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近年、全国各地でゲリラ豪雨や台風による道路の冠水・浸水被害が相次いでいます。
なかでも周囲より低い位置にある「アンダーパス」では、短時間で水が溜まりやすく、
車両が水没してしまう冠水事故が毎年のように発生しています。
冠水した道路は水面下の状況が見えなくなるため、路面の凹凸や側溝との境界、水深の変化がドライバーから判断できません。
「まだ通れる」と思って進入してしまい、気づいたときには車両が動かせなくなる——そんな事故が後を絶たないのが実情です。
こうした冠水事故を未然に防ぐ対策として注目されているのが、アンダーパスに設置する「冠水標示」サインです。
この記事では、冠水標示の種類と、路面に設置するタイプの標示が持つメリットについて解説します。

アンダーパスで冠水事故が起きる理由
アンダーパスは道路や鉄道の下をくぐる構造上、周辺よりも低い位置にあり、大雨の際に雨水が集中しやすいという特徴があります。
排水ポンプの処理能力を超える雨量が降ると、短時間で水位が上がり、気づいたときには進入路も含めて水没しているケースも珍しくありません。
特に危険なのは、水面下の路面状況が見えなくなることです。実際の水深がわからないまま進入し、
エンジンルームへの浸水などで車両が立ち往生してしまうと、ドライバー自身の避難も困難になります。
だからこそ、「進入する前」に危険を知らせる仕組みが重要になります。

冠水標示の種類
水深標示
水深標示は、設置した位置まで冠水した場合の水深を路面上に示す標示です。
「ここまで水位が上がると〇〇cm」というように、水深を目盛りのような形で路面に表示することで、
ドライバーが大雨時の水位を直感的に、かつ瞬時に把握できるようにします。
冠水注意
冠水注意標示は、アンダーパスへの進入口の手前などに設置し、大雨時に冠水するおそれがあることを事前に知らせる標示です。
アンダーパス内の水深標示を見る前に「この先は冠水することがある」という前提を伝えておくことで、
水深標示が示す数値の意味をドライバーがより正確に理解できるようになります。
つまり、冠水注意標示と水深標示は、「入る前の注意喚起」と「実際の危険度の可視化」という役割分担で、
セットで機能する対策といえます。

路面に設置する冠水標示の3つの特徴
1. 必ずドライバーの視界に入る
路面標示は、車両が通行する際に自然と視線が向く位置にあるため、アンダーパスを通行するドライバーの目に入りやすいのが最大の強みです。
晴天時であっても繰り返し目にすることで、「この道は冠水する可能性がある」という意識を普段から根づかせることができます。
2. 通行を妨げない
壁面看板やポール型の標識と異なり、路面に直接施工するため道路上のスペースを占有しません。
車線幅や視界を圧迫せず、通常時の通行の妨げになりにくいことも、路面標示ならではのメリットです。
3. 設置しやすい
アンダーパスの構造によっては、壁面に水深表示を設けることが難しい現場もあります。
路面標示であれば設置条件を選びにくく、既存のアンダーパスにも比較的導入しやすいため、
新設・改修を問わず幅広い現場で採用しやすい対策です。

「冠水しないとき」にこそ価値がある標示
アンダーパスの冠水は、大雨の際に突発的に発生することがあります。
実際に冠水してから注意を呼びかけるのでは手遅れになりかねません。
だからこそ重要なのは、平常時から「ここは冠水する可能性がある場所だ」とドライバーに伝えておくことです。
路面標示は、日常の通行のなかで自然に視界に入るため、特別な意識をしなくてもドライバーに気づきを与え、
いざ大雨に見舞われたときの的確な判断・回避行動につなげることができます。
「冠水しないときにこそ役割がある」——それが、アンダーパスの冠水標示の本質です。
豪雨災害が激甚化・頻発化するいま、冠水標示は道路管理者にとって欠かせない安全対策のひとつではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。サインシティではNET通販にて各種、路面標示・看板を販売・施工しています。
是非、チェックしてみてください。











