イーゼルとは物を載せて固定したり、飾ったりするのに用いられる装具です。
一般的には絵を描く時に画材を固定したり、完成した絵画を展示するのに使用されることが多いですが、中にはパネルを置いてスタンド看板として用いることができる「看板用イーゼル」や「ディスプレイイーゼル」と呼ばれるものがあります。
看板用のイーゼルと絵画用のイーゼルは、何が違うのでしょうか?
今回は、両者の違いと、看板用イーゼルの種類・特徴についてご紹介します。
看板用イーゼルと絵画用イーゼルの違い
イーゼルの一番シンプルな形は、3つの脚で立つ「三脚」型が一般的です。
見た目は、看板用・絵画用どちらのイーゼルもほぼ同じといってもよいでしょう。
違いとしては主に用途による仕様の差で、看板用イーゼルは、置けるパネルの厚さや重量・サイズにバリエーションのある商品展開がされています。
「看板」となるイーゼルのため、見た目にもこだわったデザイン性の高い商品も多数ございます。
看板用イーゼルの素材による使い分け
看板用のイーゼルの種類は、素材によって大きく3つに分けられます。
「木製イーゼル」「アルミ製イーゼル」「スチール製イーゼル」です。
・使用場所は、屋内なのか屋外なのか?
・置きたいパネルの重さや厚み、サイズはどれくらいなのか?
こうした条件に合わせて商品を選びましょう。
以下に、各イーゼルの特徴を紹介いたします。
木製イーゼルの特徴とおすすめ商品
木製イーゼルは三脚部分が木でできており、ナチュラルで柔らかい雰囲気を演出してくれます。様々なジャンルのお店に合わせやすく、初めてイーゼルをご購入される方にもおすすめです。
木製のため水には弱く、基本的には屋内使用とされています。
【左】イーゼル1200H GXB-68
シンプル設計で使いやすく、とってもお値打ち!
サインシティで販売しているイーゼルの最安価商品です。
【中】フロントイーゼル T-140
オプションで水袋をつけることができます。
人通りのある場所などで使用する際には、ウエイトがついていたほうが安全ですよね。
【右】アルモード イーゼル MS553
すっきりとした形が美しい、高級感が漂う商品です。
和食店などにもよく合います。
アルミイーゼルの特徴とおすすめ商品
アルミの質感で洗練された雰囲気の出るアルミイーゼルは、ホテルやディーラーなど外観を重視するお客様へおすすめの商品です。
カラーラインナップも、シルバー・クローム・ブラック・ゴールドと豊富に揃っています。
また、アルミ製のため丈夫だという点もアルミイーゼルの特長です。ライトパネルやB0サイズなどの、大きく、重量のあるパネルを置く際にはアルミイーゼルを推奨しております。
【左】アルミフリーイーゼル600 AFEZ600
A0サイズに対応可能な、丈夫なアルミイーゼルです。
ライトパネルを置く際は、この「アルミフリーイーゼル」を推奨いたします。
ワンサイズ小さいタイプや、ウエイトアームとのセット品もございます。ウエイトを置くことでより安定感を得られますので、サイズの大きいライトパネルを置いても安心ですよね。
【中】カラーイーゼル EX-140
A1サイズ対応のイーゼルです。
3色のカラーラインナップから選べます。
また、木製と比べ軽量で毎日の出し入れが楽なので、アミューズメント施設などにもオススメです!
【右】ウェイタブルアルミイーゼル ワイド
B0サイズのパネルをタテ・ヨコどちらにも置ける、タフな商品です。
安定感のある四本脚タイプ。カラーはシルバー・ブラックの2色がございます。
スチールイーゼルの特徴とおすすめ商品
スチールイーゼルは、素材の強度を活かした線の細いフレームの商品が揃っています。シンプルで細身のスチール脚は、デザインを主張しすぎずパネルを際立たせます。デザイン性の高い商品も多く、ガーデニングなどに使用していだくのもおすすめです。
また、イーゼル同様にパネルを表示できる「パネルスタンド」と呼ばれる商品は、スチール製が多数を占めています。
【左】省スペース パネルスタンド VS-84 (ブラック)
VS-84は省スペース設計で、奥行きがわずか24センチです。設置スペースが狭く、看板を置くのに躊躇していた方でも安心して使用できます。
また、ウエイトが付属しているので、オプションで購入する必要がありません。
【右】アルモード デザインイーゼル ブラック MS192
可動式パネル受け付きの、安定感のあるPOPスタンドです。
脚部の線は細いですが、スチール製のため丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イーゼルはあくまでパネルを置くための台ですが、看板としての役割を十分に担ってくれるツールです。
「イーゼル」という物は知っていても、看板に使うというイメージがなかった方も多いかと思いますが、ぜひこれをきっかけに、イーゼルを使った集客・宣伝をしてみてはいかがでしょうか?
シンプル設計の商品が多く、どのような場所にも馴染むため、取り入れやすいと思いますよ!
以下の記事では、イーゼルとパネルのおすすめの組み合わせをご紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。