【ロールアップ・ハトメ・上下展張】それぞれのバナースタンドに適した使用シーンとは?

【ロールアップ・ハトメ・上下展張】それぞれのバナースタンドに適した使用シーンとは?

展示会やイベント会場、店舗など様々な場所で活用されているバナースタンド。新商品やサービスを紹介したり、アピールするための販促ツールとして人気があります。ほとんどのバナースタンドは、持ち運びしやすいようコンパクトに収納できるようになっているので、複数の会場で使用したいときや何度も出し入れしたいときにぴったりなアイテムです。

前回の記事では、バナースタンド3種類のメリットと注意点についてご説明しました。

どれを選んだらいいの? バナースタンドの種類とメリット・注意点について

それでは実際の使用を考えたとき、どのようなシーンや場所に、どのようなバナースタンドが最適なのでしょうか。

バナースタンドと検索すると、様々な種類がたくさん出てきます。また価格も1,000円台から購入できるものから1万円、5万円を超えるものまであります。

無駄なお金は出したくないけれど、安物買いの銭失いにもなりたくない!
そのためには基本的なバナースタンドの特徴と用途を知っておく必要があります。
使用シーンと予算に合った商品を選ぶためにも、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

バナースタンドの種類は大きく分けて3種類

まずは基本的なバナースタンドの種類をおさらいしたいと思います。
バナースタンドには大きく分けて3種類のタイプがあります。

バナースタンドの種類 巻き取り(ロールアップ)・ハトメ・上下展張

一般的な呼び方は

1.巻き取り(ロールアップ)式のバナースタンド
2.ハトメ式のバナースタンド
3.上下展張式のバナースタンド

になります。あまり聞きなれない単語ですよね。
正式な名称はないので、メーカーや取扱サイトにより多少名称が変わってきますが、それでは各タイプのバナースタンドの特徴と使用シーンを見ていきましょう。

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンド

近年一番人気のバナースタンドです。バナー(デザインの入った表示面)部分は本体の中に巻き取られていて、引き出すだけで設置できます。コンパクトに収納できるので持ち運びが楽です。
ロールアップバナースタンドは、本体にバネが組み込んであり、そのバネの力でバナーが本体に収納されます。支柱で固定する前に手を離したり、しっかり固定されていなかったりすると、勢いよく巻き取られて本体の破損にもつながりますので設置時は注意しましょう。

ロールアップバナースタンドは、最初に組込み(バナーを本体に取り付ける)が必要で、慣れるまでは少々手間取るかもしれません。業者によって、組込み済の完成形として発送するところ、組込みはお客様がするところなど様々ですので、購入時に確認しておきましょう。特に複数購入する場合は、完成形を発送するところをお選びいただくと、届いた後が簡単で確実かと思います。

巻き取り(ロールアップ)式のバナースタンドが適する使用シーンは?

ロールアップバナースタンドの「設置が簡単」「持ち運びや移動が楽」というメリットを最大に活かせるのは、展示会やイベントなどでも特に
・何度もバナースタンドを出し入れする
・複数の会場で使用する
といったシーンです。

ロールアップタイプのバナースタンドには表示面が差し替えできるものと、表示面の取り替え不可のものがあります。
もし、一種類のキャンペーンでしか使わない場合は、「くるりん2」シリーズのような表示面使い切りで廉価なロールアップバナースタンドが使いやすいと思います。

お手頃価格の「くるりん2」シリーズ

お手頃価格の「くるりん2」シリーズ

長期的に使用したい場合は、表示面が差し替えできる商品がおすすめです。「i-Look」シリーズは、表示面だけでなく部材も購入できますので、破損の際も取り替えて長くご使用いただけます。初期投資は他のバナースタンドよりも高価になりますが、長期的に考えた場合はi-Lookシリーズをお勧めいたします。

丈夫で高品質なバナー「i-Look」シリーズ

丈夫で高品質なバナー「i-Look」シリーズ

また、ロールアップタイプで屋外対応のものはあまりないのですが、こちらの「ツインクルタフ」は屋外でも使用可能です。支柱がスプリング構造になっているため風の影響を受けにくく、アンカービスが付属してるため芝生や砂浜、土の上などでも固定が可能です。屋外のイベントにおすすめです!

