LEDで集客力・注目度アップ!ライトパネルの歴史と仕様について

LEDで集客力・注目度アップ!ライトパネルの歴史と仕様について

商業施設などを歩いていて、このように表示面全体が光っているポスターを見たことはありませんか?

光るポスター

これは「ライトパネル」という、ポスターの背面をライトアップする看板です。専用のスタンドに乗せられていたり、壁に掛けられていたりと、おそらく何度かは目にされているのではないでしょうか。特にLED仕様のものは視認性がよくスタイリッシュさもあり、LED照明の普及とともに人気の高まっている商品です。
今回は、そんなライトパネルについて、詳しくご紹介します。

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ライトパネルとはどんなものか

ライトパネルとは、ポスターフレームの内部に電材を仕込ませたパネルです。まるでポスター全体が光っているかのように見せることができるため、一般的なポスターフレームに比べ圧倒的な訴求力を誇り、特に夜間や暗いところで効果を発揮します。また、ライトパネルは家庭用電源で使用できるものが多いため、電気工事などの手間をかけずに電飾サインを使えるというメリットもあります。

ライトパネルが使われる場所と用途

ライトパネルの使用場所は、店舗の店先だけに留まりません。現在ではショッピングモール、展示会、企業説明会など様々な場所で使用されています。ほかにも、飲食店ではメニューの表示に、商品展示会では商品の詳細説明の掲示に使うなど、幅広く活躍します。また企業名だけを表示して、いわゆる看板として使用されているケースも多く見られます。

LEDライトパネルの人気の理由

これまでは、暗い場所にサインを置きたい場合、スポットライトなどで照らす方法(外照式といいます)が主流でした。ただ、外照式は看板全体をまんべんなく照らすことが難しく、思うようにアピールできないという声がありました。
ライトパネルは導光板(※後述します)によってポスター全体が明るくなるため、表示面が圧倒的に見やすくなります。実際に、ライトパネルのサインの前では、スポットライトで照らしていたときよりも閲覧者が足を止める時間が長くなったという声があります。

また、今までは一人で持てて且つ光るサインはほとんどありませんでしたが、ライトパネルは持ち運びが容易なうえ、スタンドに置けば立派なサインになります。このように施工費をかけず手軽に始められるという点も、人気の理由のようです。

ライトパネルの歴史 - 蛍光灯仕様からLED仕様へ

ライトパネルの歴史

現在のライトパネルの光源は、ほとんどがLEDとなっています。
数年前まで、ライトパネルは蛍光灯仕様の商品が主流でしたが、そちらが大きく普及する前にLED仕様の商品がリリースされました。

発売当時のLED仕様の商品は、蛍光灯仕様に比べ非常に高額でした。しかしLEDの方が電気代が安く長持ちすること、また本体が非常に薄くスタイリッシュなことなどから、徐々にLEDのライトパネルの人気が上がっていきます。そして2013年頃より安価な海外製品が普及し始めたことで、瞬く間に市場に広がっていきました。
ただ、当時の安価な商品は「安かろう悪かろう」という表現の通り、「フレームが曲がっている」「すぐに点灯しなくなった」といったトラブルも見受けられました……。

2015年頃からは、海外の生産工場に日本企業が入ったようで、原料・生産ラインの見直しや検品などもしっかり行われるようになり、品質が向上しています。現在は、海外製でもおすすめできるLEDライトパネル商品が多数出てきていますよ!

ラインナップと商品仕様について

ライトパネルは電気が流れる商品のため、屋内用の商品がメインとなります。一部、防滴仕様を施した屋外仕様の商品もありますが、できるだけ軒下などの雨があたりにくいところで使用してください。
サイズのラインナップは、ポスターサイズに合わせたA1(594×841mm)サイズのライトパネルB1(728×1030mm)サイズのライトパネルが一般的です。また、A4(210×297mm)サイズのライトパネルなどもカウンターサインとして人気があります。
また、多少時間を要してしまいますが、サインシティではオーダーメイドとして規格外の生産も承ることが可能です。

薄型を可能にした「エッジライト方式」

LED仕様のポスターパネル・ライトパネルは、パネルの背面に導光板を使用した「エッジライト方式」が用いられています。

導光板とは
導光板=LGP(Light Guiding Panel)は側面から入れた光を拡散させ、表面に均一の光を出す「薄く光るパネル」です。
導光板をパネルに使用することで、背面に蛍光灯及びLEDを入れる必要はなくなり、薄くムラのない効率的なパネルを製作することができます。
ーー導光板(LED導光パネル)について | 導光板のパイオニア 明拓工業株式会社

導光板の側面(エッジ)にLEDを埋め込み、導光板内でLEDの光を屈折させてポスター全体が光るような仕様になっています。
これによりパネルの背面に光源を置く必要がなくなり、薄くスマートな外観を実現しました。

クリアな発色の「バックライトフィルム」

ライトパネルに使用するポスターは、より良い発色を表現するため、一般的な「紙」のポスターとは異なる素材を使用します。紙のポスターは背面から光をあてると、見た目の発色が淡くなり全体的にぼやけてしまうことが多いのです。そのため、サインシティを含めた看板屋さん・印刷屋さんでは、基本的にPET素材などの、背面から光を通した時により良く発色する素材に印刷を行います。

このように光の透過性を考慮したポスターは、バックライトフィルムと呼ばれます。紙のポスターとは違い、別途の費用は必要になりますが、出来上がりが全然違いますのでオススメですよ!

まとめ

近年ますます人気の高まっているLEDライトパネル。視認性よく持ち運びができ、家庭用電源で使用できるとても便利な電飾サインです。品質や価格も安定してきていますので、これまで一般的なポスターフレームを使用したり、蛍光灯やスポットの照明を使用していた方も、この機会にぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。

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