EV(電気自動車用)充電器の案内表示「CHARGING POINT(チャージングポイント)」のポールタイプ看板の製作風景をご紹介!

こんにちは、看板のサインシティです(=゚ω゚)ノ

脱炭素社会の実現に向けて全世界で二酸化炭素排出量の削減やゴミの削減の動きが活発化しています。

当然のことながらこの動きは日本でも動きが出ており、身近な部分で言えばガソリン車から「EV(電気自動車)」へシフトチェンジが加速している点です。

特にヨーロッパ諸国では自動車メーカーに向けてガソリン車の販売を禁止させる規制を出す動きまで見せて本格的に動いています。

日本国内の自動車メーカーは比較的遅れをとっていますが例外ではないため、各社EV車(電気自動車)の開発に注力をしている状況にあります。

そこで最近街中で増え始めているのは、「EV(電気自動車)の充電スポット」です!
そしてEV充電スポットを周知させる際に必要なのは看板ですよね?

その看板はどこで製作されているか?
実は当社で製作をしております(/・ω・)/
そこで今回のマガジンでは、EV標識のポールタイプの製作風景をご紹介させていただきます!

EV標識特集

EV標識サインの種類

みなさまEV標識のデザインには何が描かれているか覚えておりますでしょうか?
あまりデザインに記憶はなくとも商業施設や道の駅、サービスエリアに設置されていることは記憶にあるかと思います。

これは看板のデザインが全国で統一されていることが理由に挙げられます。

またEVの充電スポットの案内サインの正式名称は「CHARGING POINT(チャージングポイント)」と呼ばれており、東京電力の登録商標です。
そのため無償でデザインを活用することができますが、ドライバーの視認性を確保するため、図形や色の改変を禁止したり、設置場所・方法を限定したりするなど、ご使用にあたっては一定の条件があります。

サインシティでは東京電力のご担当者様へ確認を取りながら看板の製作を行っています。
ご安心して製作のご指示くださいませ。

そしてEVの充電スポットの標識については見たことあるかと思いますが、どんな種類があるかお分かりになりますでしょうか?

サインシティで製作する商品のラインナップとしては大きくは3つあります!

1. 路面シートタイプ

路面シートとは、アスファルトやコンクリートなどの地面に貼り付けるためのデザインシートのことを指します。

路面シートのタイプとしては大きく2種類あります。
① 貼付タイプ
貼付タイプは、シート裏面に粘着剤がついておりゴムハンマーなどで圧着施工させます。
ゴムハンマーでシートを叩いて地面に圧着させるため、簡単に施工することができて施工後の開放時間が早く済みます。

路面には貼り付けるであるため、エッジもキレイにイメージ通りそのまま表示させることができます。

火気が使用できない場所に施工できるため、比較的場所を選ばずご使用いただけます。

但し、ゴムハンマーでの圧着のみとなるため、車のタイヤによる擦り切れには弱いです。
そのため、タイヤの切り返しが多い場面では後にご紹介する溶融タイプがおススメとなります。

② 溶融タイプ
溶融タイプは、シートの上からガスバーナーで加熱し、シートを溶融して溶着します。
業務用のガスバーナーをお持ちであれば、簡単に施工することができ、施工時間も短縮になります。
透水性舗装などの目の粗い路面の施工に最適です。

デザインシート上を車が通る場合にもタイヤにより据え切りに強いです。
そのため交通量が多い道路や駐車場などの車のタイヤの負荷がかかりやすい場所に適しています。

EV路面シート

2. プレートタイプ

プレートタイプとは、サインシティで製作する場合にはあるアルミ複合板という3mm厚の板にデザインしたシートを貼り付けて製作する薄いプレートの看板となります。

薄いプレートであるため、壁面にビス止めをして表示をすることも可能ですし、小さなサイズによっては強力な接着剤と両面テープを併用して貼り付けることも可能になるかと思います。(施工主様のご責任となります。)

