手書き看板に一工夫。飲食店オーナー必見の活用法

SNSなどでは時折、店頭の手書き看板や手書きPOPが話題になります。デザインのクオリティの素晴らしいもの、とにかくインパクトがすごいもの、思わず笑ってしまうもの……みなさんも、いくつか思い浮かぶものがあるのではないでしょうか。

お店の顔となるメインの看板はかっちりとしたものであっても、入口の小さめの看板などに、そのお店の個性がおもしろく表現されていたりします。

そこで今回ご紹介するのは、手書き看板の活用法です。
その中でも、特に飲食店様向けに、店頭のスタンド看板の書き方をご紹介したいと思います。

手書きにオススメ!『黒板看板』商品一覧ページはこちら

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■オシャレな黒板タイプ
赤い木製黒板 WA450R
スタンドプレート(チョーク用)SP-917
アンティークA型ボード アンティークホワイト

■メニュースタンド
テーブルボード TAB345-MB(マーカーブラック) B4

まず、ターゲットとなるお客様像を思い描く

何気なく店頭に置いている看板……そこに書かれている内容は、ちゃんとお客様に伝わっていますか?
看板を作る際にまず大切なのは、どんなお客様に見てもらいたいのか、ターゲットを決めることです。

例を挙げてみましょう。
あなたのお店はランチ営業をしています。さて、ターゲットとしているお客様はお昼休憩中のサラリーマンですか? ママ友同士のおしゃべりが弾む、子連れの女性グループですか? それとも、食べ盛りの学生でしょうか?
呼び込みたいお客様のタイプによってアピールする点は異なりますし、お店の立地条件によって、自然と店の前を通る人のタイプが決まることもありますよね。

ターゲットが曖昧だと、せっかくの看板がどの層のお客様の目にも留まらず、みんなお店の前を通り過ぎてしまう……ということになりかねません。そこで看板の上部には、ターゲットが思わず目を向けてしまうようなアイキャッチになる一言を入れてみましょう!

たとえば、ターゲットがサラリーマンなら「ワンコイン!」、お子さんを連れたママなら「キッズスペースあり」、食べ盛りの学生なら「ごはんお替り無料」なんて書いてあったら、ついつい目と足をとめてしまうのではないでしょうか?

お店の一番の売りを目立たせる

さて、お客様が看板に目を留めてくれました。しかし、看板にはお店で提供する料理のメニューが単調につらつら……これではもったいないです。看板にはお店の売り・アピールポイントを大きく掲げましょう!

日替わりメニューがあるお店なら、毎日表示される料理が替わるのでワクワク感を出せますね。名物メニューがあるのなら、それを目当てにお客様が入店してくれるかもしれません。

また、お店側としては、出来るだけたくさんのメニューを載せたい気持ちもあるかもしれません。しかし、細かく書きすぎることで逆にわかりづらい看板になってしまうこともあります。ここでもやはり、アピールポイントを絞ることがとても大切です。単調にメニューが羅列された看板より、オススメ品・名物がドンと書かれた看板は圧倒的に目を引きますよ!

看板に季節感を取り入れる

看板が1年中まったく同じというのも……なんだか味気ないような気がしませんか?

お店の名前が書かれたファサード看板や袖看板・突き出し看板を変更するのは、相当な労力(コストも時間も)が必要ですが、店頭のスタンド看板や手書きのボードなら少し工夫するだけで季節感を出すことができます。

たとえば、春には桜の花びらを散らせてみたり、夏には「クーラー効いてます!」の一言を入れてみたり、秋には「食欲の秋」を謳ってみたり、冬には雪だるまの絵と体の温まるぽかぽか料理メニューを書いてみたり……。毎日忙しそうに通り過ぎていく人も、看板に書かれた内容から季節の移り変わりを感じ、旬の食べ物や季節の料理が自然と頭に浮かぶかもしれません。

また、日本人は「限定」に弱いので、「期間限定」「数量限定」といった言葉を取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

看板にもスタッフの人柄を出す

ほとんどの飲食店は、お店の扉を開けて初めて、そこで働くスタッフの顔が見えますよね。そこで、せっかくならお店の外でもスタッフの人柄をアピールしてみませんか?

とは言っても、常にスタッフが外でお客様の呼び込みをするのは大変ですよね(弊社にも、学生時代のアルバイトで、極寒の中半袖姿でのぼりを振りまくった経験がある者がいるそうですが……寒さに涙が出たそうです)

そこでも活躍できるのが、店頭のスタンド看板くん。天候に左右されることなく外で頑張ってくれる、実に頼もしい奴です。(台風などの暴雨・暴風時は彼も休ませてあげて欲しいですが……)スタッフからのメッセージ・店主の一言が書かれているだけで、そのお店の個性がグッと際立ちます。
料理へのこだわりや、店内の雰囲気が自慢のお店なら、それを書いてみるのも良いかもしれません。きっと、それに惹かれて足を運んでくれるお客様が現れます。

すべて手書きが難しいときは、写真を活用する

すべて手書きが難しいときは、写真を活用する

これまで、文字やイラストでアピールすることをメインにご紹介してきました。しかし、まだ何だか味気ない看板に感じられたり、イラストを描くのは苦手だったり……そんな方には写真の活用をオススメします。

実際にお店で出す料理の写真が貼ってあると、お客様へのアピール力が格段に増します。ランチの定食メニューの写真なら、メイン以外に何が付いてくるのかも分かりますし、デザートやスイーツの写真があれば一気に華やかになり、女子のハートもがっちり掴むこと間違いなしです!
文字で伝わりにくいことも写真があれば一発で解消!ぜひ、有効活用してくださいね。

まとめ

今回は飲食店向けの手書きスタンド看板についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
手書きの看板は書いている人の個性が出て、見ているだけでも温かい気持ちになれますよね。

ここまで読んで、手書き看板っておもしろそうだな、と思ってくださった方には、こんなアイテムがおすすめです。

■オシャレな黒板タイプ
赤い木製黒板 WA450R
スタンドプレート(チョーク用)SP-917
アンティークA型ボード アンティークホワイト

■メニュースタンド
テーブルボード TAB345-MB(マーカーブラック) B4

この記事が、日本のどこかで頑張る飲食店さんのお役に立てますように!

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