屋外用ロールアップバナースタンド ツインクルタフ(両面) W840

屋外用ロールアップバナースタンド ツインクルタフ(両面) W840

ハトメ式バナースタンド

生地に穴を開け、金属の金具で補強したものをハトメと言います。
ハトメ式のバナースタンドは、バナー(表示面)の四隅にハトメを開け、支柱に引っ掛けて掲示します。取り付けは非常に簡単なので、誰でもすぐに使用することができます。

ハトメタイプには、屋外使用可能な商品が多いのも特徴です。強いテンションで引っ張って設置するので、長期的に掲示していると表示面部分が多少伸びてシワが寄ることもあります。

ハトメ式のバナースタンドが適する使用シーンは?

ハトメタイプバナースタンドは、バナー(表示面)部分にしっかりとしたビニール生地のターポリンを使用することが多いので、数週間に渡るイベントでの掲示に向いています。また、ハトメで四方から引っ張ることで表示面を綺麗に表現できるため、会社説明会などのビシッと決めたいシーンにもおすすめです。

タンク付きの商品は屋外での使用はもちろん、人通りが多い場所などでも安心してお使いいただけます。

こちらの商品は脚部分が注水タイプのタンクになっていて、屋外イベントや展示会場でよく使用されています。また、両面タイプもありますので設置場所に応じてお選びください。

バナースタンド QSB-Y、QSB-Y4

【左】ハトメタイプの定番!バナースタンド QSB-Y
【右】両面可能で使いやすい バナースタンド QSB-Y4

上下展張式バナースタンド

上下展張式タイプのバナースタンドは、安価で大量購入におすすめのバナースタンドです。バーや脚の部分が目立たない、スッキリとした見た目も人気です。バナー(表示面)の上下にパイプやクリップを取り付けて支柱で固定します。

また、上下展張式タイプのバナースタンドは構造が単純なため、バナースタンド同士を横に連結して使うなど、設置方法に面白いバリエーションがあるのも特徴です。

上下展張式バナースタンドの適する使用シーンは?

上下展張式のバナースタンドは、スクリーンと本体は別々になりますが、作りがシンプル・軽量で持ち運びがしやすいものが多いため、短期のキャンペーンやイベントなどにおすすめです。

上下にパイプを取り付けたバナー(表示面)は、紙管などを芯にして「巻いて」保管や移動をしたほうがいいでしょう。せっかく設置した時にバナーに折りじわがついていると、せっかくのアピールも残念なものになってしまいます。バナー(スクリーン)の素材も、シワのできにくい生地やしっかりとしたものをお勧めします。

上下パイプタイプで人気なのは「I-BannerII」シリーズです。こちらの商品の特徴は、何と言ってもスタンドを取り外せばタペストリーとしても使用できるところです。安価なのに質感も高級感があり、かつ2WAYで使用できる、とても良い商品だと思います。

I-BannerIIシリーズ

2WAY使用できる!「I-BannerII」シリーズ

上下クリップバータイプのバナースタンドには「クイックロックバースタンド」シリーズがあります。こちらの商品は、看板や販促ツールで有名な株式会社ファーストの商品で、品質は折り紙付きです。
スクリーンをクリップバーで挟むだけなので、デザインの変更も簡単で長期的に使用したい方におすすめです。サイズや足の形状の種類も豊富なのが良いですね!

クイックロックバースタンドシリーズ

豊富なバリエーション「クイックロックバースタンド」シリーズ

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回の記事では「巻き取り(ロールアップ)式」 「ハトメ式」「上下展張式」の各バナースタンドの特徴と、それぞれのタイプに最適なシーンをご紹介いたしました。

使用用途とご予算、使用する人、使用場所など様々な視点からご検討いただき良い商品を選択していただくための参考になれば良いと思います。
しっかりと調べて、ご不明な点はお気軽にお問い合わせくださいね!

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