合同会社とは？資金調達でのデメリットや調達方法を解説

看板通販サイト『サインシティ』です！

今回の看板ブログは
資金調達の面からみた『合同会社』のデメリット、
返済義務がある・なしの資金調達法をまとめてみました。
よろしければぜひチェックくださいませ！

合同会社とは？

合同会社とは、2006年に制定された会社法によって新設された会社形態の一つです。
会社法改正によって、有限会社が合同会社に移行することができるようになりました。

合同会社は、株式会社や有限会社と同様に、民間企業の一形態であり、法人格を持ちます。
ただし、合同会社は、設立にあたって出資者（通常は事業主）の数に制限がないことが特徴です。また、会社の運営において、役員と呼ばれるものが存在せず、代表社員と呼ばれる人物が経営を行います。

合同会社が資金調達におけるデメリット

合同会社が資金調達において抱えるデメリットとして、以下のようなものが挙げられます。

1. 認知度が低い

合同会社は、株式会社や有限会社に比べて、まだ認知度が低い会社形態です。
そのため、資金調達の際に投資家から理解されづらく、信用を得にくいというデメリットがあります。

2. 市場流動性が低い

株式会社の場合、株式を売買することで、資金調達が行えます。
しかし、合同会社の場合、出資者によって出資額が異なるため、株式会社よりも市場流動性が低いというデメリットがあります。

3. 投資家の信用度が重要

合同会社の場合、投資家の信用度が重要です。
出資額が大きい出資者ほど、信用度が高くなるため、出資額が小さい出資者は、投資家からの信用を得にくいというデメリットがあります。

「返済義務あり」の合同会社の資金調達方法

合同会社が資金調達を行う方法には、「返済義務あり」の方法と、「返済義務なし」の方法があります。
まずは、「返済義務あり」の方法について説明します。

1.発行済株式・出資証券の発行

合同会社が資金調達を行う方法の一つに、株式や出資証券の発行があります。
この場合、出資者に対して返済義務が発生します。株式や出資証券の価値は、会社の業績や将来性によって変動するため、投資家からの信頼が必要です。

2.社債の発行

もう一つの資金調達方法として、社債の発行があります。
社債は、債券の一種で、発行会社が債務を負う債権証書です。
発行会社は、一定の期間ごとに利息を支払い、債務を返済することになります。社債の利回りは、会社の信用度によって決まるため、信用度が高いほど低い利率での発行が可能となります。

「返済義務なし」の合同会社の資金調達方法

次に、「返済義務なし」の合同会社の資金調達方法について説明します。

1. クラウドファンディング

クラウドファンディングは、インターネット上で行われる資金調達方法です。
クラウドファンディングの場合、出資者は、投資家ではなく、支援者となります。支援者には、リターンが返る場合と、返らない場合があります。リターンが返る場合は、商品やサービスが支援金額に応じて提供されます。

2. エクイティ・クラウドファンディング

エクイティ・クラウドファンディングは、出資者が株式や出資証券を購入し、投資家としての権利とリターンを得る資金調達方法です。
エクイティ・クラウドファンディングは、一般的には「返済義務なし」とされますが、出資者が株式や出資証券を購入するため、将来的には、株主に対して配当金が支払われる場合があります。

まとめ

合同会社は、出資者数に制限がないことが特徴であり、資金調達において「返済義務あり」と「返済義務なし」の2つの方法があります。

「返済義務あり」の方法では、株式や出資証券、社債の発行があります。
これらの方法は、出資者に対して返済義務が発生します。また、株式や出資証券の価値は、会社の業績や将来性によって変動するため、投資家からの信頼が必要です。

「返済義務なし」の方法では、クラウドファンディングやエクイティ・クラウドファンディングがあります。
これらの方法は、投資家としての権利とリターンを得ることができますが、返済義務が発生しません。

合同会社が資金調達を行う際には、出資者の信用度が重要であることや、株式や出資証券の価値が変動すること、市場流動性が低いことなどに注意する必要があります。

サインシティでは大手モールへも出店しております！