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サインシティです^^
今回は耐水性のある特殊な紙として選挙ポスターなどにも使用されております
『ユポ紙』
についてどのような素材か？
ユポ紙のメリットやデメリットは何か？
といった点をまとめてみました^^
看板業界でも使用される素材となりますので、
よろしければぜひご覧くださいませ！
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目次
ユポ紙とは？プラスチック素材から生まれた合成紙
ユポ紙という名前は聞き慣れない方もいるかもしれませんが、実は看板やメニュー表など、私たちの周りで幅広く活躍している素材です。
ユポ紙の正体は、ポリプロピレン樹脂を主原料とした「合成紙」というカテゴリーに属する用紙の一種。
一般的な紙は木材パルプが原料ですが、ユポ紙はプラスチックをベースにしているので、紙のように思えてその実、水にも強い耐水性や破れにくいという特徴があります。
屋外広告やステッカー、食品や飲料のラベルとしてもよく用いられ、最近ではメニュー表やショップカードなど、印刷物として様々なシーンで利用されています。
「紙に近い質感」と「プラスチックの特性」をあわせ持つ、不思議な素材と言えるでしょう。
ユポ紙のメリット
水に強く破れにくい丈夫さ
ユポ紙を語るうえで外せないのが、その高い耐水性と耐久性です。
屋外で使うポスターや看板に用いられても、雨や湿気でふやけたり破れたりしにくいため、長期間にわたってきれいな状態をキープしてくれます。
また、誤ってコーヒーやジュースをこぼした際にも、普通の紙のようにすぐシミにならず、さらに破れにくいため実用的。
一度作った印刷物を長く使いたい方にとっては大きな魅力でしょう。
紙に近い質感と印刷適性
一見プラスチックシートのようにも思えますが、ユポ紙には絶妙なハリや厚みがあり、手にしたときの感触は紙に近いといえます。
見た目の風合いも光沢のあるタイプからマットタイプまでバリエーションがあり、デザインのイメージに合わせて使い分けが可能です。
さらに、オフセット印刷やUVインクジェットなど各種印刷方式に対応している点も、個性的なデザインを活かすうえで頼もしいポイントです。
ただし、印刷業者によっては機械との相性やインクの種類が限られる場合もあるため、事前に印刷方法を確認しておくと安心です。
用途が広く汚れに強い
ユポ紙はその耐水性・耐久性を活かして、メニュー表やタグ、さらには巻き取りラベルまで幅広く活躍します。
食品関連や飲食店で使われる印刷物は、汚れや水分にさらされることが多いため、ユポ紙のような耐性がある素材は重宝されます。
屋外用の広告ツールとしても、日差しや雨風でボロボロになりにくいので、コストパフォーマンスの面でも検討する価値はあるでしょう。
ユポ紙のデメリット
独特な手触りによる筆記の難しさ
普通の紙に比べると紙表面が樹脂でつるりとしているため、ボールペンやシャープペンシルで書く際にインクが弾かれたり、筆圧をしっかりかけないと文字がかすれてしまうことがあります。
油性ペンや特定のインクを使えば、ある程度は文字が書けますが、メモ帳として使うにはやや不向きかもしれません。
手書きの書き込みが前提ならば、どの筆記用具なら書きやすいかを事前に試しておく必要があります。
コストが高く加工も難しい場合がある
ユポ紙は高機能な合成紙である反面、一般的な紙に比べるとどうしても単価が高くなりがちです。
大量に印刷する場合や、安価に済ませたい用途だと予算オーバーになりやすい点は否めません。
また、紙のように折る・破くなどの加工がしにくい点も場合によっては注意が必要です。
たとえば折り目やミシン目を入れて細かく仕上げたい印刷物に使うのは難しいことがあります。プラスチックそのものではないにせよ、紙以上に素材固有の特性があるので、しっかりチェックしたうえで用途を選ぶとよいでしょう。
印刷方法やインクの制限
ユポ紙は多様な印刷方式に対応できますが、すべての設備やインクで快適に印刷できるわけではありません。
特にインクジェットプリンターの場合、対応インクや機種の制約があることが多く、適したインクを使わないと
■色が乗らない
■乾きが悪い
といったトラブルも起こりやすいです。
ご自宅のプリンターで試す際には、対応するユポ紙の種類や推奨インクを事前に確かめる必要があります。
ユポ紙を選ぶ際のポイントとまとめ
ユポ紙は、水に強く破れにくいという優れた特性を備え、屋外での使用や飲食店など汚れやすい環境下でのメニュー表、ラベルなどに幅広く利用されています。
見た目や触り心地が紙に近い一方で、プラスチック原料だからこそ耐久性も抜群。
色の再現性やデザイン性を保ったまま長持ちするため、
『質の高い印刷物を作りたい』
『出来るだけ長く使いたい』
と願う方にとっては非常に魅力的といえます。
ただし、筆記用具の選び方や印刷方式の相性、コスト面などを考慮しないと、かえって使い勝手が悪くなる可能性があります。
あらかじめ使う環境や目的をしっかり確認し、合った筆記具の検討や予算とのバランスを見極めることが重要です。
それでも耐水性・耐久性・デザイン性の三拍子が揃ったユポ紙は、日常からビジネスまで活躍の幅が広く、汚れたい放題のキッチンや屋外の現場で頼もしい存在。
紙の次の選択肢として、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか^^
また、シンプルに屋外に貼り付けるシールや壁面への看板・ガラス面へ貼り付けるウィンドウサインなどは、サインシティの得意とする看板製作となりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ！
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