サインシティオリジナルスチレンボードで建築模型を作ってみた!

こんにちは!看板のサインシティです‼

みなさん建築模型を見たことはありますでしょうか?
おそらく戸建て住宅を建てられたことがある方、設計の相談をしに行かれた方は、設計事務所や展示会場などで見かけたことがあるかと思います。

また設計事務所で働かれている方はもちろんのこと、建築関係の学校で学んでいた方は実際に作ったことがあることでしょう。

そんな私も実は建築・デザイン関係の学校で勉強していた身であるため、建築模型を作ったことがあります!


※イメージ

こんな模型を作るには特別な道具やものが必要なのではないか?とイメージする方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはありません!
ネット上で簡単に手に入る材料で作ることができます!

今回は”スチレンボードで建築模型を作る!” をテーマにお話ししていきたいと思います。

建築模型を作るには「スチレンボード」がオススメ!

最初に、スチレンボードとは発泡スチロールを圧縮し固めた板材のことを指します。
板材といっても軽く、カッターなどで誰でも加工がしやすいという特徴があります。
サイズも豊富で大判からA4・B5など小さめのものまで展開があり、カラー付きなんてものもあります。

用途はさまざまで、店頭POP・展示パネル(等身大パネル)・模型制作 などがあります。
皆さんも知らないうちに、街中やスーパーで見かけているかもしれません。
ちなみにサインシティでも等身大パネル製作しています!

等身大パネル特集

建築模型の制作で使う道具について

さて、建築模型を制作する際ですが、特別な道具はいりません!

【準備するもの】
・カッター(刃はあらかじめ折っておかないとうまく切れない、無理やりカッターの刃を引くと発泡スチロールがボロボロに)
・カッターマット
・スチレン用の接着剤(ボンドでも可能)
・定規
あれば
・ピンセット(細かい物を取り付けたりするときは先の細いものを使うといい)

カッターは太さも種類もいろいろですが使いやすいもので大丈夫です。

基本的には、小学校や中学校で使用するような道具だけで作ることができます。

建築模型におすすめの「スチレンボード」の種類は?

次は本題のスチレンボードです。

スチレンボードの種類・サイズ・厚みは多種多様ですので、各自の用途に合ったものを選んでいく必要があります。
今回は建築模型に適しているものを紹介していきます。

【種類】
・素版  …何もコーティングされていないそのままの板

素板スチレン

・紙貼り …両面が紙でコーティングされている

紙貼りスチレン

・のり付き…表面がのりでコーティングされており、そのまま貼ることができる(片面・両面あり)

ノリ付きスチレン

建築模型は、表面はくっつけずに側面を貼り合わせる場面が多いので基本的には【紙貼り】を使用します。
ちなみに私は今回サインシティオリジナルシリーズのこのスチレンボードを使用して製作しました!

一般的なスチレンボードとは違い、TSプレミアムボードは反り対策がされています!
そのため短期間では反り返りにくく、展示会や発表会での使用におススメです!

★TSプレミアムボード 5mm厚 3×6判 紙貼り
TSプレミアムボード5mm厚紙貼り

【サイズ】
作りたい模型のサイズ感を考え、図面におこして、パーツごとの面積を計算していき、使うパーツの総面積を足して計算すると必要なスチレンの量がでてきます。
しかし、切るのに失敗をしたりパーツサイズの計算間違いだったりと予想外のミスとは隣り合わせなので、あらかじめ多めの量を見ておくと良いでしょう。

【厚み】
細かい模型を制作するときは細部まで作りこむため1㎜や3㎜厚など薄いものが適していますが、土台や屋根など厚みが欲しい部分は5㎜・7㎜厚などその都度使うものを変えていくとより理想の模型が完成します。

薄いものを使用した例↓

分厚いものを使用した例↓

ですが、スチレンボードは厚みが増すにつれて切った断面が斜めになるなど扱いが難しくなっていきます。
初めのうちは薄い物から使用していき、切ることに慣れていくのもいいと思います。

スチレンの詳しい切り方はこちらを参照↓

スチレンのカット方法

模型の作り方は人それぞれでも大丈夫ですが、ちょっとした知識としてスチレンの角同士をくっつけるときは、くっつけたいスチレンの厚み分だけ削るとピタっと合わさります。
このときに削りが甘いと浮いてきたり隙間が見えたりしてしまい、反対に削りすぎると紙の部分までカッターの刃が通り分断されてしまいます。

プラスαの工夫でさらにリアルさを!

他にも、スチレンボードに加え100円均一やホームセンターなどで売っている商品を活用することでよりリアルに近い建築模型を作ることができます。

↓↓

・細い木材:細い木材といっても種類があるので、数ミリ厚の工作に適しているものを選ぶ。建物の表面のアクセントや梁を演出することができる

・カラー用紙:壁の一部を違う色で表現したり、フルカラーで表現したりする際に使用できる

・芝生や岩、砂利(ミニチュア用の):エクステリアの表現に使うことができる

・プラバン:ガラス部分を表現するときに使える

・のり(ボンド):乾くと透明になるスチレン用ののりやボンドを使用し、池などの水辺に見立てることもできる。この時、のりの下に水辺の写真や絵を入れるとよりリアルに!

建物に木材やカラー用紙を使用した例↓

エクステリアに芝や岩を使用した例↓

さいごに

今回は、”スチレンボードで建築模型を作る!” についてお話ししましたがいかがでしたでしょうか?

建築模型は、建築物をミニチュアにすることで普段関われないようなスケールの物を、机の上で完結させられるとても楽しい作業です。
作る人によって個性も出るので世界でたった一つの作品を作り上げることができます。

始めてみる理由はどんなことからでもいいとおもいます。
家を買う前に自分で間取りや光の入り方を研究したい・アニメやドラマにでてくる家を再現したい・工作に興味がある などなど…

皆さんも是非一度、理想の建物を自身の手で設計・作成してみてはいかがでしょうか!

最後に、スチレンボードは用途や種類も豊富です。
看板のサインシティでは、様々なスチレンボードを取り扱っておりますのでそれぞれの用途にあったものが見つかるとおもいます。

☆↓サインシティおすすめスチレンボードはこちら↓☆

迷ったらコレ!おススメスチレンボード

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