サインシティの看板デザイナーが、業種別に看板デザインのコツをご紹介！店舗の雰囲気を伝えつつ、集客力がアップするデザインのポイントをお教えします。
今回はデザイナーOが担当します！
美容院・美容室を経営、営業される場合、店頭に置く看板は集客や情報発信をする上での最も重要なツールの１つです。その重要なツールである看板には、どのような情報を入れればいいのでしょうか。デザイン例を交えながら、集客力アップに効果的なデザイン方法をご紹介させていただきます。
——————————————————————–
美容院やネイルサロン・エステなどの看板デザインサンプルを多数ご用意しております！
——————————————————————–
目次
美容院・美容室の看板デザインで大切なこと
まず、美容院というのは、ヘアスタイルのイメージチェンジや、大切なイベントの前に、様々な節目、気分転換、といったきっかけで来店されるお客様が多いです。「スッキリしたい」「おしゃれにしたい」「次の季節にむけて」といったお客様の前向きな要望を叶えられるお店、と気づいてもらう必要があります。また、この美容院は自分に合いそうだなと、心惹かれるものを与えられるといいでしょう。
美容院・美容室の看板デザイン例：基本的なデザイン
色について
最近は自然を想像させるような落ち着いた色（黒・茶・グレー・カーキ・ベージュ等）の人気が高く、よく使われます。ただし、個性的なヘアスタイルづくりが得意なお店の場合は、特徴が伝わるような配色やトーンがいいでしょう。店内の配色をヒントにすると看板と店内に統一感が生まれ、雰囲気を伝えやすくなります。
文字情報について
美容院の場合、どのお店も単品のメニューから、セットコースまで数多く存在しています。そのため、看板にはメニュー・コースを記載することが必要になります。また、価格も重要な要素なので、併せて記載するとお客様も安心して来店できます。
フォントについて
丸みのあるフォント（丸ゴシック体など）はやさしい印象を与えるので、お子様向けのお店や親子カットを売りにしているお店などに好まれます。明朝体はしなやかさや繊細さ、落ち着いた様子を印象づけますので、大人な雰囲気にしたい場合におすすめです。オーソドックスに仕上げたい場合は、ゴシック体がいいでしょう。読みやすさという点でとても優れています。
写真・イメージについて
使用する写真は重要です。カットモデルの写真をいれるとイメージが伝わりやすくなります。また、その写真によってお店の雰囲気を決めることにもなります。光の当たり方や表情などもこだわりましょう。写真やイメージは小さすぎるとわかりにくいので、ある程度の大きさが必要です。
美容院・美容室の看板デザイン例：カットモデルの写真をメインにしたデザイン
イメージに使用した看板：タテヤマアドバンス アドフレーム ADO-Vシリーズ ADO-V40A
カットモデルの写真をメインに配置することで、ぱっと見で美容院だということが連想できると思います。
文字情報について
メイン写真の下に、美容院ならではの「カット」「パーマ」「カラー」といったメニューを価格と合わせて配置して、お客様が来店時をイメージしやすくなるようにしています。下部には電話番号、営業時間や営業日を載せて、実際に来店や予約をしてもらいやすい流れを作ります。
＋αの情報について
カットや、カラー、パーマといった一般的なコース以外に、「ヘアーセット」「メイク」「着付け」などができる場合はそれらを看板に加えると目を引くでしょう。美容院は「１回きり」で終わるのではなく、「定期的に長く通いたい」と思っていただく必要があります。ヘアーセットやメイク、着付けもお願いできるというのは「様々な場面にも対応してもらえる」という安心感を同時に与えていると思います。お客様も、自分の髪や好みを知っているスタッフにメンテナンスをしてもらったほうが安心ですよね。
美容院・美容室の看板デザイン例：店舗看板のトータルデザイン
イメージに使用した袖看板：三和サインワークス 1515角丸アルミ 11-11 W450×H450
袖看板のデザイン
壁面に設置する袖看板は、ここがお店だと分かるようにする必要があるので、シンプルに屋号でまとめると分かりやすいです。この美容室は、エスニックな雰囲気のパターンを基調にしているため、看板に共通して取り入れると統一感が生まれ、お客様の印象にも残りやすくなります。
屋外壁面看板のデザイン
横長のものは、お店から離れた人通りの多い場所に設置する「屋外看板」をイメージしたデザインです。印象に残ることで、機会があったら利用したい、と思っていただけるようにつくる必要があります。そのため、店頭に置く看板より情報を絞り、ぱっと見で、どのようなお店なのかを見る人にわかってもらう必要があります。
美容院・美容室の看板デザイン例：ヘアカット専門店のデザイン
イメージに使用した看板：Aサイン AエースW450×H900 両面 A-459
おしゃれや雰囲気重視のお店の真逆でお値打ち、手軽さをうたったテイストになっています。写真のイメージ、雰囲気よりもまず、「ヘアカットが1,000円」という最大の売りを全面にアピールさせています。このような形態の美容院は駅前、駅中に多く存在するため、通勤通学等のお客様の集客を見込めます。
文字情報について
- 女性男性、年齢問わず、どのような方でも利用いただける点
- 年中無休という点
手軽さと安価という売りを前面に出したデザインにします。
まとめ
今回は美容院という業種に絞り、看板デザイナーの目線から、おすすめの看板デザイン、デザインする上でのコツをご紹介させていただきました。ご紹介したように、お店のコンセプトによって看板のデザインは幅広くなります。この記事を読んで、看板の買い替えや、リニューアル、新規OPENに向けてご準備をされている方の手助けができればと思います。
サインシティでは経営されている皆様のお店のコンセプトやご要望に沿ったオリジナルのデザインを提供しております。ぜひご相談くださいませ。
オリジナル看板デザイン集（業種別）
サインシティの看板専門デザイナーが作った看板デザインを多数掲載しています。ご希望に近いデザインがございましたらお気軽にお申し付けください。
