看板のサインシティです!
今回は『アルミ丸パイプの規格』について詳しくご紹介をしていきたいと思います!
また、
『アルミ丸パイプのアルマイト処理って何?』
『丸パイプの用途ってどんなものがある?』
なども合わせてまとめてみました^^
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目次
アルミ丸パイプの規格について
アルミ丸パイプの規格について主なものは下記となります↓
外径(外径)
アルミ丸パイプの外側の直径を指します。一般的な規格では、外径が指定されています。例えば、直径が1/2インチ、3/4インチ、1インチなどの規格があります。
厚さ(壁厚)
アルミ丸パイプの壁の厚さを指します。壁厚はパイプの強度や耐久性に影響を与えます。一般的に、同じ外径でも壁厚が異なるパイプがあります。
材質
アルミ丸パイプはアルミニウム合金で作られていますが、その合金成分や品質基準によって規格が異なります。一般的な規格では、材質や合金の種類が指定されています。
長さ
アルミ丸パイプの長さは、一般的には標準的な長さで販売されていますが、カット加工されたり、カスタムオーダーされることもあります。規格によっては、長さの指定がされていることもあります。
表面処理
アルミ丸パイプには、さまざまな表面処理が施されることがあります。例えば、無塗装の素地状態、アルマイト処理、塗装などがあります。規格によっては、表面処理の仕様が定められていることもあります。
規格番号
各国の規格団体や産業規格によって、アルミ丸パイプの規格番号が付与されています。これにより、特定の規格に準拠した製品であることが示されます。
…以上の要素が、アルミ丸パイプの規格に影響を与えます。
製品を選択する際には、これらの要素を考慮して適切な規格のパイプを選ぶことが重要です。
アルミ丸パイプの表面処理について
アルミ丸パイプをご購入される際に、下記のような『アルマイト付き』と記載されている商品がございます。
アルマイト付きなどは上記でご紹介させていただきました表面処理と呼ばれる仕様となります。
主な表面処理である下記3つについてそれぞれのメリットやデメリットをまとめてみました^^
■無塗装の素地状態
■アルマイト処理
■塗装な
無塗装の素地状態
メリット
■自然な外観:
無塗装の素地状態は、素材の本来の外観を生かしています。そのため、素材の質感や色味がそのまま表現されます。
■コスト削減
表面処理を行わずに素地のまま使用するため、処理費用や塗料のコストを削減できます。
■環境への配慮:
塗料や化学薬品を使用しないため、環境への負荷が低いです。
デメリット
■耐食性の低下
無塗装の素地状態では、金属表面が直接外部の環境にさらされるため、耐食性が低下します。特に屋外使用時や腐食性の高い環境では、素地が劣化しやすくなります。
■外部からの影響:
外部からの汚れや酸化が素地に付着しやすく、見た目の美しさが長期間保たれない場合があります。
■メンテナンスの必要性
無塗装の素地状態では、定期的なメンテナンスが必要となります。定期的なクリーニングや保護剤の塗布が必要です。
アルマイト処理
メリット
■耐食性の向上:
アルマイト処理により、金属表面に酸化皮膜が形成され、耐食性が向上します。このため、金属が錆びたり腐食したりするのを防ぎます。
■表面硬度の向上
アルマイト処理により、金属表面の硬度が向上します。これにより、表面の耐摩耗性が向上し、傷や擦り傷が付きにくくなります。
■美しい外観:
アルマイト処理により、金属表面に均一で美しい色彩を与えることができます。さまざまな色の選択肢があり、デザイン性を高めることができます。
デメリット
■コストの増加
アルマイト処理は、表面を酸化させるための特殊な処理工程が必要となります。そのため、素地状態や他の表面処理に比べてコストが高くなる場合があります。
■処理時間の増加
アルマイト処理には複数の工程が必要であり、処理に時間がかかることがあります。このため、納期の延長や生産性の低下が懸念されます。
塗装
メリット
■デザインの自由度
塗装により、さまざまな色や模様を施すことができます。これにより、製品のデザイン性を向上させることができます。
■保護機能
塗装は金属表面を保護し、耐候性や耐摩耗性を向上させます。さまざまな外部からの影響に対して素地を保護します。
■耐薬品性
適切な塗料を選択することで、金属表面を化学薬品から保護することができます。
デメリット
■塗装剥がれ
不適切な塗装や外部からの衝撃により、塗装が剥がれるリスクがあります。特に外部環境の変化や機械的ストレスが加わる場合は、剥がれやすくなります。
■塗料の劣化
塗料は時間とともに劣化し、色褪せや剥がれ、ひび割れなどの現象が生じる可能性があります。特に屋外での使用や日光による影響が大きいです。
■塗装処理の複雑さ
塗装処理は複雑な工程を要するため、処理に時間と手間がかかります。また、塗装作業には熟練した技術が必要であり、施工の品質管理が重要です。
これらの表面処理方法は、それぞれに特徴があり、使用環境や用途に応じて適切な方法を選択することが重要です。
無塗装の素地状態は自然な外観が魅力であり、アルマイト処理は耐食性や美しい外観を提供します。
一方、塗装はデザインの自由度や保護機能がありますが、劣化や剥がれのリスクもあります。製品の使用環境や目的に応じて、最適な表面処理方法を選択することが重要です。
アルミ丸パイプの主な用途とは?
