看板通販サインシティです。
今回は昨今話題のSDGsへの取り組みとしても注目を浴びている「段ボールパネル」をご紹介します。
その前に改めてSDGsについてですが、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
世界中の企業・サービス・製品で取り組まれていることから、
ニュース等で見たり聞いたりする機会も多いのではないでしょうか。
しかし、持続可能な開発目標と言われても…
言葉だけではイメージが湧きにくいと思いますので、少し砕いて説明しますと、
「地球上で起きている様々な問題・課題を皆で協力して解決し、幸せに暮らし続けていくための目標」
といった内容になります。
【参考】「SDGsとは?
外務省「SDGsとは?
SDGsで段ボールが注目される理由とは?
それでは、なぜ段ボールがパネル用途として改めて注目されているのでしょうか。
段ボールといえば製品の梱包材としての利用が一番身近ですが、実は段ボールの原料の90%以上が使用済みの段ボールからリサイクルされて作られています。
さらにリサイクルされる工程においても環境への負荷が少なく、繰り返し使用できるといった非常に優秀な資源です。
使用済みとなった段ボールはまたリサイクルされ、別の段ボールとして生まれ変わっていきます。
こういったリサイクルのシステムが確立されている為、
SDGsに掲げられている17個のゴールのうち、
ゴール12の
「つくる責任、つかう責任」
に当てはまるのです。
ゴール12の中には具体的に、
【廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。】
といった内容があるため、段ボールはこの要件を満たしており、再注目を浴びています。
※自治体によって廃棄・処理方法が異なる場合もありますので、その場合は各自治体の方針に従ってください。
スチレンボードの代用品に段ボール利用の動きも
看板業界において、板材として広く利用されているスチレンボードやアルミ複合板には
「発泡プラスチック材」
が使用されていますが、
段ボールと比較しての資源のリサイクル率が少ない事や、
レジ袋の有料化に代表されるように世界的な脱プラスチックへの取り組みも相まって、
一部百貨店様においても展示に利用するパネルを段ボール製に切り替えるなどの取り組みも出てきています。
しかし、世の中のすべてのパネルや看板を段ボールに切り替えることは現実的に難しく、段ボールですので当然屋外での使用には適しませんし、他にも反りへの耐性、表面の平滑性においては、アルミ複合板やスチレンボードといった板材に軍配があがりますが、用途や使用する場所の条件を満たす場合には、段ボールを製作材料の選択肢の1つに加えて検討されるのはいかがでしょうか。
サインシティでもコロナ対策商品にSDGs!
今回のコロナによって、
飛沫防止パーテーションは様々な企業様が販売をされました。
サインシティでも、各メーカー様の飛沫防止パーテーションの通販はもちろん、オリジナル製作でのパーテーション商品も各種販売させていただいております。
その中でも、SDGsを考慮した段ボール製の飛沫防止パーテーションは、価格の安価さもご好評をいただきましたが、SDGsへ取組みをされております様々な企業様からご注文をいただきました。
段ボール製の飛沫防止パーテーションは下記にて通販しておりますので、気になったお客様はぜひチェックしてみて下さい^^
まとめ
いかがでしたでしょうか、今回は段ボールパネルについて紹介いたしました。
SDGsの説明が多くなってしまいましたが、
段ボールを有効活用することで、
「SDGsへの取り組み」
「環境への配慮」
といった付加価値も、
また、今回取り上げたダンボール以外にも看板業界のSDGsに関連した記事も掲載しておりますので、併せてお読み頂けますと幸いです。
■LIMEX 電飾シート 看板業界のSDGs
■サーマルリサイクルRPFとは?【看板業界SDGs・ニチエ株式会社】