看板通販サイト『サインシティ』です。
今回の看板ブログは、
私もうすぐで入社1年の製作部社員が、最近チャレンジした透明アクリルサインの製作工程についてご紹介させていただきます。
サインシティはアルミ複合板からカッティンシートなど看板材料の取扱数もネット通販最多クラスな為、全国の看板屋様からのご注文も非常に多く頂けております。
もしかすると、私のような看板業界新人の方もお客様の中にはいらっしゃるかもしれません^^
宜しければチェックして頂けましたら嬉しいです^^
目次
アクリルプレートの過去の関連記事
製作例のご紹介
人気のアクリルプレートサインについては過去にスタッフが執筆しました関連記事もございます。
こちらも宜しければ是非ご覧ください^^
プレート看板や切り文字など!アクリル板の加工例を紹介
また、サインシティの看板製作の中でも常に高い人気を誇ります、
アクリルプレート看板の詳細は下記ページとなります↓
非常にお値打ちに通販しておりますので、
ご検討中のお客様はぜひチェックくださいませ♪
ここ最近製作機会の多かったアクリルサインは…
サインシティでここ最近非常に多くご注文を頂けております、
アクリルサインをご紹介させて頂きます^^
透明アクリルプレート×裏張り透明塩ビシート×裏張り白塩ビシートの3層仕様!
先月あたりからご注文をいただく機会が増えているアクリルサイン。特に仕様としては、上記のパターンが目立ちました。
透明アクリル本来の良さを残しつつ、裏側にインクジェット出力した透明塩ビシートを貼り、さらに無地の白い塩ビシートを重ねることでデザインがはっきりと見え、シンプルかつカッコイイ仕上がりとなるのが魅力です。発色も鮮やかです。
ちなみに屋内での使用としてお勧めしています。
アクリルサイン製作手順
ざっとアクリルサインの製作手順をご紹介させて頂きます。
①透明アクリルプレートを準備
面取りなど、プレートに加工をしている場合、粉や屑がついているため、表面に傷をつけないことに注意して丁寧に拭き取ります。
また、裏側には埃やゴミがついていないか確認し、しっかりと汚れを取り除きます。
ここを怠ると後から後悔することに…
②インクジェット出力した透明塩ビシートを準備
アクリルプレートの裏側から水貼りにてシートを貼っていきます。
裏側からの為、デザインは反転した状態です。アクリル本体(裏側)にしっかりと水を吹きかけます。
離型紙を外した透明塩ビシートにも同じく水を吹きかけます。
汚れていない奇麗な手でシートを持ち、ゆっくりとアクリルに降ろしていきます。
この時シートが作業台に触れたり、衣服に触れたりしないように注意しましょう、少しの汚れが命取りに!
シートをアクリルに乗せたら、水貼りのお供、ゴムスキージーで水を押し出します。
アクリルの外側に吹きかけた水がしっかりと出ていくことを意識してスキージーを滑らせます。
この際、力が弱すぎる、あるいは一定でないと空気や水が不規則に残ってしまいます。
しっかりと満遍なく押し出していきましょう!
この際、アクリルと透明塩ビの間にゴミが入っていないか要チェック!少しでも怪しいものを見つけたらシートをはがし取り除きましょう、水が乾いていく前のスピード作業です。
さっききれいに掃除したのに…
いつのまにゴミが…
というケースはあるあるですね。
③無地の白塩ビシートを準備
次は白の塩ビシートです。
ここまでは透明×透明でしたので、デザインもはっきり浮かんで見えないものもあるかもしれません。
手順は②の繰り返しとなります。真っ白のカラーがアクリルプレートの背景として足されることで、インクジェットの発色もより良く映えて見えます。アクリルとインクジェット
を引き立たせるための役割を白の塩ビシートが担っています。
④乾かして待つ!
濡れたアクリルとシートを乾くまで待ちます。
この段階で再度ゴミがないか、気泡が浮かんでいないか確認をします。
乾ききっていないと分かりにくいですが出し切れていない事も多々あります。
陽の光や明るい電灯にかざしてみるのもお勧めです。
⑤乾いたら…最後も肝心!
アクリルの外側に余分なシートがはみ出していると思いますので、カッターを使って奇麗にカットします。
カッターが滑って、アクリル本体を傷つけないように注意が必要です。
傷つけてしまうと結構目立ちます、ここまでの過程が台無しになりませんように。
再度、明るい光にかざしてゴミや気泡がないかチェックします。水垢などもきれいに拭きましょう。そして完成です!
製作でのポイント
見た目は複雑ではないシンプルなアクリルサインですが、実際に製作に取り組んでみると、とってもデリケートで気を使うことが多い看板です。
しかも、空気や水を抜き出すためにスキージーを駆使しますがけっこう体力も使います。
数十枚製作する場合などは腱鞘炎にならないよう気を付けてください。
力の入れすぎも良くないかもしれません。
【1 汚れを徹底排除!】
【2 ゴムスキージーでしっかりと水を押し出す!】
以上、透明アクリルサインの製作(裏張りの透明塩ビと白塩ビのシートを使用した場合)についてご紹介させていただきました。
ここまで工程などご説明しましたが、私はまだまだ看板製作修行中の身です。
もっと簡単な方法や、アクリルサインの製作、魅力など、さらに身に付けることができたら、また改めてご紹介させていただきたいと思います。
今回は製作についてのお話でしたが、看板をお探しの方、アクリルサインをご検討中の方など、是非お問い合わせください、お待ちしております。
お読みいただきありがとうございました。