看板通販サイト『サインシティ』です!
今回の看板ブログはマーキングフィルムについて書いていきます。
マーキングフィルムは、カッティングシートとも呼ばれる色つきのシートです。
厳密には『マーキングフィルム』がシートの総称で、『カッティングシート』は(株)中川ケミカル様の製作するマーキングフィルムの製品名なのですが、「カッティングシート」という呼び名が浸透しており同じ意味で使われることも多くなっています。
看板へも頻繁に使用されており、特に文字などのシンプルでくっきりとしたデザインを表現する際には優先的に選ばれる看板材料です。
目次
看板の製作方法
例えば、目にする機会の多いこのような看板↓
こうした看板の製作方法は大きく2種類で、
アルミ複合板という板材の上へ
①デザインを印刷したシートを大きなシールのように貼る
②マーキングフィルムを文字などの形へカットして貼る
のどちらかになります。
印刷したシートを貼るか、マーキングフィルムで表現するか
①の方法は、主にインクジェットメディアという印刷用シートを使用します。
シートに表示面のデザインを印刷して板の全面に貼ります。
シートの裏面に接着剤がついていますので、慣れた方であればスムーズに行えます。
②は、専用のマシンを使って、マーキングフィルムに薄く文字などの切れ目を入れて使用します。
切れ目の入った状態で板に貼ったあと、必要な部分を残しながら余分なフィルムを剥がす必要があるので(カス取りといいます)、作業的にはインクジェットのシートを貼るよりも手間がかかります。
上記の駐車場の看板などは、同じデザインで複数枚のご注文をいただく場合が多いので、印刷したシートを貼る方法で製作することが多いです。
シンプルなデザインはマーキングフィルムがメリットあり
上記のように、マーキングフィルムはやや手間がかかりますが、もちろんメリットもあります。
それは
『デザインがよりパキッと見える!』
という点です。
もちろん、インクジェットシートだとぼやけるというわけでは決してないのですが、インクジェットシートは印刷での表現ですので、インクのかすかな滲みがある場合がございます。
(看板として使用する上で気になるレベルではありません)
その点、マーキングフィルムは色つきのシートを切って貼っていますので、文字の縁も明瞭で、よりパキッとした見た目の表現が可能です。
文字やロゴだけのシンプルなデザインを表現する場合、マーキングフィルムのメリットがとても活きると思います。
こちらはマーキングフィルムを貼った看板の画像です↓
パキッと明瞭な感じが伝わりますでしょうか?
ちなみに上の看板は↓のような大きな看板でした。
すべてマーキングフィルムで表現しています(頑張りました)。
サインシティではこうした看板製作もご対応可能ですので、ご希望の際はぜひお声がけください!
透明な部分を活かすデザインにもオススメ
マーキングフィルムは、下の写真のように透明なアクリル板へデザインを表現する際にも使用します。
インクジェットシートの場合、全面にシートを貼るのでアクリル板の透明な部分が見えなくなりますが、マーキングフィルムは文字の部分だけシートを貼りますので、透明部分を活かした看板を作ることができます。
窓ガラスへのウィンドウサインにも
『透明な部分に文字を表現する』と言いますと、
下のようなウィンドウサインも見かける機会が多い看板ではないでしょうか。
右の写真は、すりガラス調のシートと組み合わせて目かくしの機能も持たせています。
こうした窓ガラスへのデザインも、マーキングフィルムの得意分野です。
サインシティではウィンドウサインも激安にて製作・通販しています。
手書きの文字などからデザインを起こすことも可能ですので、ぜひご活用くださいませ!
まとめ
今回は、看板へ文字の表現をする場合にメリットの多い
『マーキングフィルム』について紹介させていただきました。
色数の多いデザインや非常に細かいデザイン、グラデーションを表現したい場合などはマーキングフィルムでの製作は難しいですが、
シンプルにお店の名前や会社名だけを表現したい!といった場合は、マーキングフィルムを使用するとよりくっきりとパキッとした表現が可能です。
ご検討の際は、ぜひサインシティへお声がけくださいませ^^
よろしくお願いします!