LED直管タイプへの交換はシャーシ型ホルダーも必要な理由

看板通販サインシティです。
今回は看板照明のなかでも内照式看板に使用されている蛍光管タイプのLED照明の紹介です。

LED直管ランプへの交換を検討する際、ランプだけでなく、照明器具そのものであるシャーシ型ホルダーの確認や交換が必要となる場合があります。ここでは、LED直管ランプの基本的な情報から、シャーシ型ホルダーの役割や種類、交換が必要となるケース、そして交換時の注意点について詳しく解説します。適切な知識を持つことで、安全かつ効率的なLED化を実現できます。


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LED直管ランプとは

LED直管ランプは、従来の蛍光灯に代わるものとして広く普及している照明です。蛍光灯と同様の細長い形状をしており、オフィスや学校、店舗など様々な場所の照明器具で利用されています。LEDは蛍光灯に比べて長寿命で消費電力が少なく、環境負荷も低いという特徴があります。ただし、既存の蛍光灯器具にそのまま取り付けられるタイプ(工事不要型)と、器具側の安定器を取り外す工事(バイパス工事)が必要なタイプがあるため、交換時には注意が必要です。

シャーシ型ホルダーの役割

シャーシ型ホルダーは、直管型LEDランプを物理的に固定し、電気的に接続するための重要な照明器具部品です。ランプの口金を受け止めるソケットが取り付けられており、LEDランプを安定した位置に保持します。また、配線を内部に収め、電源からの供給を受けてランプに電力を送る役割も担っています。特に看板照明などでは、ランプの落下を防ぎ、安全性を確保するためにも堅牢なシャーシ型ホルダーが不可欠となります。

シャーシ型ホルダーの種類

シャーシ型ホルダーには、設置場所や用途に応じていくつかの種類が存在します。主にランプの取り付け方や、シャーシの形状によって分類されます。これらの違いを理解することで、交換や新規設置の際に最適なタイプを選択できます。

SP型ホルダー

SP型ホルダーは「首短タイプ」とも呼ばれ、比較的アーム部分が短いシャーシ型ホルダーです。コンパクトな設計のため、薄型の内照式看板での設置に適しています。蛍光灯ホルダーの場合には安定器が背面に設置されているタイプです。袖看板やスタンド看板などの内照看板でよく使用されます。全長やワット数によって様々な製品があり、20W形、30w形、32w形、40W形に対応したものが販売されています。LED直管ランプ用には両側配線や片側配線といった配線方式に対応した製品があります。

L型ホルダー

L型ホルダーは「首長タイプ」とも呼ばれ、SP型に比べてアーム部分が長い特徴があります。厚みのある内照式看板に適しています。蛍光灯ホルダーの場合には安定器がシャーシの上面に設置されているタイプです。こちらも袖看板やスタンド看板などの内照看板で利用されることがあります。LED直管ランプ用には20W形、30w形、32w形、40W形、両側配線や片側配線といった配線方式に対応した製品があります。

板付型ホルダー

板付型ホルダーは、シャーシに平板が取り付けられているタイプのホルダーです。蛍光管の場合には安定器が側面に設置されているタイプです。看板内部の奥行きが浅い場所や、壁面に直接取り付けるファサード看板などに適しています。SP型やL型と同様に、蛍光管の場合は様々なワット数に対応した製品が提供されていますが、LED直管ランプ用のホルダーでは安定器が不要なため、板付型のホルダーはラインナップされていません。

蛍光灯ホルダー LED直管ランプホルダー 両側配線 片側配線

シャーシ型ホルダーが必要なケース

LED直管ランプへの交換において、シャーシ型ホルダーの交換や新規設置が必要となるのは主に以下のようなケースです。まず、既存の照明器具が古く劣化している場合です。長年使用された照明器具は、シャーシやソケットなどの部品が劣化している可能性があり、LEDランプの性能を十分に引き出せなかったり、接触不良によるちらつきや不点灯の原因となることがあります。特にソケット部分はランプの抜き差しによって摩耗するため、確認が必要です。次に、使用するLED直管ランプが既存の照明器具と適合しない場合です。LEDランプには様々な給電方式や口金タイプがあり、既存器具の仕様と合わない場合は、安全のためにもシャーシ型ホルダーを含めた器具全体の交換が必要になります。特に、従来の蛍光灯器具をそのまま使用する「工事不要」とされているLEDランプであっても、器具の劣化状況によっては思わぬ事故につながる可能性も否定できません。最後に、新規で照明器具を設置する場合です。この場合は、用途や設置場所、使用するLED直管ランプに合わせて最適なシャーシ型ホルダーを選定し、設置する必要があります。看板照明など特定の用途に特化したシャーシ型ホルダーも存在しますので、目的に合った製品を選ぶことが重要です。


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シャーシ型ホルダー交換時の注意点

シャーシ型ホルダーを交換する際にはいくつかの注意点があります。まず、最も重要なのは電気工事士の資格を持つ人が工事を行う必要があるという点です。誤った配線や取り付けは、感電や火災などの重大な事故につながる危険性があります。安全確保のためにも、必ず専門業者に依頼するようにしてください。次に、交換するシャーシ型ホルダーが使用するLED直管ランプと適合するかを確認することです。LEDランプには両側給電方式や片側給電方式などがあり、ホルダーの仕様と合わないと正常に点灯しないだけでなく、故障の原因となります。また、ランプの口金形状(G13など)がホルダーのソケットと一致することも確認が必要です。そのため、対応製品で揃えることが大切です。


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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はLED蛍光管とホルダーについてご紹介しました。
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