建材とは？種類やCLTやLVLなど新たな建材も解説

看板・資材販売『サインシティ』です。
今回は建材についてその種類や役割、
現在の建材のトレンドなどざっとまとめてみました^^

『建材とは？何？？』

といったお客様がいらっしゃいましたら
ぜひチェックくださいませ！

サインシティではアルミ丸パイプやアングル・フラットバーなどアルミ建材をどこよりもお安く通販しております！
オーダーカットもご対応しておりますので、ぜひチェックくださいませ！

また、作業用品としてトラスコ中山商品もネット最安挑戦中です！

■アルミ丸パイプなど各種建材をヤフーショッピングでも激安販売中です！

建材の定義と役割

建築や工事現場において用いられる材料や部材を指す「建材」は、建築物の構築や補強に必要な要素です。その役割は多岐にわたります。まず、建築構造の支持や耐力を担う柱や梁、壁などの構造材としての側面があります。また、絶縁材や断熱材などのように、建物の環境面での快適性を高める役割も担います。建材は建築プロジェクトにおいて基盤となる要素であり、建物の性能や安全性に直接影響します。

主な建材の種類

建材にはさまざまな種類がありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。

1. 木材

自然素材である木材は柔軟性や断熱性に優れ、建築における古くからの主要な材料の一つです。木材は軽量でありながら強度があり、加工が比較的容易です。建築だけでなく、家具や装飾材としても広く使用されています。

2. 鉄鋼

鉄鋼は高い強度を持ち、大規模な建築物や構造物の製造に適しています。鉄鋼製品は耐久性が高く、変形や疲労に対する耐性もあります。一方で、腐食には弱いため、防錆処理が必要です。

3. コンクリート

コンクリートは水、セメント、骨材を混合して作られる建築材料であり、その耐久性や耐火性、耐候性が特徴です。RC（鉄筋コンクリート）やPC（プレキャストコンクリート）などの形態があり、建築物の構造や用途に応じて適切なものが選ばれます。

4. ガラス

ガラスは建築物の外観や内装において重要な役割を果たします。透明性や光の透過性を持ち、室内を明るく開放的にします。さらに断熱性や耐久性が向上した複層ガラスなど、機能性の高いガラス製品も開発されています。

5. プラスチック

プラスチックは軽量で耐久性があり、さまざまな形状に成形することができるため、建築材料としても利用されています。断熱性や防水性に優れた製品が多く、屋根材や断熱材として広く使用されています。

新たな建材として注目CLT・LVL

CLT（クロス・ラミネイテッド・ティンバー）

CLTは「Cross Laminated Timber」の略であり、厚い木の板を直角に何枚も積み重ね、接着加工して作られる木質系の厚型パネルです。この積層構造により、強度や耐久性が向上し、大きな梁や柱として使用されることがあります。
以下に、CLTの特徴と利点を示します。

強度と耐久性

CLTは複数の木材板を交互に積み重ねることで、強度を高めています。そのため、大規模な建築物や構造物の構築に適しています。また、木材自体が自然素材であるため、環境にやさしく、長期間の耐久性が期待されます。

軽量性

CLTは木材を素材としているため、比較的軽量です。これにより、建築物の耐荷重性能を確保しつつ、建物の重量を軽減することができます。また、輸送や施工の際にも便利です。

施工効率の向上

CLTパネルは工場で加工されてから現場に搬入されるため、施工効率が大幅に向上します。パネルごとの精密な加工により、施工時の誤差や廃材を最小限に抑えることができます。

環境への配慮

再生可能な素材である木材を主原料としているため、環境への負荷が比較的低いです。また、木材は二酸化炭素を吸収するため、建材として使用することで地球温暖化対策にも貢献します。

LVL（ラミネイテッド・ベニア・ランバー）

LVLは「Laminated Veneer Lumber」の略であり、丸太を薄くスライスし、繊維が平行となるように積み重ねて接着した木質系のパネルです。以下に、LVLの特徴と利点を示します。

強度と耐久性

LVLは木材の薄い板を積層して作られており、強度が非常に高いです。そのため、長大な梁や柱として使用されることがあります。また、木材が自然素材であるため、耐久性が高く、長期間の使用に耐えることができます。

サイズの自在性

LVLは寸法を自由に変えることができるため、建築プロジェクトにおいてさまざまな形状やサイズの要件に対応することが可能です。この柔軟性は、建築物の設計や施工において重要な利点です。

環境への配慮

LVLは再生可能な素材である木材を主原料としており、環境への負荷が比較的低いです。また、木材は生産過程で二酸化炭素を吸収するため、建築材料として使用することで地球温暖化対策に貢献します。

CLTとLVLはどちらも木材を利用した新しい建材であり、その特性や利点から注目されています。建築業界において、従来の建材と比較して施工効率や環境負荷の低減などの面で優れた選択肢となっています。

建材の特性と選択基準

建材を選択する際には、その特性が重要な基準となります。強度や耐久性、耐火性、断熱性などが挙げられます。地震多発地域では耐震性が重視される一方、極端な気候にさらされる地域では耐候性が求められます。また、建材の施工性や費用面も考慮すべき要素です。さらに、最新の建材であるCLTやLVLも、その特性を理解し選択基準に含めるべきです。

環境への影響と持続可能性

近年、環境への配慮がますます重要視される中で、建材の持続可能性も注目されています。建材の生産や廃棄に伴う環境負荷を低減するため、リサイクル可能な素材や再生可能な素材の利用が増えています。木材の再生建材であるCLTやLVLも、その環境への配慮から注目されています。

まとめ

建材は建築において不可欠な要素であり、建物の性能や安全性に大きく影響します。建材の選択は慎重に行う必要があり、用途や特性、環境への影響などを考慮して行うことが重要です。
木材、鉄鋼、コンクリート、ガラス、プラスチックなどの代表的な建材の特性や利点を理解し、建築プロジェクトに最適な材料を選択することが求められます。また、持続可能性や環境への配慮も重要な視点です。
再生可能な素材やリサイクル可能な素材の使用が増えており、建築業界では環境負荷の低減に向けた取り組みが進んでいます。

さらに、新たな建材であるCLTやLVLなどの登場も、建築業界に革新をもたらしています。
これらの素材は木材を加工して作られる集成建材であり、特に木材不足が深刻化している現代において、国内外で注目を集めています。CLTは厚い木の板を直角に何枚も積み重ね、接着加工して作られる木質系の厚型パネルです。
一方、LVLは丸太を薄くスライスし、繊維が平行になるように積み重ねて接着した木質系のパネルです。これらの新建材は、軽量でありながら強度や耐久性に優れており、施工効率の向上や環境負荷の低減に貢献します。

建築業界では常に技術革新が進んでおり、建材のトレンドも変化しています。最新の建材トレンドを把握し、その特性や利点を理解することで、より効率的で持続可能性の高い建築プロジェクトを推進することが可能です。建材の選択には慎重な検討が必要ですが、その結果、より安全で快適な建物の構築に貢献できるでしょう。