バナースタンドの製作方法と組み立て方

バナースタンドの製作方法と組み立て方

バナースタンドは、イベントや展示会などで多く用いられる販売促進ツールです。プレート看板やスタンド看板より扱いが簡単で、使用後は「片付けて携帯できる」という非常に便利な看板です。

今回の記事では、バナースタンドの製作方法と組み立て方をご紹介します。特に組み立て方を理解していただくことで、実際に商品を使用する際のイメージもわきやすくなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

一瞬でコンパクトに。巻き取り(ロールアップ)式バナースタンド

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンド

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドは、名前のとおり、バナーを巻き取って本体に収納できるバナースタンドです。一度作ってしまえば設置・収納の手数を一番少なくできるバナースタンドです。

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドの製作【i-Lookの場合】

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドの製作
  1. 印刷したスクリーンに上部バーをつけます。付属の上部バーをスクリーンの横からスライドさせ、押さえて固定します。
  2. 下部バナークリップをつけます。印刷物の下部をバナークリップで挟み込み、コインのような薄く硬いもので溝をなぞって固定します。
  3. いよいよ巻き取りです。バナークリップを本体にセットし、バナースタンド本体の側面にあるロックピンを抜きます。
  4. ピンを抜くとスクリーンが本体に巻き取られていくので、スクリーンを押さえながらゆっくり巻き取ってください。勢いよく巻き取られると、印刷の剥がれや傷ができたり、スクリーンが破れたりする恐れがあります。

※バナースタンド本体にスライド式の脚がある場合は、脚を出して出来る限り安定した状態でスクリーンを巻き取ってください。

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドの組み立て方【i-Lookの場合】

巻き取り(ロールアップ)式バナースタンドの組み立て方
  1. バナースタンド本体の脚を出し、平らな場所に置いてください。
  2. バナースタンド本体または脚に支柱を挿し込む穴があるので、支柱をしっかり奥まで挿し込みます。スクリーンは重さがありますので、支柱の挿し込みが不十分だと穴から外れて大変危険です。よく確認をしてください。
  3. 支柱先端のフックを、上部バーの溝に引っ掛けます。フックと溝はかっちりとはまる設計になっています。外れるとスクリーンが勝手に巻き取られてしまいますので、しっかり固定されているか確認をしてください。
  4. 支柱を伸ばし、スクリーンが見え寸まで引き出されたら完成です。

※支柱は決まった高さまで伸び切るものと、好きな高さで調整できるものとがあります。後者のバナースタンドは、少しずつチェックしながら伸ばしていくか、二人がかりで調整することをおすすめします。

以上、巻取り式バナースタンドの組み立てです。

とってもシンプル! ハトメ式バナースタンド

ハトメ式バナースタンド

ハトメ式バナースタンドは、バナー四隅のハトメでをスクリーンを張るように設置するため、表示面を綺麗に表現できます。
ハトメ展張式バナースタンドの製作工程は非常に簡単です。まず印刷したスクリーンをカットする。次に、四隅に穴を開けてハトメを打つ。以上が製作工程のすべてですが、ハトメ打ちについて少し詳しくご紹介しましょう。

ハトメ式バナースタンド(主にハトメ部分)の製作

ハトメ式バナースタンド(主にハトメ部分)の製作
  1. 傷を防ぐためのゴム板の上に印刷したスクリーンを敷き、ハトメ抜き(穴をあける刃物)をトンカチで叩いて穴をあけます。
  2. ハトメ金具を取り付けます。ハトメ打皿に傘のような形の金具(以下ハトメ(傘))を置き、突き出た円柱の部分にスクリーンの穴を通します。
  3. ハトメ金具の平らなもの(ハトメ座金)を、凸部分を上にしてスクリーンの上に通します。
  4. 打皿にセットしたハトメ(傘)の円柱部分にハトメ手打ち棒を挿し込み、3〜4回ほどトンカチで打ちます。

きちんとスクリーンを挟めていればハトメ打ち作業は完了です。

ハトメ式バナースタンドの組み立て方【QSB-Yの場合】

ハトメ式バナースタンドの組み立て方
  1. バナースタンド本体を組み立てます。
  2. 上部の穴をバナースタンドの上に伸びた腕の引っ掛かりにひっかけます。スクリーンはたるんだ状態になります。
  3. (2)の状態で、下部の穴をバナースタンドの下に伸びた腕の引っ掛かりにひっかけます。
  4. バーが伸縮するので、後ろに回ってスクリーンがピンと張るまで伸ばします。

以上、ハトメ式バナースタンドの組み立てです。

分解して持ち運べる。上下展張式バナースタンド

分解してコンパクト! 上下展張式バナースタンド

上下展張式バナースタンドです。
こちらのバナースタンドは細かく分解できるものが多く、持ち運びもしやすいというメリットのあるバナースタンドです。

上下展張式バナースタンドの製作【I-Banner IIの場合】

上下展張式バナースタンドの製作【I-Banner IIの場合】
  1. 印刷したスクリーンの上下に、樹脂バーを両面テープで取り付けます。
  2. 樹脂バーを付けたら、上部バー・下部バーをそれぞれ取り付けます。※取り付けの際、印刷面を擦ってインクが剥げないよう注意してください。

上下展張式バナースタンドの組み立て方【I-Banner IIの場合】

上下展張式バナースタンドの組み立て方【I-Banner IIの場合】
  1. 上部バーに、上部接続樹脂パーツを取り付けます。
  2. 下部バーに、ウエイトも兼ねた下部接続樹脂パーツを取り付けます。
  3. 支柱を連結し、上下の接続樹脂パーツとつなげて立てれば完成です。※支柱の連結部分は、40mmほどしっかりと差し込んでください。差し込みが十分でないと、支柱が折れる可能性があります。

以上、上下展張式バナースタンドの組み立てです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、バナースタンドの製作方法や組み立て方とともに、スムーズに設置いただくためのポイントもお伝えしました。
バナースタンドについて気になること、お困りのことがありましたら、お気軽にサインシティにご相談ください。

バナースタンド表示面の生地素材や印刷については、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧くださいませ。

バナースタンドの生地素材4種類・特徴と選び方

バナースタンドの表示面製作 素材による印刷の違いについて

 

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