『ゾーン30』と書かれた安全標識の意味は?

看板通販サイト『サインシティ』では多くの安全標識/看板も取り扱っております。

今回はそんな安全標識で最近新しく

『ゾーン30』

と記載された標識があるようです。
どういった安全標識なのか調べてみました^^

新しい交通安全対策『ゾーン30』とは?

ゾーン30と道に記載されたもの、
もしくは下記のような安全標識を見られたことはございますでしょうか??

ゾーン30引用元:警視庁Webサイトより引用

このゾーン30とは

生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域(ゾーン)を
定めて最高速度30キロメートル毎時の速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を
必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行す
る行為の抑制等を図る生活道路対策です。引用元:警察庁交通局「ゾーン30」の概要

ということで、
たまたま最近見かけたことがあり、
調べてみたのですが、
実は既に9年前の2011年からスタートした交通安全対策のひとつということでした。

4月ごろのYahooニュースでも

『ゾーン30』って知ってます?

といったニューストピックスが上がってましたので、
おそらく私のように知らなかった方も多いのではないでしょうかね〜

最高速度30キロの規制標識や、
右折車線を設置・信号制御の見直しなどがされこのゾーン30内の自動車の交通を減らす取り組みのようです。

もし自動車運転中にこういった安全標識を見られた際には、
30キロ制限というスピードに気をつけて運転する。
ということが必須となってきます。

なぜ30キロ?

日本の交通事故の死亡事故が自転車に乗っている時/歩行中が半数以上も割合が高いようで、
それを減らす為の施策とのこと。

ゾーン30引用元:国土交通省Webサイトより引用

仮に自動車が時速30キロ以上で衝突事故が起こると歩行者の死亡率は下記のように上がり、

30~40キロ=2.7%
40~50キロ=7.8%

これが30キロ未満の場合は

20~30キロ=0.9%

と大きく減少するデータがあり、
ゾーン30の数字の根拠となっているようです。

確かに歩行者がいる狭い道路でもガンガンスピードを出している車もたまにありますからね。

まとめ

歩行者の方がいる場合は特に気をつけた運転が必要だと思いますが、
ゾーン30という安全標識があればより一層交通ルールを守って運転しないといけないですね^^

今後はカーナビもこのゾーン30対応が標準となっていくようですので、
まだ知らなかったな〜
といった方はお気をつけください^^

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