのオーダーをいただくご機会も非常に多いです^^

手書きの線ですと、
簡単に消えてしまいますが、
オーダー製作の場合は罫線も自由に入れることができ、かつエリア名はもちろん、エリア毎に背景色をつけるなども自由自在にデザインすることが可能です。

また、ホワイトボードのサイズも小型から数メートルといった大型サイズまでご希望サイズにて製作可能ですので、最も見やすいカンバンボードを作ることが可能です。

ご入用の際にはぜひお気軽にお声がけくださいませ!


■オーダーホワイトボード製作の詳細はこちら


まとめ

今回はカンバンボードについてご紹介させていただきました^^

カンバンボードは進捗管理方法の総称として現在は使用されておりますので、実際にボードを使用せずにPC上やスマホアプリで進捗管理をされるケースも多いと思います。

ただ、ぱっと見ですぐにわかるホワイトボードを使用したカンバンボードはまだまだ多くの現場で活用されておりまして、実際サインシティには非常に多くのカンバンボード製作のご依頼をいただきます^^

ぜひこんなデザインでボードを製作して欲しい!
といったご要望を頂きましたら嬉しいです!

よろしくお願いいたします。

サインシティ

私たちは、看板・サイン資材のネット販売から、オリジナル看板製作・現場での取付施工まで自社で行っています。
看板のことならサインシティに、是非ともお任せ下さい!