看板通販サイト『サインシティ』です^^
今回は看板のことではなく、下記の記事でも少し触れたのですが、ついで買いの仕組みをうまく作られているなと感じる
『風邪薬パブロン』
について書いてみたいと思います。
風邪薬と一緒に飲める栄養ドリンク
風邪薬は色々な商品が販売されておりますが、その中で特に売れているものは
大正製薬の『パブロン』
第一三共ヘルスケアの『ルル』
この2つが風邪薬業界では2強のようです。
(続いて、コンタックや葛根湯・バファリンなどが人気とのこと。)
その中でパブロンが上手いなと感じたのは、風邪薬と一緒に飲める栄養ドリンクの商品ラインナップがある点です。
風邪を引いてしまうと、とにかく早く治したい!となります。
そのため、私も経験があるのですが
『風邪薬と一緒に栄養ドリンクも飲んだら早く良くなるのでは?』
と感じたことがありました。
ただ、検索すると、基本的に風邪薬にも栄養ドリンクにも多量のカフェインが入っているため、一緒に飲むと胃が荒れるなどの理由で推奨されておりませんでした。
一昔前であれば、こうした情報はすぐには分からないので、なんとなく素人考えで間違ったことをしてしまう・・
ということは多かったと思います。
ただ、現在はググレカスという言葉があるくらい検索が一般的となりましたので、多くの方がすぐに情報を得て
『一緒に飲むのはやめておこう・・』
となるかと思います。
ノンカフェイン+刺さるキャッチ
『かぜかな?と思ったら、早めの栄養補給』
栄養ドリンク自体は興味がある方・ない方に分かれる商品だと思います。
飲む方は飲むし、飲まない方は全く飲まない。
そんな商品が栄養ドリンクではないでしょうか。
ただ、
『風邪を早く治したい』
というのは、風邪をひいたほぼ全員が感じることだと思います。
パブロンの栄養ドリンクはそうした風邪を治す(イメージ)を全面に出している印象で、栄養ドリンクとしてではなく
『風邪を早く治すためのもの』
といった売り方をされているように思います。
実際、風邪薬と一緒に飲んでも大丈夫なノンカフェインの栄養ドリンクで、サイトのキャッチコピーも
『かぜかな?と思ったら、早めの栄養補給』
『かぜなどの発熱でだるい時、消耗したからだの栄養補給に』
といった感じでかぜを早く治してくれそうなニュアンスで商品紹介がされておりました。
パッケージも、他の栄養ドリンクは
『ビタミンC1000mg!』
『元気ハツラツ!』
的な表現が多い中、パブロンの栄養ドリンクのパッケージは
『かぜなどの発熱でだるい時の栄養補給に』
と下記動画のように
『かぜ』
という文字が一番目立つようにデザインがされております。
栄養ドリンク好きな方ではなく、もっと母数が多いであろう
『かぜになったら早く治したい』
という層に向けて売っているのはすごく参考になりました。
『いくらでも払うからビタミンCを摂りたい!』
という方はそう多くはないと思いますが、
『いくらでも払うから風邪を早く治したい!』
という方はきっと多いので、風邪薬を買うついでにこのパッケージの栄養ドリンクが置いてあれば『ついで買い』したくなりそうだなと思いました^^
まとめ
今回の看板ブログは看板には直接関係ない話となってしまいましたが、こうした
『ついで買い』
を意識した商品展開や見せ方は学べることが多いと感じます。
最近ではキッチンカーのお客様の看板製作のご依頼も非常に多く頂けますので、カウンター横にうまくついで買いがしたくなるようなPOPや小さな黒板で効果的なキャッチコピーなどを並べるなど、そうした部分は看板製作会社として色々とご提案させて頂ける部分かなと思います^^
サインシティでは、看板の激安通販だけではなく、お客様の売り上げが上がるような看板作りもデザイン部分などから試行錯誤して日々製作しております。
ぜひ看板がご入用の際にはお気軽にお問い合わせくださいませ!
よろしくお願いします^^