イラストレーターデータとは?パスデータと画像の違いについて

イラストレーターデータとは?パスデータと画像の違いについて

看板製作・通販サインシティです。
本日は、看板デザインチームが看板ブログを担当させていただきます!

『アルミ複合板・スチレンボードなどを希望の形にカットしたい』
『カッティングシートを、文字やロゴなどの形に剥がせるよう加工したい』

サインシティではこのようなご希望を叶える加工サービスを承っており、
今回はその際に使用するイラストレーターデータについて、少し書いてみたいと思います。

カッティングシートやアルミ複合板などを、文字やロゴの形にカットする際は、
イラストレーターで作った『パス』と呼ばれるデータ(以下、パスデータと呼びます)が必要になります。

カット加工で使用する機械には『カッティングプロッター(カッティングマシン)』や『ルーター』などがありますが、これらはパスデータに沿って刃を入れていきます。
そのため、イラストレーターデータ(aiデータと書かれることもあります)内にパスデータが含まれていることが大切です。

しかし、パスデータは、単純にイラストレーターでデータを保存したからといって、
全ての場合に綺麗にできているものではありません。
それでは、パスデータが含まれているか否かはどう見分けたらいいのでしょうか?

そうしたポイントをまとめてみましたので、ぜひご覧くださいませ^^

パスデータと画像の違い

イラストレーターで、2つのファイルを表示してみました。
左はパスデータを含むもの、右は画像を配置しただけのものです。

イラストレーターのパスデータについて

見た目は同じですが、
イラストレーターの上部のメニュー「表示」から「アウトライン」を選択すると・・・

イラストレーターのパスデータについて

左のパスデータには文字の形(アウトライン)の情報がしっかりあり、右の画像はただの四角になっていることが分かります。

画像は1枚の絵のような状態なので、機械からは輪郭の四角だけが認識されてしまいます。
拡張子がJPEGやPNG、GIFなどのデータは、基本的にこの「画像」に該当します。

機械は、パスデータで形を認識するので、この図の左のような「パスデータ」が必要になります。
イラストレーターのパスデータについて
ちなみに、印刷業界ではイラストレーターというアプリケーション自体のことや、.aiの拡張子が付いたデータのことを、
・ai(エーアイ)
・aiデータ(エーアイデータ)
と呼ぶこともあります

aiデータ以外でパスデータが使える(ことがある)もの

通常、イラストレーターで作成したデータを保存すると「.ai」という拡張子が付きます。
保存時の条件にもよりますが、保存の画面では、
デフォルトで「.ai」の拡張子が選ばれていることが多いです。

そのため、お持ちのデータが「.ai」の形であれば、パスデータが含まれている可能性が高いです。
(時折、拡張子は.aiなのに中身が画像という引っ掛けっがあるため100%とは言えませんが…)

他には「.eps」や「.pdf」も、
保存時にベクター形式が選ばれている(パスデータを残している)場合は、
イラストレーターで開いた時にパスが生きていて、カットに使用できることがあります。

これらのデータをお持ちで、このデータは使えるのかな?と不安な際は、
お気軽にお問い合わせください。

もし、パスデータがない場合は、弊社で画像の上からなぞって(トレースすると言います)
パスデータを作成させていただくことが可能です。
※別途トレース費用がかかります。
※内容によってはできない場合もございます。

こんなものが作りたいのだけど・・・
というご要望がございましたらぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ!

さいごに

サインシティでは、お客様からのお問合せやご相談にお応えする『お客様サポートチーム』、
実際に看板の表示面を印刷したり、貼ったり、組み立てたりする『看板製作チーム』、
そして私が所属する、ご要望に合うデザインをご提案・制作する『デザイン制作チーム』と
それぞれが専門知識を日々磨いて、
より良い看板をお客様へ納品させていただけるよう頑張っております^^

看板をどこよりもお安い価格で激安通販!
というコンセプトはもちろんですが、品質にも徹底的にこだわっておりますので、ぜひご活用くださいませ。

よろしくお願いします^^
(もちろんお客様制作データでのデザインデータ入稿もご対応しております!)

サインシティ

私たちは、看板・サイン資材のネット販売から、オリジナル看板製作・現場での取付施工まで自社で行っています。
看板のことならサインシティに、是非ともお任せ下さい!