看板のサインシティです^^
看板材料としても多く使用しておりますマグネットシートについてご紹介させていただきます!
マグネットシートとは鉄やスチール製のものに吸着し、表面にインクジェットメディア(看板用に印刷しましたシート)やマーキングフィルム(カッティングシート)を貼った加工ができる、シート状のマグネット製品です。
マグネットシートが実際に使われている身近な製品は日常生活でも実はよく目にすることができます。
例えば運転の初心者マークや、たまにポストへポスティングされている水道110番やトラブル110番などの広告などもマグネットシートが使用されている代表的な製品です。
さて、そんなマグネットシートが使われている製品はどのように作られているのでしょうか?
また、個人で作る(使う)ことはできるのでしょうか?
あったら便利だと思うけれど、よく分からないといったお客様にも、マグネットシートの特徴や印刷・加工の仕方、利便性をご紹介させていただきたい思います!
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■マグネットシート』商品一覧ページ
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マグネットシートとは?
そもそもマグネットシートとはどのような製品なのでしょうか。
冒頭でも軽く紹介したとおり、表面にインクジェットメディアやマーキングフィルムを貼った加工ができる、シート状のマグネットです。
マグネットになっているので、鉄やスチール面であればどこでも貼り付けができます。
マグネットシートの主な素材は「フェライト(酸化鉄)」です。
フェライト系マグネットシートの磁力には「等方性」「異方性」の2種が存在します。
・「等方性」どの方向からも同じ強さの磁力を持つ磁石
・「異方性」一方向に同じ強さの磁力を持つ磁石
そのため「異方性」と呼ばれるマグネットシートのほうが強磁力となります。
また、マグネットシートには様々な厚みがありますが、厚みが厚ければ厚いほど磁力は増します。
マグネットなんてどれも同じような強さで接着できる!
とイメージされるお客様もきっと多いかと思いますが、等方性」か「異方性」かの違い、そして厚みによって接着の力は全く異なります^^
当店一番人気のマグネットシート
当店で一番人気の規格は、0.8mm厚×1020幅等方性の大判のマグネットシートです。
国産マグネットシート白 0.8mm厚 ツヤなし 等方性 1020×10m
100均やホームセンターで売られているマグネットシートと比べると、大判で業者様向けではありますが、はさみで簡単に切断ができますのでどんな方でも取り扱いは簡単です。必要な幅に合わせてカットして使用してください。
1020幅の大判タイプの他にも、100幅などの幅狭タイプも取り扱っています。また、希望の幅にスリット加工することも可能です。
注意点として、マグネットシートは鉄やスチール製のものに吸着はしますが、マグネットシートの上にマグネットを脱着することはできません。

マグネットシートへの印刷・加工
マグネットシートは、材料だけで使用されることもありますが、印刷や加工、いわゆる二次加工を施して使用・販売されることが多くあります。
マグネットシートの加工品として、身近なものでは初心者マークや広告用の販促マグネットで多く目にすることがあるでしょう。
あれらもマグネットシートが材料として使われています。
サインシティでは1枚~オリジナル品を製作することができます。
名刺のような四角形はもちろん、オリジナルの形にカットもできます。ノベルティなどにいかがでしょうか?

