看板通販サイト『サインシティ』です。
以前、下記の「デジタルサイネージについて調べてみた」記事を投稿させていただきました。
(宜しければご覧くださいませ^^)
前回の記事では、デジタルサイネージの特徴や機能をお伝えすることを目標に投稿いたしましたが、
今回は実際に導入するうえで、負担となる費用やコストについて触れてみたいと思います。
(本稿で上げさせていただく価格はあくまでもおおよその参考価格となっております、ご了承ください)
まず、初めに申し上げたいのは、
「デジタルサイネージを導入すると、コストってどれくらいかかるの?」
という疑問に対して「環境・目的・頻度」などによって大きく変わってくるという事です。
それぞれの機器の価格やランニングコストに対して幅がある中、細かい部分までご提示できかねる部分もございますが、ご参考になる面がありましたら幸いです。
目次
ディスプレイについて
デジタルサイネージを購入する場合、特に価格を左右するのはディスプレイです。
ディスプレイは小型の屋内用で7万円程から、屋外用で10万円程からが現在の相場となっております。
価格はあくまでもおおよその目安となっておりますが、デジタルサイネージは設置場所や使用形態に応じて種類は多種多様に存在します。
機能の違いにより価格も異なります。
価格の高いものになると、屋内・屋外含め40~80万円ほどです。
屋外用の大型ディスプレイになると100万円を超えるものも…。
始めから高価格な商品を購入するのはなかなか難しい決断となるケースも多いと思います。そのため、購入の際は見積もりを取った上での比較検討が必要です。
中でも、屋外用になるとそれなりの輝度(画面の明るさ)が必要になり、雨などの防水防塵対策も必要になるため値段も相応に高くなります。
特に需要があるのは、デジタルサイネージのスタンダードともいえる、店舗の入口に置くようなスタンドアローン型です。
スタンドアローン型のディスプレイは、ネットワークに接続せず、USBやSDカードで掲載内容を変えることのできるタイプです。
比較的、操作が簡単というメリットがありますが、コンテンツの内容を更新するための作業に手間がかかるデメリットもあると考えられています。
一方、ショッピングモールなどで見る機会の増えてきた、ネットワーク型のディスプレイ。ネットワークを通じて映し出す内容を変え、更新することができます。複数のディスプレイも一括で管理できるメリットがあるため、大型店舗に向いているタイプとなります。
また、家庭用のディスプレイや廉価なもので代用することも可能ですが、これらは耐久性に劣るため、デジタルサイネージとして店舗の営業中やイベントの実施中などの長時間に渡る使用には向いていないと思われます。
サインシティで展開中のデジタルサイネージのディスプレイはこちら!
ぜひご参考にご覧いただければと思います。
『デジタルサイネージ』通販一覧ページ
デジタルサイネージで
放映するコンテンツ
デジタルサイネージは、静止画のスライドショー表示や、動画、BGMによる効果でこそメリットや性能が発揮されます。
ディスプレイのみでは何も映せないために、放映するためのコンテンツが必要になります。コンテンツは、一般的に編集ソフトを使用し作成するか、コンテンツ制作会社へ依頼をする流れとなります。
ご自身、自社などでスマートフォンのアプリ、PCで画像や動画を作ることも簡単な時代です。その場合はコンテンツ自体の費用は大幅に抑えることも可能です。
しかし、デジタルサイネージの耐用年数である3~5年以内にどれだけの効果が上げられるかを考慮する上でコンテンツの質は重要です。
かわいい、かっこいい、おしゃれといったお気に入りのデザイン性もすべて収益に反映されるとは限りません。
プロのコンテンツ制作会社に依頼することが、導入コストに見合った宣伝効果が得られ、後々のコストパフォーマンスにも繋がると思います。
相場としては、画像のスライドショーが5万円ほどから、動画やCMの制作となると10万円以上となります。加えて、スライドショーの枚数、動画の時間が1分、2分と増えると金額も高くなります。BGMや文章を加えることによって価格も変わってきます。
こちらは制作会社により料金プランやシステムが変動しますし、お気に入りのデザインを制作してくれそうなところを探してみるのが良いかもしれません。
製作会社との打ち合わせなども必要になりますが、まずはお見積もりをしてみることから始めてみてはいかがでしょうか?
