切り文字ステッカーからラベル・シール印刷までを徹底説明!材料からオーダー品までNET通販!

切り文字ステッカーからラベル・シール印刷までを徹底説明!材料からオーダー品までNET通販!

看板通販サインシティです。
今回は『切り文字ステッカー』についてご紹介します。

切り文字とは?

そもそも「切り文字」とは何のことなのでしょうか?
看板業界ではよく耳にする言葉ですが、一般的にはあまり馴染みがないかもしれません。
文字・図形・ピクトなどの形にシートや板などをカットしたもので、看板や標識、案内板などを作るための準備段階として作られます。
準備段階というのも、切り文字そのものはバラバラのパーツのようなもので、看板や標識は切り文字を「取り付ける」ことで完成形・出来上がりとなるためです。

さて、切り文字の素材には種類がありますので、製作する際には何でつくる切り文字かを確認する必要があります。
以下では、一般的に使用されている切り文字の素材を順に説明していきたいと思います。

切り文字ステッカー

切り文字ステッカー

素材は塩ビシートであるカッティングシートを切り文字にしたものです。
単色の粘着付きカラーシートを台紙は残してカットします。
デザインの不要な部分をカス取りし、転写用のアプリケーションシートを貼り付けて完成です。

切り文字のなかで厚さは一番薄く、コスト的にも安価なのが切り文字ステッカーですが、さらに色数が豊富というメリットもあります。
屋外での使用も可能ですので、各ブランド・メーカーの屋外耐候性の目安となる年数をもとにフィルムを選ばれることを推奨します。

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シール印刷・ラベル印刷・ステッカーとの違い

切り文字ステッカーと混同しやすいものに、「シール印刷」「ラベル印刷」「ステッカー」があります。
明確な定義があるのか分かりませんが、一文字ずつが切り文字(分かれた文字)になっていない1枚シートの状態のものをシール・ラベル・ステッカーと定義し、切り文字ステッカーと区別するのが一番良いかと思います。
呼び方の違いはあっても、一文字ずつが切り文字になっているのか、なっていないのかの区別が重要かと思います。
分かり易い例として、ガラス面に「切り文字ステッカー」を貼った場合は、文字以外の部分から内部を見ることができますが、切り文字ステッカー以外のものは1面がシートとなり中が見えない状態となります。

切り文字ステッカーの用途・種類

切り文字ステッカーの用途は、会社名などのウィンドウサイン、カーマーキング、テントへの名入れ、看板全般、店舗装飾など多岐にわたります。
使用用途であったり、貼り付ける相手側の素材・状態に応じたカッティングシートを使用するなど材料選定も重要です。
近年では画像を使用したデザイン、グラデーションを使用したロゴ、複雑なデザインなどフルカラー印刷の必要性が増しており、カッティングシートを使用した切り文字ステッカーでの対応が難しいものも増えています。
そのような時は、一文字ずつが切り文字になっていない、インクジェト出力によるシール・ステッカーでの印刷にて看板製作することになります。

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スチレンボードの切り文字

発泡スチロール素材の板材料を切り文字にしたものです。素材はポリスチレン樹脂です。
スチレンボードと呼ばれ、100均ではカラーボードの呼び名でDIYの用途で人気の材料です。
カラーボードは色数も豊富にあり、軽く、加工がし易いのも特徴です。
5ミリ、7ミリなど厚さがあり立体的な切り文字が作れますが、屋内用途の商品となります。

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アルミ複合板の切り文字

アルミ複合板の切り文字

素材はアルミのサンドイッチパネル。
芯材はポリエチレン樹脂を使用し、表面をアルミ板で挟んである材料です。
主にプレート看板のベース部分となる板材料であり、3ミリ厚がメインとなります。
スチレンボードと違い屋外でも使用可能であり、表面に屋外用のカッティングシートを貼ることで好きな色に仕上げることもできます。

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アクリル板の切り文字

アクリル板の切り文字

素材はプラスチックのアクリル板。
透明度が高く、コロナ禍でパーテーションなどにも使用される材料です。
以前はカラーのアクリル板も豊富にあり、カッティングシートで切り文字を製作する前の看板はアクリル板の切り文字で作られていたものもあります。
カラーのアクリル板が廃番になるなかで、白アクリル板、黒アクリル板、透明アクリル板、乳半アクリル板での切り文字以外は徐々に減っていると感じます。

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ステンレス切り文字

ステンレス切り文字

錆びにくい金属であるステンレス板をレーザー加工することで切り文字にします。
錆びにくい特性は屋外で長期間使用する看板に最適です。
金属の光沢感は高級感を表現するのにも最適ですが、他の切り文字と比べると高価な印象となります。
厚さは1.5ミリ程度が多く、塗装をすることでカラーにも対応できますが、ステンレス本来の色調と傷が目立ちにくいヘアライン(HL)が一般的な仕上げ方法として定番です。

カルプ切り文字(チャンネル文字)

カルプ切り文字(チャンネル文字)

クッション性があり、衝撃を吸収できるような発泡体です。
建築資材、工業製品、日曜雑貨等のクッション材、断熱材として使用されている板材料の
表面にアクリル板、塩ビ板、アルミ複合板を貼ることで厚みのある切り文字(立体文字)をつくる材料(チャンネルボード)となります。
看板の文字に30ミリ程度の厚さを持たせたい時に使用します。

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まとめ

いかがでしたか。サインシティでは切り文字ステッカーの材料であるカッティングシートからカラーボード、アルミ複合板などの看板・ディスプレイ材料を販売しております。
また、看板・ディスプレイをつくるためのシステム販売、オリジナルデザインのオーダー製作もあわせてNET通販しておりますので、お気軽にお問合せください。

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