マグネットシートへの印刷方法について
マグネットシートへの印刷方法は様々あり、数量やデザイン・納期などによって適した印刷方法は変わってきます。
大量・少量の見極めとして名刺サイズ(91mm×55mm)3000枚以上・以下の場合を目安にしていただければと思います。
(数量につきましてはあくまで目安となります)
小ロットでオリジナルマグネットを作りたい場合
・インクジェット出力
インクジェット印刷(フルカラー)で出力をしたメディアをマグネットシートの表面に張り合わせる方法です。
屋外用のメディアとラミネートを使用することで、屋外での使用も可能になります。
インクジェットプリンターで出力するため1枚~製作可能です。
ですが、数量が多いほど単価は安くなります。
・マーキングフィルム貼り
マーキングフィルムの切り文字を表面に貼る方法です。
手作業になるので大量案件には不向きです。
大量のオリジナルマグネットを作りたい場合
・シルク印刷
穴の空いたシルク版材に一色ずつインクを落とし伸ばしていく印刷方法です。
一色につき、1つの版が必要になるため色数が増えると割高になりますが
数量が増えるほど単価が安くなります。
1色ずつインクを落とす手法になるため、グラデーションや複雑なデザインでの製作には向きません。
インクを厚く塗ることにより、耐候性に優れているのが特徴です。
屋外で使用される場合はシルク印刷が推奨されています。
・オフセット印刷
ハンコのように、版に直接インクをつけて印刷する方法です。
多色使いが可能でフルカラー・グラデーション印刷が可能です。
シルク印刷に比べ、インクの厚みが薄いため耐候性の面でやや弱い印刷方法です。そのため、屋内で使用されるときに推奨されます。
自分で簡単にマグネットを製作したい場合
また、マグネットシートで教材や名札を作りたいなど、自分で簡単にマグネットを製作して使いたい場合は以下の方法がおすすめです。
・糊付きのマグネットシートを使う
両面テープのついた「糊付き」タイプのマグネットシートを使用することで、家庭用プリンターで印刷した普通紙を貼り合わせることができます。
社内用の名札など、手軽に作りたいものに便利です。
貼り合わせて、はさみでカットするだけの簡単作業です。
・カラーマグネットシートを使う
また、カラータイプのマグネットシートを使用することで、表現の幅が広がります。
ラベルプリンターなどで印刷した文字を、カラーマグネットシートに張りつければ、例えば白は1組・黄色は2組など、色でグループを認識しやすくできます。
他にも、自由な形にカットして絵のように使ったり、グラフの値を見やすく表現する……といった使い方もいかがでしょうか?
このようにマグネットシートを使うことで、自宅でも簡単にオリジナル品が作れます。
マグネット下地材を使って、マグネットシートDIY
ここまでお話ししたとおり、マグネットシートは取り扱いが非常に簡単です。そのため、近年は自分でDIYをする方々の材料としても需要が高まっています。
とは言っても、大半の壁はマグネットがつかない素材なのでマグネット製品が使えない……。
そんなときに使われるのが、マグネットシートの下地材です。
一部のスペースをマグネット仕様にしたい場合
スチールペーパーは、スチール箔をコート紙でサンドしている製品です。
裏面が糊(両面テープ)状になっているため、スチールペーパーを壁に貼り付けることで、壁面へのマグネットの脱着が可能になります。
ただし、壁紙などの凹凸がある面に貼り付けると剥がれの原因になりますのでご注意ください。
壁全体をマグネット仕様にしたい場合
スチール複合板を壁面に取り付けることで、マグネットの脱着を可能にすることができます。
まるで壁紙のようにおしゃれな、マグネットを付けられる壁面材です。
キッチンなど火を扱う場所をマグネット仕様にしたい方
不燃認定を得ている壁面材です。
そのため、リビングはもちろんキッチンにも安心してお使いいただけます。
表面は耐汚染性にすぐれていて、手入れも簡単です。
マグネットでくっつく家具シリーズ
下地材を使って壁面をマグネット仕様にすることで、収納スペースの可能性もグンと広がります。
磁石を使った新しいスタイルのインテリア「ヘヤデコカグ」

デットスペースだった壁が収納スペースへ早変わり!
マグネットで自由なところにレイアウトが可能な、インテリア家具シリーズです。
ビス止めが必要ないため壁を傷つけることなくインテリアを飾ることができ、簡単にスタイリッシュな内装を実現できます。
まとめ
いかがでしたか?
マグネットシートの特徴や加工方法、DIYやインテリアへの取り入れ方などをご紹介させていただきました。
マグネットシートにはいろいろな種類があります。「キズや跡を残さず吸着する」という他にない利便性があり、うまく使うことで、幅広い表現が可能になります。
マグネットをもっと身近なものにして、生活へ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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