コンテンツ再生機器
基本的にデジタルサイネージディスプレイには表示機能しか搭載されていないので、コンテンツを放映するために再生機器を接続する必要があります。
USBメモリ
1,000円~3000円ほどで購入できます。容量などにより価格は異なります。
microSDカード SDカード
3,000円~4,000円ほどで購入できます。容量などにより価格は異なります。
STB(セット・トップ・ボックス)
ディスプレイ上に動画・画像を再生する際に必要な機器です。
作成したデータをUSBメモリ等に保存し、STBに接続すれば、静止画・動画の再生が可能です。
機種によって機能や価格が異なるため、映し出すコンテンツの内容等によって選ぶ必要があります。
使用する用途に最適化されたSTBを使用するメリットとしては、
・操作が簡単、
・本体がとても小さい
・導入コストが安くなる
といったことが挙げられます。
STB単体の場合、最安で1万円程度からありますが、ネットワーク接続ができるもの、縦置き対応など、機能が増えると10万円を超えるものもございます。内臓タイプの場合は、価格もディスプレイに含まれています。
CMS(配信を管理するシステム)導入
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、デジタルコンテンツを一元的に保存・管理してスムーズに運用できるソフトウェアの総称です。
CMSを使えば、複数のSTBに一括でコンテンツ登録して再生できます。
スケジュールを設定して、予定した日時に自動的に再生させることも可能です。逆に言うと、CMSがなくては指定のコンテンツを指定した時間帯に流すことができません。CMSは看板の中でもデジタルサイネージが持つ優位性を引き出すために必要なツールといえます。現在はクラウドサービスのCMSを利用するのが一般的です。
CMSは毎月1,000円程から購入できます。使用形態によりこれらの最適な組み合わせは異なります。こちらも機能やデータ量によって価格が変動し、10,000円ほどになることも。
その他
上記以外のデジタルサイネージにかかる主な運用コストを挙げていきたいと思います。
デジタルサイネージの電気代は
高いor安い??
主に月に2000円前後というのが相場となっています。
屋内用よりも屋外用のほうがより明るく表示する必要がある為、電気代も高くなることが一般的です。
ディスプレイの輝度によって左右されます。消費電力が大きいためです。屋内用の42~50型ディスプレイのサイネージを1台、毎日8時間ほど使用する場合では、月々1000円を切ることも可能です。
(1キロワットアワー単価27円、1日8時間30日使用の場合)
電気代についてはデジタルサイネージ以外に安いなぁと感じられた方も多いかもしれません^^
光る看板の電飾看板も最近ではLEDが主流となっておりまして、
そうした看板の電気代も月に1000円をきるような看板は多く、
ずっと電気をつけてるから電気代かかりそう・・
とイメージはあるかもしれませんが、結構お安くお値打ちに運用が可能です^^
工事費用はかかる?
ご自分で設置することで大幅にカット可能
現在、サインシティでお取り扱いのある製品は、主にスタンド型となっておりますので、お客様ご自身でディスプレイを設置することも可能です。
一方、壁掛けタイプや屋外の壁面に設置するなど、場合によってはディスプレイ設置の工事費用もかかってきます。
このほかにも、ディスプレイがうまく表示されなくなった場合の修理費用や、故障した場合の保証サービス、定期的なコンテンツの更新など様々なコストパターンが考えられます。
また、デジタルサイネージの業界では、購入だけに限らずレンタル及びリースを行っている企業様もいらっしゃいます。まずはお試しという意味で利用してみるのもアリかもしれません。
しかし、レンタルの場合は短期間の利用が想定されているため、長期間に渡ってレンタルをすると費用が高額になりがちです。
単日のイベントや、期間限定の場合においては有効ですが、正式にデジタルサイネージを導入する場合や、長期の使用となれば購入を検討していただくことをおすすめ致します。
初期費用こそかかるものの、その後は毎月のCMS利用料、電気代、メンテナンス費用のみで比較的安価な運用ができます。
さいごに
ざっくりとした内容にはなってしまいましたが、
以上がデジタルサイネージの導入にあたってかかる主な運用コストとなります。
一言でデジタルサイネージといいましても、
様々な商品ラインナップがあり、それだけ使用する環境や頻度、価格において大きな幅があるのがデジタルサイネージの特徴といってもいいかもしれません。
決まった予算の中で最善の製品を見つけることは勿論ですが、価格だけで決めてしまうよりも、まずは使用する上での目的や環境、使用頻度を整理することが一番の近道かと思います。
弊社サインシティでのお取り扱いは、数多あるデジタルサイネージの中でも特にお店などでご使用頂けやすく、運用コストも抑えれたものを中心に販売をしております^^
宜しければぜひチェック頂きまして、
もし何か少しでも疑問などがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ^^