合成紙は紙ではない⁈合成紙の種類と特徴を徹底解説!

看板通販サインシティです。
今回は合成紙をご紹介します。

インクジェットプリンタで印刷できる用紙は様々ですが、今回は破れにくいポスターとして最適な合成紙についてご紹介します。
ポスター印刷をするうえで重要なのは目的や用途に合った用紙選びをすることです。
具体的にはコート紙、光沢紙・フォト紙、合成紙、クロスなどのロール紙をどのように選択するかです。

破れにくい合成紙

合成紙は紙ではなく合成樹脂を主原料とするフィルム素材のものを表すことが一般的です。
紙ではなくフィルム素材のために破れにくく、耐水性もあるインクジェットプリンタ用のロール紙です。
見た目や素材感も紙と遜色が無いため、湿気や破れが気になる場合には合成紙を使用することをおすすめします。
最も安価なCAD用の普通紙と比べると厚みも倍程度あり、しっかりした感じがあります。
耐水性があるといっても基材が紙ではなくフィルムであるためであり、インクを受けとめて定着させる受容層が流れてしまう程の水に対しては効果がありません。
また、手では簡単には破れませんが、カッターナイフなどで切れ目を入れることで裂けてしまいますので決して破れないわけではありません。
合成紙にはのり付きとのり無しのものがあります。のり付き合成紙はラベル・シールなどの用途でご利用できます。
簡単に貼ったり、剥がしたりが可能な吸着のものから、粘着面の空気抜けが良く貼り損じがしにくい易施工、剝離時にのり残りの少ない再剥離など糊の種類もございます。

溶剤用合成紙

石灰石を主原料とする合成紙!?LIMEX(ライメックス)シート

一般的な合成紙は合成樹脂を主原料としていますが、LIMEX(ライメックス)は石灰石を主原料とし、紙・プラスチックの代替となる持続可能な社会に貢献する日本発の新素材です。
こちらも風合い的には合成紙の仲間と言えるのではないでしょうか。
LIMEXシート
LIMEXシートに関しては、こちらの記事でも紹介させていただいていおりますので参考にしてください。


LIMEX 電飾シート 看板業界のSDGs


溶剤プリンターにも合成紙

耐候性・耐水性をお求めになる場合には、溶剤インクのインクジェットプリンタがおすすめです。溶剤インクは屋外看板の印刷で主力となるインクであり、溶剤インク用の合成紙もあります。
屋外看板ではUVカット付きのコールドラミネートをすることが一般的であり、厳しい屋外の環境下でも印刷物を保護します。
溶剤用合成紙

ラミネートフィルムに関しては、こちらの記事でも紹介させていただいていおりますので参考にしてください。


ラミネートフィルムとは?看板業界の「ラミネート」の役割と素材の種類について説明します


サイズ

大判プリンター用のロール紙には、A2サイズ程度の420㎜幅からA1、A0、B2、B1、B0サイズに対応しているロール紙がありますので、長尺出力も可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は大判プリンター用のロール紙である合成紙を紹介しました。サインシティでは大判プリンターロール紙からスチレンボード、フレームなどPOP・販促材料までをNET通販していますので是非、チェックしてください。

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