アルミニウム丸パイプはその軽量性、耐食性、加工性などの特性からさまざまな用途で利用されています。
主な使用用途は以下の通りです。
建築・建設業界
アルミ丸パイプは建築や建設業界で広く使用されています。
手すりや手摺、柱、階段の手すり、屋根の支柱、庭園やパーゴラの構造など、さまざまな構造物の製作に使用されます。
軽量で加工しやすいため、施工効率が向上し、耐食性も高いため耐久性が期待できます。
自動車産業
自動車の部品や構造体にもアルミ丸パイプが利用されています。
特に車体のフレーム、ボディパーツ、エンジン部品、サスペンションなどの軽量化や耐久性を求められる部分に適しています。また、アルミニウムの優れた伝熱性能は、エンジン冷却部品や排気系部品などにも利用されます。
家具・インテリア
アルミ丸パイプは軽量で丈夫なため、家具やインテリア製品にも広く利用されます。
椅子やテーブルの脚、照明器具、棚、カーテンレールなど、さまざまな家庭用品やオフィス用品に使用されます。
また、アルミニウムの美しい外観は、モダンで洗練されたデザインに適しています。
航空宇宙産業
アルミ丸パイプは航空宇宙産業においても重要な素材です。
航空機の構造体や部品、ロケットや宇宙船の構造体などに利用され、軽量化や耐食性、高い強度が求められます。航空機の構造部品や外装パネルなど、多くの場所で使用されています。
これらはアルミ丸パイプの一般的な使用用途ですが、他にもさまざまな産業や製品で使用されています。そのため、アルミ丸パイプは多岐に渡る分野で重要な役割を果たしています。
アルミパイプの形状は?
アルミパイプは、その名前が示すように円筒状の形状をしていますが、その詳細な形状はさまざまです。一般的に、アルミパイプの形状は以下のようになります:
円形パイプ
最も一般的な形状であり、断面が円形のパイプです。外径と壁の厚さが一定であり、内側は空洞になっています。この形状は一般的な構造用途や配管などで広く使用されています。
角形パイプ
円形ではなく、断面が四角形や他の多角形の形状をしているパイプです。角形パイプは、より角ばったデザインや強度が必要な場合に使用されます。建築や機械部品、装飾品などで利用されます。
楕円形パイプ
断面が楕円形をしているパイプです。円形パイプと同様に内部が空洞であり、外径と壁の厚さが一定ですが、断面形状が楕円形であるため、特定のデザインや構造に適しています。特に装飾品や家具の製作などで使用されます。
特殊形状パイプ
これは円形や角形、楕円形以外のさまざまな特殊形状を持つパイプです。例えば、六角形や星形、凹凸のある形状などがあります。これらの特殊形状のパイプは、装飾や特定の構造に必要な場合に使用されます。
以上のように、アルミパイプはさまざまな形状があり、それぞれの形状は特定の用途やデザインに適しています。用途や設計に応じて適切な形状を選択することが重要です。
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今回はアルミ丸パイプの規格や表面処理、主な使用用途などをご紹介させていただきました^^
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