またご依頼いただければ裏面に平リブを取り付けての製作することも可能ですので、既存のポールに取り付けられます

また壁面に穴をあけられない場合には、プレートに穴をあけて強固な針金を通して取り付けることができます。

EV標識プレートタイプ

2. ポールタイプ

ポールタイプとは、支柱を地面に埋め込んで固定をし、支柱の上部に標識を取り付け、遠くからも標識が分かりやすく表示させる仕様のことです。

サインシティの基本仕様としては、支柱はアルミ押出形材φ60.5を使用し、カラーはアルマイトシルバーとなります。

表示面のプレートサインはアルミ複合板3mm厚を使用し、デザインを印刷したインクジェットメディアに屋外耐候性があるUVカットラミネートを施します。
そして製作したプレートサインの四つ角にコーナーガードを取り付け、裏面に平リブを接着させて加工します。

そしてお客様のもとへそれぞれご納品させていただきますので、電動ドライバーなどで組み上げて施工・設置していただきます。

EV標識ポールタイプ

EVポールタイプの製作風景を特別公開!

みなさんは実際に設置されているEV標識は商業施設や道の駅、カーディーラーの駐車場で見かけたことはあるかと思います。

ただ実際に製作されている現場は見たことないのではないでしょうか?
そこで今回は特別に「EV標識ポールタイプ」の製作現場をお届けします!

① デザインデータを出力

EVサインのデザインを出力する際の写真をおさめていなかったため、参考イメージとなります!
サインシティの規格サイズとしては、【450×450mm】【600×600mm】の②パターンとなりますが、
このように大判出力が可能であるため、ご指示いただいたサイズでの製作が可能となります。

そしてこの出力したシートにUVカットラミネート加工を施し、耐候性(色褪せや劣化を防ぐ)をもたせます。

② 出力したシートを板に貼り合わせ

① で出力したシートをアルミ複合板と呼ばれる板と貼り合わせていきます。
シートとアルミ複合板を貼り合わせるのにも技術が必要ではあるため、不器用な私には真っすぐに貼り合わせることが出来ません笑

スキージーと呼ばれる道具を使用し、しっかりと空気を抜きながら貼り合わせていきます。
そして出来上がるのが、よく飲食店や美容室などの壁面に取り付けられているアルミ複合板のプレート看板です!

③ 貼り合わせたプレート看板に平リブを取り付ける

プレート看板とポールを固定するために使用するのが、平リブと呼ばれる金具です。

この金具をプレート看板の端と平行になるように構造用テープなどを使用して外れないよう固定します。

④ 両面仕様の場合には金具をさらに取り付け。

両面仕様とする際には平リブに対してコの字型の金具をさらに取り付けます。
これをボルトナットで固定をして両面に表示面が見えるように加工します。

そして両面とも金具に取り付けたら、プレートの角に何かがぶつかっても破損や怪我をしないようにコーナーガードを取り付けていきます。

看板のデザインを邪魔しないようにシルバー色の金具となっております。
この金具を四つ角に取り付けて加工は完了となります。

⑤ ポール(支柱)を準備

そしてこちらがEV標識ポールタイプで使用するポールです。

規格商品としては、埋込寸法が500mm、地上に出ている部分が1800mmとなります。
このサイズ感がどのEV標識の定番サイズとなるかと思います。

キズがないかの確認をして出荷準備に入ります。

⑥ 梱包をして出荷準備完了

完成品は緩衝材で包み、ダンボールに梱包をして出荷準備完了です!

さいごに

いかがでしたでしょうか?
今回のマガジンでは、お客様が普段踏み入れることができない、看板の工場製作現場をお届けいたしました!

普段は私もお客様の窓口になるため、製作風景をじっくりと確認することが出来なかったので楽しかったです(^^)/

また改めてサインシティでは街中で活躍する看板を多く作っているのだなと実感し、製作スタッフの仕事の丁寧さに安心感をいだきました。

EV標識特集

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